もう10月も終わりますね!

わたしの住んでいる北杜市、八ヶ岳南麓にも紅葉の季節がやってきています。

こちらの近況としては、本当に久しぶりに「ソロ滝」(一人で滝に出かけること)をしてきました!

いつぶりなんだろうか…と振り返ってみると、最後に行ったのが妊娠がわかる前だったので、なんと約一年ぶりでした!大柳川渓谷に紅葉を見に行って以来だったのです。

大柳川渓谷・山梨県【富士川町のしみじみ紅葉スポット】

妊娠中もつわりが落ち着いてからは体調も問題なく、今年前半は滝のガイドはしていましたし、近所の滝には予定日一週間前まで出かけていました。

でもやっぱり誰かが一緒じゃないとやや心細かったですし、家族にも心配かけてしまうと思ったので、そういえば一人での滝は控えていたんです。産後は産後で、なかなか一人でゆっくり滝に行こう、という発想になりませんでした。

子どもと一緒に滝デビューができたらいいな、とはずっと思っていて、それはわりとすぐ叶えられていたんですけどもね。

【近況報告】子どもが生まれました 滝活動も再開します

ということで先日産後三ヶ月のタイミングで、ようやくソロ滝、してくることができました。

(滝ガールの性質をよくわかってくれている夫が「行ってきたらいいんじゃない」と送り出してくれました。感謝感謝! )

まさに、魂の原点回帰でした…!

もともと私は滝には一人で出かけるタイプでしたし「コレだよ…!コレが足りていなかったんだよ!」という感じ。別に遠出をしたわけではなくてご近所の清里の滝たちですが、やっぱり一人でじっくり滝と向き合えたというのは、私にとってすごく大きな意味があったようです。

三つの滝に出かけてきましたが、いずれもこの日は紅葉がベストタイミングでもありました。秋の美しい情景と滝と久しぶりに向き合えた時の感動を、こちらにも記録しておこうと思います。よろしければご覧ください!(出かけてきたのは2023年10月26日です)

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初めて出会う虹の大滝

まず訪れたのは、大滝です。大滝については産後初めての訪問になりました。

駐車場からは急な階段を降りてすぐなのですが、まずはこの鮮やかな紅葉が出迎えてくれます。なんというか、おいしそうな色合いという気がします。食欲の秋。大好きな季節!

さて階段を降りたら、滝はこちらです!

わあ。なんと、滝にはちょうど虹がかかっていました!

紅葉が美しいだけでなく、さらに七色の彩りが加わり、本当に美しい情景でした。ほれぼれ…

大滝には何度も訪れてきているのに、虹に出会ったのは実は初めてでした。南向きの滝なので、正午前後に滝つぼに光が差すことになりますが、ある程度、太陽の高度が低くないと虹を見ることはできません。10月下旬の日差しは虹にぴったりだったというわけですね。

虹が大好きなわたし。すっかりテンション上がっちゃいます。できるだけ近くで見たいのでサクサク滝つぼへ近づきました。

わーいわーい!

我ながら嬉しそうです!

この日最初に来る滝を大滝に決めたのは、ただなんとなく、という感じだったんですが… ここは谷が深めなので滝つぼに光が差す時間は短いんですね。ピンポイントにこの時間帯じゃないと虹は見えなかったはずなのです。滝の神様はちゃんと見守ってくださっていて、ちゃんと導いてくださっているのだな、とも思えました。

大滝は清里の滝のなかでも特に穴場。めったに人が来ることがなく、だいたいいつも貸切状態になります。この日も思いつくままに歌を熱唱したり、ほろりと涙したり(笑)。誰の目も気にしなくていい!これもソロ滝のいいところです。

このくっきり鮮やかな彩り、しかと目に焼き付けました…!滝の神様、ありがとうございました!

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虹の輝く千ヶ滝

次に訪れたのは、大滝の上流(大門川)に落ちる千ヶ滝。こちらも南向きの滝なのですが、大滝に比べるとかなり空間が開けています。「晴れている日のお昼過ぎ」には間違いなく虹が見られているのでこの日も期待して行ったのですが… こんな感じでした!

幅広の滝に、大きく弧を描いて。見上げれば青空に紅葉。あああ、地球…。

以前も千ヶ滝についてはここで書いたことがありますが(【北杜の滝日記】虹と私と千ヶ滝)、虹も一期一会、訪れるたびに表情が異なるんですね。

碧色に輝く滝つぼ、ゆらゆら浮かぶ落ち葉とのコラボレーションも素敵でした。

お昼ごはんに持ってきたのは、近くのベーカリー megane さんのサンドイッチ。チーズがたっぷりで最高に美味しい…。大好きな滝で大好物をいただく、贅沢すぎる時間です。

この日は千ヶ滝も貸し切りでしたので、ゆっくりと滝と対話できました。

産前産後も誰かと一緒にはたびたび訪れてきていましたが、一人で来る千ヶ滝は本当に久しぶりで、やっぱり特別なものがありました。

ここは祈りの場ということもあってか、いつもインスピレーションが研ぎ澄まされる感じがあります。ちょっとモヤモヤするようなことがあっても、それに対しての励ましをもらえるような。なかなか言葉にはできない感覚なのですが、背中を押してもらったり、喝を入れてもらったり…。

この日もわたしはある一つの信念、価値観との別れを明確に決めることができました。

もういらないもの、ザーッと流していただきました!バイバイ!

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吐竜の滝でわたしの喜びを思い出す

最後に訪れたのが、わたしのホーム滝とも言える吐竜の滝です。

どの時間に来ても素敵だけど、西向きの滝なので午後になると滝は光を浴び、より一層イキイキして見えるような気がします。

滝の周囲の木々たちはそれぞれに秋色を表現してくれています。苔の色もやっぱりなんだか秋色です。

吐竜の滝の前を流れる川俣川はところどころで流れが緩やかな「瀞」になっている部分があります。水面が鏡のようになり、そこに映り込む情景も秋はまた美しいのですよね。季節を感じるだけで、感動のあまり泣きそうになるわたし…!(笑)

滝のほうに目を奪われがちですが、目線を下げてみるとキラキラ宝石のような輝きに出会うことができます。よく目を凝らして眺めていると、水面のゆらめきに小さな虹をたくさん発見できちゃう。写真でもわかりますでしょうか?

川底に沈んでいる落ち葉たちがこんなに艶やかだなんて。うっとり…。

吐竜の滝は清里でも人気の観光地になっているので、この日は平日でもそれなりに週末ほどではないにせよ、賑わいを見せていました。入れ替わり立ち替わり、いろんな方がいらっしゃいます。みんな滝を眺めながらニコニコしてる。

わたしがこの滝を好きな理由はいろいろありますが、そのひとつには「人が癒されている様子も見られるから」というのもあるかもしれないなと思いました。

人が多く訪れているにも関わらず、この場の空気は清浄なままでして、老若男女(たまにワンちゃんも)皆さんが思い思いに滝を愛でていらっしゃるのを眺めていると、しみじみ嬉しく、しあわせな気持ちになります。滝好きとしては貸切状態で滝と向きあえることを重視しがちですが、吐竜の滝に限って言うとそんなこともないかなという気がしてくるのです。

わたしは、滝も好きだけど、人間も好きなんです、きっと。人間が自然の中でホッと顔をほころばせている、そんなシーンにたくさん出会いたい。これは、わたしの根っこにある強い願いなんだなと、あらためて感じました。

この日もついつい知らない方に話しかけそうになりましたが、さすがに怪しまれそうなのでやめました(笑)。わたしが北杜ではじめた「滝のリトリート」も、やっぱり皆さんとこの感動を共有したいという気持ちが大きいんですよ。それもつまり、誰かのためというよりは、まずはわたしのためなのかもしれない。わたし自身の喜びなんですね。

大切なことを思い出させてもらいました。

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わたしらしく本質を生きるために

ご近所での滝めぐり。短い時間ではあったのですが、それぞれの滝では必要な気づきがちゃんともたらされていた気がします。

一人でじっくり滝と向き合いたい、という気持ちも。

誰かと感動を共有したい、という気持ちも。

どちらもすごく大事。わたしの滝活動は(というかむしろ「人生は」)、どちらもあってこそなんだな、ということ。

子どもができたことで時間に制約ができたことは間違いないし、子どもと向き合う時間を最優先にしたいと思っています。何よりとにかく子どもがかわいいので、癒しという意味では家にいても十分すぎるほど受け取れています。

ただ、わたしがわたしの魂の本質を健やかに生きるためには、滝で過ごす時間が定期的に必要なんだということも、よくわかりました。これからも最適なバランスを見つけながら、日々を大切に過ごしていきたいです。そのために滝の近くに引っ越してきたわけですしね!

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最後に「滝のリトリート」についてのお知らせになりますが、私の方で企画催行するシーズナルツアー(北杜の滝の季節ごとの美しさを体感していただける定期開催の1dayツアー)につきましては、年内の開催は見送ることにいたしました。開催を待っていただいている方がいらっしゃったら申し訳ありません。ツアーとなると準備にもそれなりに時間がかかってしまうことが見込まれまして、まだそこまでの余力はなさそうでした…。いまはまず自分と向き合うことを優先させて、来年以降の活動については、また新しい気持ちで考えていけたらと思います。

もし滝ガイドのご希望がございましたら、よろしければプライベートガイドのほうをご検討くださいませ。こちらはリクエスト開催となっております。いつでもどうぞご相談ください。

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