先ほど、長野放送「NBSフォーカス∞信州・涼感壮観 信州映え滝めぐり」が放映されました!観てくださった方、どうもありがとうございました。信州の滝、いっぱい出てきましたねー!

FOD(フジテレビオンデマンド)およびTVer でネット配信があります。放映終了後2週間は無料、その後有料会員のみとのこと。長野エリア以外の方もこちらでご覧いただけます。

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涼感壮観 信州映え滝めぐり

暑い夏にひとときの涼を与えてくれるのが、滝。高い山々に囲まれ起伏に富んだ信州は滝の宝庫。美しく、また驚きの姿も見せる、「映える」滝、映え滝の数々、そして滝めぐりの楽しさをご紹介する。
滝めぐり歴50年以上の中嶋重彦さんとは木曽の有名滝や乗鞍高原の秘境の滝、「滝ガール」坂崎絢子さんとは奥志賀渓谷や軽井沢の滝を訪ねる。
「映え滝図鑑」として紹介するのは、風変わりな滝や壮観な滝など。
いつまでも見ていたい滝の涼感映像をたっぷりとお届けする。

長野って本当に広くて、エリアごとに雰囲気が違うんです。それぞれのエリアに立派な山がそびえていて、当然その麓には素晴らしい魅力的な滝がいくつもあるわけで。

番組最初に登場した中嶋重彦さんは、そんな長野の滝マスター!滝仲間の間では「こだるさん」と呼ばれていて、わたしも以前、滝めぐりご一緒させていただいたことあります。秘境の滝、すごかったですねぇ。

一方、わたしのパートはまた趣が変わりまして、長野の美しい滝を舞台にして「滝ガール流の滝の楽しみ方」をご紹介いたしました。

今回、番組内でご案内した滝について、こちらでも少し書いておきますね。

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まずは、奥志賀高原の雑魚川。4年前に滝yogaのイベントをさせていただいた、思い出の場所でもありました。

その時の記事はこちら:【イベント】滝YOGAリトリート@奥志賀レポート(後編)

わたし自身も久しぶりに訪れた奥志賀高原。やっぱり素晴らしかったです。

ロケは8月初旬でしたが、ぜんぜん暑くない。ブナやミズナラの豊かな森に、爽やかな風が吹き抜けて、そこを歩くだけで心身が清められていくよう…☆

滝だけが目的ではなくて、その道中の自然をまるごと満喫して癒される、いわゆる「滝ガール的な滝との触れ合い方」をご紹介するという意味では最適な場所だったかなと思います。

大滝(おおぜん)の前で、吉岡麗アナウンサーと。

雑魚川の川底は「グリーンタフ(緑色凝灰岩)」という岩でして、その名の通り少しグリーンがかった色をしています。ダイナミックなナメ!

大滝の上流にある「ハーモニカの滝」もご案内しました。

ここは通常、遊歩道からは上から見下ろす形になるんですが、今回はぜひ近づいて撮影したい!ということで。わたしたちも沢靴やウェーダーブーツを履いて接近しました。

ナメ床を沢靴でチャプチャプ歩くのは大好きなんですけれど、実は、この雑魚川の床にはトラップがありまして。黒い藻が付着している部分はめっちゃ滑るんですよ。なので、けっこう大変でした、という裏話です。もしチャレンジしたい方はご注意を!

ちなみに、カメラマンさんは釣り人でもあるらしく、そんなコンディションでも余裕で機材を抱えて渡っていきました。

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そして、わたしがもう一箇所ご案内したのは、軽井沢です。

大好きな軽井沢千住博美術館。尊敬する心の師、千住博さんの描く「滝」への想いを馳せてきました。なんというありがたい機会…

千住博さんについては、この滝ガールのウェブサイトをはじめたかなり初期の頃から彼の哲学に感化されており、これまでもたくさん記事を書いてきています。

以下はその一部ですが…

個人的に千住博さんファンとして思い入れが強すぎるため、美術館でのロケが一番緊張しておりまして、何をしゃべったかあんまり覚えておらず… 伝わっていましたでしょうか。

そのあと訪ねたのが、軽井沢の名瀑、竜返しの滝。「千住さんの描く滝とちょっと雰囲気が似ているんじゃないか」ということでご紹介したのです。

この滝は落差自体はそんなに大きくないんですが、ちょうど川幅がきゅっと狭くなっているところに落ちているため、流身が真っ白に見えます。さらに滝つぼに注ぐ部分が勢いがすごくて、周囲に水煙が上がっているんですね。背景の岩とのコントラストも美しい。

ロケの日は夏休みシーズンということもあって訪れる人も多かった気がしますが、白糸の滝と比べたらかなりの穴場。ゆったり鑑賞できますよ。

みなさまも、美術館とセットで、ぜひ訪れてみてくださいね。

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ちなみに。

きょうの放映はわたしもオンタイムで見たい!ということで、長野放送放映エリアである御代田に来ておりまして、友人たちと一緒に鑑賞しました。

おおー、出たー、みたいな感じで、みんなで笑いながら。知っている人がテレビ出てるってだけでちょっと面白いですもんね。

テレビはこれまでも何回か出演したことがありますが、いまだに全然慣れません。目が泳ぎまくり、つっかえまくり。ディレクターさんの編集作業きっと大変だったと思います。

観ていただいた方、どうもありがとうございました!