GWの最後は福島の1泊旅行に出かけていました!
1日目は地元の郡山観光交通さんがやっている旅行事業「孫の手トラベル」主催の素敵企画「Food Campツアー」に参加し、翌日はその「孫の手トラベル」ご担当の方をお連れしての「滝ガール入門ツアー in 福島」!
福島を食と滝から味わえる盛りだくさんの2日間となりました!
まず1日目の「Food Campツアー」の様子をご紹介しますね。
これは福島の野菜や果物をキッチンカーでシェフがその場で料理してくださり、“畑で味わう”というスペシャルな企画なのです。「Farm to table・table to Farm」がキーワード。
わたしが参加してきたのは記念すべき今年1回目、須賀川のおざわ農園さんで行われたイチゴの回でした。
題して「おざわ農園さん☆完熟苺尽くしツアー」!
しおりをいただいてワクワク気分を高めつつ、郡山から須賀川まで、30分ほどのバスの旅。参加者の方の自己紹介などもあって和気あいあい。
さて、農園に到着して迎えてくださったのが今回の企画者である孫の手トラベルの寺井さん、そしておざわ農園の小沢さんです。
ウェルカムドリンクをご用意してくださっていました。わーい!
とれたて苺をグラスに入れて、スパークリングワインを注いで。
オリジナルサングリアです。いきなりこういうの、すっごくアガりますよね。
今回このご縁をくれたお友達のあやのちゃんと乾杯。いつもありがとう!
思いがけないおもてなしからスタートして、ホクホクしながら、苺ハウスへ。
小沢さんから苺のことをいろいろレクチャーしていただきます。苺って大好きだけど、詳しいことは知らないものです。いつ日本に来たのかとか、どういう苺が美味しいのか、とか。味を追求して農法を試行錯誤されていることがわかりました。そして一番美味しい完熟の状態での流通にこだわっていて、直販のみの取り扱いだそうです。
お話を聞いてから、実食! 今回のツアーでは特別に摘み取り体験ができます。
お、美味しい…! 口に入れた途端にフワーって香りが広がって幸せ最高潮。噛み締めると甘みと酸味がバランスよく押し寄せてきます。これが小沢さんのこれまでの努力の賜物なんだと思うと、なおさら感動でした。
そして今回の企画のハイライト。農園レストランでいただく苺づくしのランチコースです!
苺ってスイーツ以外でなかなか出会うことがない食材なので、どんなメニューになって登場するのか想像がつかなかったんです。
苺コースに今回チャレンジするのは郡山ビューホテルの松岡料理長。「こういう面白い企画大好きなんだよね」という松岡シェフ。農園の風景に、この白い服が映えて格好良かった…!
やっぱり苺に合わせるならロゼワインかな、とセレクト。
最初はスープ。苺のヨーグルトスープです。滑らかなヨーグルトの酸味と苺の甘酸っぱさが絶妙にマッチ。ほんのり塩気がアクセントになっていました。いきなりニヤニヤが止まりません。
お次のメイン、待ちきれずキッチンカーで作られている様子をチラ見しにいったりしました…笑
いよいよテーブルに届けられました、苺の豚肉包みロースト!
ナイフを入れると… きゃ☆ かわいい苺ちゃんが登場です。キューン。
シェフがこだわっていたのは苺の食感。ただでさえ完熟の苺、グチャってならない火加減でローストするのがプロの技ですね。ここでもしっかり主張のある苺。バルサミコのソースともこれまたマッチしていて最高でした。
締めのスイーツは2種!
まずは苺のグラタン。カスタード&バニラアイスと、至福コラボです。
そして、インスタ映えの最高峰、苺パフェ。正しくは苺のミルフィーユ、パフェ仕立て。
見た目からして美味しいに決まっているんですけど、さらに想像を超える美味しさでした!
即座にインスタに投稿しましたが、みんなから羨望の的でしたよ。うふふ。そりゃあ、ね!
感動をくださったシェフ&パティシエとご一緒に。ありがとうございました!
大満足のFOOD CAMP! 次はどのツアーに行こうかな? とソワソワしてる自分がいます。
★FOOD CAMP 詳しくはこちら★ (孫の手トラベルさん公式サイト)
https://magonotetravel.co.jp/
さてここまで、滝の話の前に食の話でかなり書いてしまったので、福島の滝ツアーのことはまた次の記事にしますね。
ちなみに今回のように滝が出てこない記事は【番外編】ってことにしてます。たまたま番外編が2回連続になりました。
でも最近、番外編の方もわたしにとってとても大事なんです。滝を愛する滝ガールだけど、その地域の食や人、歴史など、周辺の文化も合わせて楽しみたいっていう気持ちがすごくあるし、そこからいろいろ学んでいます。なので、そこでの気づきも記録しておきたいんです。
今回のツアーについても、滝ガール的にとても勉強になりました!
このあいだの森林レクリエーションの講演会(記事はこちら)でもお話ししてきたような、「都市と山村の交流」の一つの形だと思うのです。
そしてカギになるのはやっぱり素敵な「人」なんだなあ、と。
熱い想いを持つ生産者さんと、その食材の魅力を引き出す料理人のコラボレーション。
そしてそれらを上手に結びつけてコーディネートする孫の手トラベルさん。着眼点が見事ですし、手間暇をかけて準備されているのがよく伝わってきます。だから参加者の皆さんも大満足で帰っていかれるんでしょうね。見た目がおしゃれなだけの企画とは、訳が違いました。そもそも地域への深い愛が根底にないとできないことです!
実際にこのツアーは大人気で、NHKのあさイチにも取り上げられたそうですよ。
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180614/1.html
面白いのが母体がタクシー会社というところ。郡山近郊ならバスの集合場所までタクシーで送迎してくれるというサービスがあります。もともとは地元の高齢者の方でも気軽に参加できるツアーをっていうことで孫の手っていう名前らしいんですが、これは誰にとっても嬉しいサービスだなと思います。
わたし自身、滝のツアーを企画したときにいつも悩んでしまうのが移動手段なので、タクシーと連携できるツアーの形ってかなり魅力的だし、他の地域でも応用できるアイデアだなあと思いました。
それでは滝の話はまた次回…☆