男鹿川大滝/白滝・栃木県【濃い自然に包まれた沢歩き】

男鹿川大滝/白滝・栃木県【濃い自然に包まれた沢歩き】

今年の夏は、なんだか長かったですよね!

9月に入ったけれど、まだまだ昼間は残暑モード。夏の余韻のあるうちに夏の滝めぐりを振り返っておこうかと思います。

まず、7月頭、まさに夏の最初に出かけてきた滝めぐり。
久しぶりに滝仲間の江戸切子さんとご一緒しました。滝サイト「滝色」の管理人さんです!

前回、赤岩滝と天女滝に連れて行っていただいたのが、もう3年前だったので…(記事はこちら) 時の経つのは早いものですねぇ。

江戸切子さんはガチな難所もアタックできるスキルの持ち主ですが、今回はわたしでも大丈夫なくらいの程よい沢歩きと素敵な滝が見られる場所、ということでセレクトしてくださりました。

目的地は、栃木県の最北端、福島県との県境に流れる男鹿川です!

日光市横川というエリアになります。途中、国道121号沿いに不動滝という滝も見ることができました。ドライブインのすぐ近くから見下ろせます。

(滝つぼに降りる道は見つからなかった…)

そこからちょっと先、スタート地点は、キャンプ場「キャンプフィールズおじか」です。

キャンプ場のウェブサイトに、滝めぐりマップもありましたが(こちら)、滝についてはネット上に情報があんまり載っていませんでした。どんなところなのかワクワクしながらスタート☆

今年は6月のうちに梅雨明けしちゃったくらいでしたからね、見事に快晴です!

しばらく林道を歩いていきます。

近くには横川放牧場というのがあって、林道を歩いていると「A団地・B団地・C団地」とそれぞれに向かう看板が出ているんですが、今回はそっちには行かずにぐんぐん進みます。

実は、その途中でショッキングな場面にも遭遇しました。

林道の脇の林でガササササって音がするから何かと思ったら…

鹿さん!

足が引っかかって逃げられない。よく見たら、ワナでした。男鹿川って言うくらいだから、鹿が多いんだろうし、捕まえなきゃいけない理由があるんだろうと思うんですけど、わたしはワナにかかった動物を見るのは初めてだったのでちょっと動揺。(あとでワナに書いてあった連絡先に連絡しました…) 

山を歩く機会は比較的ある方だと思っていたけど、まだまだ知らないことが多いなあ…と、滝に行く前からいきなりいろいろと考えてしまいました。

さて、目印の尾ヶ倉橋を渡ったあと…

沢に降りると、まず一つ目の滝に出会いました!

男鹿川の支流、オガクラ沢が男鹿川に合流する手前で落ちている滝です。正式な名前はないみたいですが、仮称で「尾ヶ倉沢出合の滝」

落差は10mくらいでしょうか。丸みを帯びて簾状に落ちてくる優しげな滝です!

ここから沢歩きがスタート! ああ、水が気持ちいい…!

ここから本流を少し遡りますと…

すぐに次の滝が見えてきます。

こちらは、大滝と呼ばれているようです!

幅も広く、大きく二段構えになった渓流瀑のスタイル! 

岩が赤みがかった色で、ところどころが苔に彩られています。

上段の方に向かってみます。

どーん。

流れを細かく眺めていくと本当に飽きないんです…!

上段にできているプチ釜。岩風呂みたいになってました。浸かりたい…☆

上段から下を見下ろすとこんな景色です。開放感!青空が眩しい!

動画でも! 滑り降りたくなる感じが伝わりますでしょうか…

大滝を十分堪能して、次の滝へ。いったん、林道の方に戻るんですが、えっ、ここ登るの!?っていう斜面でした(笑) わたしはそのままだとちょっと怖くて、ロープを投げてもらいました。

林道をしばらくまた歩いたあと、再び沢へ。こんな感じの沢を遡行していきます。

意外と距離が長くて、あれ、道が間違えてたかな、と不安になったころに…

突然、見えてきました!

予想以上の迫力!! こちらが白滝です! 

か、かっこいい!

30mくらいでしょうか。躍動感が素晴らしい。生き生きと光の中を駆け下りてきます!

水しぶきを直接感じたいので、上段へ!

全体を見ると迫力があるんですが、近づいてみると繊細な表情が見られます。見どころがいっぱい!

苔ごしの水しぶきもいいですねぇ。

お昼ごはんを食べて、しばらくゆったり… 当然ながらここには他に誰も来ることはないので、濃い自然に包まれて本当に別世界に来てしまったようでした。幸せだったなあ。

名残惜しさを感じつつ、帰路へ。

支流にわさび田のあるところの道から帰りました。

こんなところにまで人が手入れに来ているんだなあ、とびっくり。綺麗な水でいいわさびができそうですけどね!

普段はお手軽な滝をメインに回っていますが、たまにこうして沢靴で奥地の滝に来ることで、自分の中の眠っていた野生が目覚めてくるような感じがあります。滝を見て癒される〜というよりは、もともと備わっていた生命力が戻ってくるというのかな。最初にワナに捕まってしまった鹿さんに出会ったということもあるけど、わたしたちは自然の中に生きているのだよな、ということを思い出します。

今回は往復で14kmの道のりを歩いていたことになります。東京で働いている時は1メーターでも迷わずタクシー乗るくらいのへなちょこですが、滝のためなら全然大丈夫だし、むしろ元気になりました。最近は健康のために運動しなきゃ、ってジムに通ったりしているけど、こうやって滝に出かけることはわたしにとって、何よりの健康対策なんだろうな、とあらためて思います。

とはいえ、なかなか一人ではここまで来られないので、サポートしてくださった江戸切子さんに感謝☆ 

ありがとうございました! またどこかご一緒しましょう!

江戸切子さんのホームページ「滝色」http://www.splasher.jp/