ここ2年ほど、たまに仲間と連れだって、滝に出かけるようになりました。

滝仲間、というよりは、旅仲間です。

旅が大好き、おいしいものが大好き、というお友達たちがいます。東京でもちょくちょく集まって楽しく過ごしているけれど、このところ年に何回か全国を旅して、日本の豊かさを満喫するようになってきました。

その旅の途中で、「滝ガールの滝案内」もプログラムに入れるのが、だんだん恒例になってきているのでした! あれこれ連れ回しているうちに、みんなもだんだん滝好きになってきている!

過去にはこんな旅をしてきていました。このブログにアップしていない旅もあるので、かなり頻繁に出かけていますね。

檜原村:2018年・滝初め【女子8人檜原村で新年滝ツアー!】
蓼科:春の開運滝ツアー@茅野【諏訪大社と多留姫の滝】
鶴岡:七ツ滝・山形県【鶴岡の百選滝!沢登りで幻の滝つぼへ】
北海道:白ひげの滝・北海道【リバーウォークで感動の大接近!】

滝と仲間と、おいしいもの。

これがあれば、わたしにとって最高に楽しい旅が約束されているようなもの!

今回の冬の軽井沢旅も、だいぶ前から企画されていました。冬の軽井沢って、かなり空いていて快適。近場だからこそ、1泊でも盛りだくさんに楽しめちゃう。

土曜日の昼過ぎに軽井沢集合して、日曜日の昼過ぎに軽井沢解散、というちょうど24時間の弾丸ツアーとなりましたが、わたしとしては贅沢すぎる旅でした。この仲間たちがまたほんと、それぞれに個性的でおもしろくて最高なもので…。

「滝と仲間と、おいしいもの」をテーマに振り返りたいと思います!

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まず、ぜんぜん予想していなかった、思いがけない滝との出会いがありました。

それが、ここ。軽井沢ブルワリーです!

浅間山の冷涼名水で仕込んだこだわりの「THE軽井沢ビール」。こちらはクラフトビール最大規模の工場で、予約をすると見学ができるんです。冬の軽井沢で、屋内でも楽しめる場所ということで、ビール大好きメンバーが揃っていることもあり行ってみることにしました。まあここは滝とは関係ないプログラムだと思っていたのですが…

エントランスに入ると、なんと…!

千住博さんの滝の絵がかけられていたのです!!

代表作「ウォーターフォール」シリーズです!

滝ガール、感激。

というのも、わたしは千住博さんの大ファンでありまして、このブログでもたびたびご紹介をしてきました。

千住博さんについて書いた最初の記事はこれ→ 千住博さんインタビュー&滝ガールコラムスタート 

最近は滝と芸術コラムでこんなのもかいてました→ 高野山金剛峯寺襖絵完成記念 千住博展【空海と奇跡コラボ】

軽井沢ブルワリーさん、千住博さんには相当強い思い入れがあったようです。

だって、工場の方の説明によると「この絵に合わせて、エントランスを設計しました」とのことですから。大理石の床にね、映ってるんですよ!

この作品のラベルで新しいビールも出ていました。滝じゃない千住さん作品のラベルのものは飲んだことがあったのですが、不覚にも知らなかったなあ。

ウェブサイトを見てみると、こうありました。

昔から千住画伯の作品に心酔していた弊社会長・和田泰治が2011年に開館した軽井沢千住博美術館を訪れ、改めて深い感銘を受けました。この出会いは、2013年6月10日に稼働した軽井沢ブルワリーの工場理念にも掲げられ、芸術の領域を共有する美術館的な工場として今日に至ります。

「美術館的工場」…!

友人たちにも、千住博さんがいかに素晴らしいのか、滝ガールにとってどんなに大切な存在なのか、を暑苦しく語りながら(笑)、工場を見学して回りました。

最後は試飲ができるんですけど、そのビアホールにも千住さん作品が飾られていました(原画ではないけど)。

で、肝心のビールの味わいなんですが、実はこの日はわたしが運転手だったのでここでは飲めず、持って帰って夜に飲みました。

一言で表すなら、「清涼感と調和」

千住さんが「美しいものを描こうとする私と、 美味しいビールを造ろうとする志が同じで意気投合した」と語っているのですが、なるほどなあ、と。ビールの味わいにも志の高さと美学を感じました。

軽井沢ビール、もともとよく飲んでたけど、ますます好きになってしまった!

軽井沢といえばもともと千住博美術館が滝ガール的なテッパンコースでして、(軽井沢千住博美術館【滝の魅力を引き出す最高の舞台】)冬は閉館中なので寂しく思っていたのですが、そうか、そんなときにはこの工場に来ればいいんだ!と…嬉しい発見でした。

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さて、夕方からはまた他のメンバーと合流。女8人で軽井沢の素敵なお料理教室「T’s Lab Karuizawa」のプライベートレッスンに押しかけました。

こちら→ https://www.tslab-karuizawa.com/

主宰のともえさんは、昨年春の蓼科の旅をご一緒させていただいてて、そのときにはわたしも滝にいくつかお連れしていました!その帰り、軽井沢のご自宅兼キッチンスタジオに少しだけお邪魔させてもらってて、素敵すぎるおうちとゆたかなライフスタイルに衝撃を受けたのでした。今回は、ともえさんのお料理教室、念願の初参加。

見た目も華やかなおもてなし料理をコースでつくっていきます。

写真はほんの、一部ですが…

(ゆりねと柚子のグラタン)

(いちごとトマトのカッペリーニ)

(ネギのマリネ)

難しそうに見えますけど、ちゃんとわたしたちにも実践できるレシピにしてくださっていて。実際に家に帰ってきてからもいくつかつくることができましたし。ともえさん、ありがとうございました!

宿泊はこちらでした。くつかけステイ https://kutsukake-stay.jp/

古民家をリノベーションしたお宿なんですが、これがまたすごい居心地が良くて素晴らしかったです。わたしたちは8人1部屋のドミトリーにワイワイ合宿のように泊まったのですが、個室のバリエーションもあるようす。軽井沢の滝にふらっと行きたいな、という時に今後もちょくちょく使っていこうと思っています。

(しつらえとかいちいち、センスがいいのです)

(「簡単な朝食がつきます」とのことだったんですが普通に豪華でした!)

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さて、翌日はわたしがガイドする滝パートです。冬の軽井沢の滝旅、装備の揃っていない友人たちをどこに連れていくべきか…ちょっと迷っていたのですが、今年はたまたま暖冬。雪があまり積もっていないので、それなら大丈夫でしょう!ということでこちらへご案内しました。

竜返しの滝です!

軽井沢の一大観光地、白糸の滝のすぐそばにある、穴場的な滝です。

竜返しの滝・長野県【リアル千住滝でリフレッシュ】 でも書いたのですが、この滝、滝の雰囲気が、千住さんの描く滝にちょっと似ている気がするんですよ。

前日に軽井沢ブルワリーで思いがけずみんなにも千住さんの滝の絵を見てもらっていたところだったので、リアルの滝も味わってもらいたくて。

いつもの冬だと雪が積もっているところですが、やっぱり大丈夫でした。

10分くらいの遊歩道をテクテク。見上げたらこの青空。冬の森ってこの明るさがいいんですよ。

この滝には、お料理教室をしてくださったともえさんと愛犬のモカちゃんジジちゃんも一緒に!雪にはしゃぐお二人さん、めっちゃ可愛かった!

滝の前で!

みんないい笑顔ね!友人からは「冬の滝に行ってみようなんて考えたことなかったけど、冬もいいもんだねと。伝えられて嬉しいよ!

続いて、やっぱりこちらにも立ち寄らないとね。

観光地として有名な、白糸の滝!

浅間山に降った雪が、何十年もかけて、清涼な滝となって現れる…同じリズムで幅広に落ち続ける潜流瀑はわたしの好きなタイプです。

それにしても、冬でもこの賑わい…!すごいなあ。

ここでは、リードを持たせてもらって、ジジちゃんとお散歩。

嬉しい体験でした。というのも、うちでも昔、チョコレート色のラブラドールを飼っていたことがあるので…この子たちと滝が見られたのも感無量でございました。犬と一緒に全国の滝めぐりをするの、いつかかなえたい夢ですね。

ありがとう!

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滝めぐりの後は、軽井沢の「おいしいもの」で〆です。

本場ナポリのピッツァがいただける「ア フェネステッラ」さんへ。

8人で来たからには、8種類8枚をオーダー。焼きたてピッツァが石窯から出てきたそばから次々にわたしたちの胃袋へと滑り込んで行きました(笑)。それぞれのおいしさについて語るとまためっちゃ長くなるので…割愛します。

それにしても今回もよく喋りよく笑った…!ともえさんのお料理教室と軽井沢の旅(+滝)は、これからも定番になりそうです。

次は初夏の軽井沢かな!楽しみです。