四国の滝めぐり、続きです〜☆
引き続き、高知編!
前回までの四国の滝は、こちら
銚子の滝・愛媛県【地元で愛される新居浜の隠れ名瀑】
白猪の滝・愛媛県【氷瀑だけじゃない!子規&漱石を偲ぶ滝】
雪輪の滝・愛媛県【キャニオニングの王者!巨大な滝滑り台】
大樽の滝・高知県【集中豪雨で大変貌!幽玄の滝はおあずけ】
大暴れしていた大樽の滝をあとにしたあたりから、再び高知県は大きな雨雲に包まれ始めました…
そこからほかの滝に行くことはできず、その日のお宿へ。
オーベルジュ土佐山 http://www.orienthotel.jp/tosayama/
地元の資源を活用して地域の振興をはかるという集落経営構想から生まれた地域密着型のお宿です。高知市内から30分くらいと近いのですが、クネクネ山道を進んでいった先の、かなり山深い場所にありました。
温泉につかったあと、土佐の味覚をたっぷり味わいます☆
地元、高知酒造さんのお酒で、瀧嵐という銘柄がありました!
まさに嵐の日の滝見をしてきたので、ぴったり☆
サラダ&前菜。
お品書きには、土佐山野菜の生産者さんの名前もずらり紹介されていました。
お造りはやっぱりカツオですよね〜☆
メインは、窪川米豚のローストソテー。お野菜で土佐山の棚田を表現した、彩り豊かな一皿です。
〆は「キミガイイ」という地元の土佐ジローというブランド鶏の美味しい卵で、卵かけ御飯☆
地元の食材への愛をたっぷり感じるお食事で、こちらも幸せな気分になりました。
おなかいっぱい、ほろよい気分で眠りにつきまして…
翌朝!
嵐も去って、キレイに洗われた朝の景色はきらきらと眩しかったです。
お部屋からの眺め。
チェックアウトまでもう1回温泉に入って、ライブラリーでのんびり。
リピーターも多いそうですが、それにも納得!
お部屋は離れっぽくなっていて落ち着きましたし、おひとりさまでも気兼ねない感じで。時間がゆっくりと流れる隠れ家のようなお宿でしたよ。
……と、ここまでお宿日記みたいな感じになってしまいましたが、このオーベルジュ土佐山、近くにはいくつか滝があるので、滝めぐりの拠点としてもナイスかもしれません☆
今回、訪れた滝はこちらです。
●樽の滝・たるのたき●
高知県高知市鏡今井。鏡川ダム湖の奥,鏡川の支流穴川の最上流部。落差65mの2段瀑。大雨のあとには大樽を揺るがすような音がするためその名がついた。駐車場から遊歩道で徒歩10分ほど。
来訪日:2015/9/25
駐車場からすぐ、建物ごしにさっそく滝を望めます!
(建物は今は使われていないですが、以前は宿泊施設だったようです)
滝までは、キンモクセイが香るなかをプチ散歩。
滝の手前には、神社がありました。
「滝神宮」と書いてありますね。なんだか神聖な空気。
ここの解説を読んでみますと…
なんと!「良縁の滝」でもあるんですね☆
それでは、気持ちを引き締めて、拝みにまいりましょう。
こちらです!
良縁、という謂れもたしかに。落差65mというだけあって、ダイナミックで、とても気持ちのよい滝です!
1段目の滝壺が見えそうで見えないのもミステリアスでいいですね。先ほどの解説によると、ここには蛇が住んでいるという伝説があるのだそうです。
いつもより水量は、かなり多いと思われます!
自撮りしてみましたが。
水しぶきがすごくて、すぐにレンズが曇ってしまいました。
また昔、ここは雨乞いの祈願所だったそうです。こんなふうに雨がたくさん降ったあとには、御礼のために滝に会いに来ていたかもしれません。水しぶきを浴びながら、当時の地元の人々を思い浮かべたり……。
お宿で土佐山の食べ物をたっぷり味わってきたばかりなので、ちょっと親近感も覚えています☆
帰り道でお見送りしてくれたのは、彼岸花が咲き誇る棚田。これも昔から大切にされている大切な景色なんでしょうね。
土佐山、いいところでした〜!
四国の滝、あと少し続きます☆
こんにちは、初めまして
高知県在住の還暦過ぎのおじさんです(笑)
一昨日、旧鏡村の樽の滝に行ってきました。道が狭くて大変でした。
(建物は今は使われていないですが、以前は宿泊施設だったようです)
この建物は「樽の滝荘」、交通が不便なこの地で30年近く営業を続けてましたが、店主が高齢化の為に2007年に閉店したそうです。ツガニそうめんが大変美味しかったと聞いております。その後、2009年に直木賞受賞作家の坂東眞砂子さんがイタンリアンカフェをオープンさせ、ここに住んでいたそうです。
高知からコメントありがとうございます!! 樽の滝荘の情報、ありがとうございます。こんなところに!って驚きました。次の機会にもう一度訪れたい場所です。きっと水量によって雰囲気もだいぶ違うんだろうな!と思っています^^