大晦日です!
毎年恒例なのですが、1年の滝ガール活動を振り返りたいと思います。
こんなご時世で…2020年は滝ガール活動もぐんと量が減っておりました。
今年はわたしはお仕事の方でも変化があり、勤めていた会社を夏に辞め、年の後半は心身とも充電期間にすることにしました。
念願の長いお休みとあらば、きっとこれまでならせわしなく滝に飛んでいっていたと思うのですが、わたしにしてはずいぶんと大人しく、東京のおうちで過ごしていました。
ちなみに自粛期間中は、ゲームの中で滝めぐりしてました…!(ドハマりした「デス・ストランディング」より)
引きこもって暮らす中で、あらためてわたしにとって、滝が、そして旅をすることが、いかに大切だったかを思い知らされています。
年初に書いていた抱負については、正直、ちょっと意識できなかったかもしれないのですが、とにかく、わたしと滝との関係性を見直す1年になったと思います。
振り返ってみると、いくつか印象深いことがあって。
遠隔で滝のガイドをしました
5月の終わり頃、長野のテレビで滝を紹介する番組をやりたいということで。滝ガール、出演しました!
でも。
遠隔で…
zoomごしの滝…
鑑賞方法をオンラインレクチャー…
滝ガールの、新しい生活様式(受け入れがたい)!
蓼科の乙女滝、蓼科大滝をご紹介しまして。先方は「滝の魅力がわかりました!」って喜んでくれてたし、よかったんです。でも、やっぱり超さみしくて。普段だったらいつだってロケに飛んでったのに。一緒に感動したかった。
でも思ったのは、こういう時こそ滝なんだ!ってことです。
人と集まって対話することはできなくても、自然と対話することはできるんです。滝が持つ癒しのパワーにあらためて注目される方も多かったはず。
8月には関西のABCラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」に電話出演させていただいたんですけど、そこでもそれを感じました。
記事はこちら ↓
滝自体は、密とは無縁の場所です。日本全国にお住まいの方が、こういう時だし地元の滝に行ってみようかなって思ってくださってたら嬉しい。微力ですが、やっぱりわたしには滝について「伝える」という役割もあるだろうな、と思えたんです。
滝でのご縁がより大切なものに感じられました
滝を通じて出会った方々と、遠くでもつながっていることを感じました。
熊野新聞では引き続き連載をさせていただいています。夏に久しぶりに現地に訪れることができたんですが、「コラム読んでます!」と声をかけてくださる方もいて、東京からもつながれているんだなということが嬉しくなりました。
ここで書いてます ↓
これまで旅したいろんな土地から、美味しいものを取り寄せて楽しんだり、オンラインイベントに参加したり。
今年は機会は少なかったけれど、滝仲間との時間もしみじみ感謝です。こちらはプラリネさんと一緒に行ってきた、8月の飛騨小坂シャワークライミング。
この飛騨小坂のみなさまもそうですが、「お帰りなさい」と言ってくださるんですよ。本当にありがたいです。滝をやっててよかったなあって。
わたしにとっては、滝は大切なつながりをくれるものなのです。
滝ワーケーション 滝をもっと日常にしたい
最近「ワーケーション」という言葉をよく聞くようになりましたが、わたしも今年は「滝ワーケーション」なるものをやってみたんですよ。
記事はこちら ↓
滝に行って…
仕事して…
滝に行って…
これを繰り返す数日間。めちゃめちゃ、よかったんです。わたしのライフスタイルにとてもしっくりきていました。
これまでよく言われていたのが「仕事をしている時と滝にいる時とでは顔が違う」ということなのです。当然ですが、滝にいる時の方が、わたしにとっては一番自然でパワフルな「わたしが好きなわたし」なんです。だから、そのままのわたしで仕事もできたら一番いいのに… ずっとそう思っていました。
今年はリモートワークが当たり前になった記念すべき年。わたしの仕事は東京じゃなくちゃできない、と思っていたから頑張って東京で生きてきました。でも、そうじゃなくてもいいのかもしれない!と初めて希望の光が見えたというか…滝のそばで暮らしながら仕事ができるかもしれない。いまは、リアルに地方移住も考えています。
***
滝ガールとしては、滝との関係性を見直す1年となりました。立ち止まったことで、これまでわたしがやってきていた活動の意味を問い直すことができました。
わたしができることは、滝の魅力をより多くの人に伝えること。
仲間とつながるための滝。
そして、わたしがわたしらしくいるための大切な滝。
来年はこのウェブサイトも含めて、滝ガールの活動は少しリニューアルをしたいと思っています。
最後になりましたが、滝めぐりにお付き合い&ご案内くださった皆さま、滝ガールの活動を支えてくださった皆さま、ブログを読んでくださった皆さま。
本年もありがとうございました!
2021年もどうぞよろしくおねがいいたします。