アクセス良好リラックス系ゆる滝が主な活動場所のわたしですが、滝の奥深い魅力を知るためには、やっぱり山奥の滝も訪ねたい…
そんなわけでたまーに、頑張って出かけてみてます。
去年は、
尾瀬の三条の滝や
飛騨小坂の回廊の滝など…
キツいけど、その道のりの果てに出会う滝の素晴らしさは格別だし、何よりそのプロセスで気付くことがたくさんある。
さて、今年は念願、この滝にチャレンジ!
赤岩滝!
奥日光の隠れた名瀑という噂☆
この間発行された『サライ』の滝特集でも、滝カメラマンの北中康文さんがお薦めされてました。
誌面の紹介も「ルートが不明瞭な箇所も多いため必ず経験者と訪れたい」とありまして、わたしだけでは不安すぎるので、今まで訪れることかないませんでした。
そんなわけで、今回は難所の滝チャレンジならお任せ!のこの方に連れていっていただきました!
江戸切子さん(滝サイト「滝色」の管理人さんです)☆
めっちゃ頼りになる!先生!
今回、わたしは先生にノコノコついていくだけでした。ありがとうございます〜!
行き方などは江戸切子さんのサイトに詳しいので、ちょっと割愛しつつ、その感動をレポートします!
江戸切子さんのサイトは↓
http://www.splasher.jp/waterfalls/yanagi_akaiwa.html 滝ライターとしてご紹介くださいました。(謎の肩書き!笑)
出発は奥日光、竜頭の滝と湯滝の間くらい、戦場ヶ原にある赤沼茶屋駐車場。
ここから低公害バスで、森の奥に入っていきます。マイカー規制のある場所で、奥日光でもあんまりメジャーじゃないエリアです。わたしもこの辺は今まで何度も来てるのに素通りしてたな…
ちなみに今回は赤岩滝だけじゃないロングツアーの予定なので、まだこの時点ではなんと5時半!
バス車窓から景色を眺めるだけでもいきなり幸せです☆
湿原に、朝もや。息をのむほど美しい…。荒らされてない感が最高。マイカー規制ナイスです!
わたしたちは「西ノ湖入口」バス停で下ります。他にまだハイカーは居ないようです。
いよいよこの林道からハイキングスタート!
で、最初に出会った看板。
よ、4.3km… 最初ひるんだんですが…
もう、朝日が徐々に照らし出す森が美しすぎて、長く歩くのも苦じゃないんです。人が普段はあまり訪れない場所だからこそ、のウルウルさ加減。
ルンルン歩いていきます☆
分岐には意外と親切に小さな看板や石積みの目印もあって。
わたしも頑張れば次は単独でも来れるかな、というくらい。
で、歩き始めてから1時間40分くらいで、
見えてきました!
わーお!
●赤岩滝・あかいわだき●
栃木県日光市中宮祠。落差計100mの段瀑。白根山の山中、中禅寺湖に注ぐ柳沢川を遡る。戦場ヶ原の国道120号線沿いにある「赤沼茶屋」から低公害バスに乗り「西ノ湖入口」で下車。徒歩で2時間弱。一部渡渉もあり。
来訪日:2015/7/26
堂々…!
段瀑ですが、落差は合計100mくらいとか。
その大きさは、右側に青いジャケットの先生がいるので、比較してください ↓
抜けるような青空から吹き出してくる、元気いっぱいの水しぶき!
赤岩滝という名前の通り、1段目あたりの岩盤が赤く光っていました。
よくわたしは、滝を人に例えるのですが、なんだかこの滝は人に形容しづらいような…
というのも、この滝、めっちゃ格好よかったんです。
明るくて、強くて、大きくて。ババーンと青空を背負ってますし。人のイメージが浮かんでこない、っていうのも、こういうタイプの格好いい人って、現実にはそんなに居ないからかも(笑)
ただ、自然そのものという感じ。それは、有無をいわさない感じの、格好よさ!
人間ってちっちゃいなぁ、でも、それも悪くないんだよなぁ。
自然に包まれる幸福感をたっぷり味わいました。
2時間歩かないと出会えない、それでも確実に来てよかった、滝好きになってよかった、と思える場所でした。
さて…でも、まだこの時点で8時過ぎ。
この日のチャレンジ、実はここから本番!
さらに先、素敵すぎる秘密の滝を目指したのですが……その話はまた次回に。
午後には、またこの滝に戻ってきましたよ。
日当たりが違うので、表情も少し変化していますが、相変わらずの偉大さ…
それぞれの滝時間をたっぷりとってから帰りました。
またぜったい来ようと思います! 時間ずらせば虹も見えるはずだし…!
ということで、続いては、秘密の滝のレポート。またアップします!
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