佐賀県唐津の滝めぐり、続きです。
白糸の滝/男滝/女滝・佐賀県【柱状節理萌えの肥前町三滝】

ここが目的地でした!

見帰りの滝あじさいまつりです!

こちらの滝は、以前も訪れたことがありまして、前回は11月の訪問でした。あじさいの季節に絶対また来よう!と思っていたんです。ちょうどタイミングがあってようやく叶いました。

見帰りの滝・佐賀県【アジサイの滝はオフシーズンも大迫力】

●見帰りの滝・みかえりのたき●
佐賀県唐津市相知町伊岐佐。落差100mは九州一を誇る。滝とその下流沿いには町内の人によって50種約4万株もの紫陽花が植えられていて、6月の1カ月間「あじさいまつり」が開催されて賑わう。駐車場からすぐ。日本の滝百選。
来訪日:2019/6/16

日本の滝百選に選ばれており、落差は約100m!立派な姿に前回も感動したのですが、ここに彩りが加わるとまた素晴らしい〜!

時期としては最盛期の一歩手前!というぐらいでした。ブルー、ピンク、紫。

でも、あじさいって、管理が意外と大変なんですよね!

平成2年に町民が中心となってボランティアグループが結成されて、アジサイの苗を少しずつ植えて、剪定などの管理を行ってきたそうです。住民が主体となって大切にしているのが素晴らしいなあ、と思います。

あじさいまつりの季節中は、少し離れた場所に駐車場ができて、シャトルバスが運行されるのですが、この案内なども住民の方がボランティアで参加されているようでした。ありがたい!

あじさいは梅雨の季節のお花ですから、一般的な観光シーズンではないんですよね。そこをあえて狙うことで、集客に成功している例だと思いました!平日でしたがかなり賑わっていましたよ。

実はわたしはこの滝を訪ねるにあたって、せっかくなら近くで宿泊できたらいいなあと思っていたんです。

それで見つけたのがこちらの…

どさんこミラファームさんです。

浜玉町山瀬地区という、超山奥の集落にあります。見帰りの滝からどんどん山を登っていって、ダムも越えて…

やってきました!

わんちゃんと…

ニャンコちゃんと…

おうまちゃんと!

動物好きにはたまらない、体験民宿です。どさんこ馬2頭、ワンちゃん3匹、猫ちゃん9匹と自然のなかで暮らしていらっしゃいます。

「ミラファーム」は、ミラクルファームの略! 一度は廃村になった山瀬集落へ、数々の「奇跡」の連続で移住したオーナーご夫妻。素人からどさんこ馬を飼い始めたところから、今もたくさんの素敵なミラクルがおきているとのこと。

一番直近のミラクルの一つが、この仔猫ちゃんたち。山道を通りがかったら捨てられたばかりと思われる3匹が現れたのだそうで。

わたしのお膝で仔猫ちゃん3匹が戯れる!至福〜✨

まん中はオリちゃん♀、左がコウちゃん♂、右がサンちゃん♂。「おりこうさん、おりこうさん」と呼んでたら、もう名前これにしよ、となったそうです。

もふもふし放題の滞在。そしてオーナーご夫妻が本当に優しくて〜 この表情を見ていただければわかると思うんですけどね。愛情あふれるお二人。

なんとご夫妻は『人生の楽園』にも出演されたそうで!ビデオも見させていただきました☆

お夕食は、囲炉裏を囲んで一緒に!お母さん手作りのお惣菜たちが美味しかった〜!

そして食後に再び、見帰りの滝へ連れて行っていただきました。というのも、この季節、夜もライトアップしているそうなんです。そのことは知らなかったので、予想外の滝イベントに大興奮のわたし!

夜の山道の運転は慣れていないと怖いよ、ということでご夫妻と3人で出かけました。

夜の見帰りの滝は、こんな感じでした!

夜景の紫陽花と滝も素敵ですね!

でも、何と言っても感動したのが…

滝つぼにホタルが舞っていたんですよ〜!フワワフワワ〜!と。

(こんな写真しかないんだけれど…たくさんいたんですよ!笑)

幻想的な光景を目に焼き付けました😌

夜の滝を見に行ったことは何度かあるんですが、滝とホタルのセットなんて、わたしは初めて。そもそもこれまでホタルを数えるほどしか見たことないですし!

ご夫妻も見帰りの滝でホタルを見たのは初めてだそうで、とっても喜んでいらっしゃいました。「絢子さんがいらしてくれたからだわ〜」とおっしゃってくれて、嬉しかったなあ。

この日は満月。月明かりってこんなに明るいんだあ、と感動しました。ライトアップなしでもぼんやり滝見ができたかもしれません。

お宿の周りには何もありません。ただただ、自然がある。小川のせせらぎ、カエルの大合唱、そして満月の優しい光。そりゃもう、グッスリですよ。

たった1日の滞在だったけど、なんだか濃かったです。人生の先輩と、人生をどうやって楽しむか、いろいろおしゃべりできたのもよかった。

滝が目的だったけど、こうして必ず出会いがあるんです。やっぱり、旅っていいな!

けんじさん、けいこさん、どうもありがとうございました!

またお会いしましょうね!