5月31日、全国森林レクリエーション協会さんのフォーラムで、またお話させていただく機会をいただきました!

2年前の森林共生フォーラムでも講演させていただいたのですが(記事はこちら)、またお声がけをいただきまして、ありがたい限りです!

今回は5人の事例発表のうちの1人として、登壇しました。テーマは「森林レクリエーション資源を活用した新たな山村と都市との交流」

これは、まさに! 
わたし自身が強く関心を持っているテーマです。普段は都市で暮らし、働いていて、お休みの時に全国各地の山村に出かけているわけですが、その行ったり来たりを頻繁にしているなかでも、「滝」という資源ってかなり魅力的だよなあ、といつも思っています。

ポイントは、都市の人々にとって、滝は癒し効果抜群の「パワースポット」であり、山村の人々にとって、滝はその土地の豊かな自然と文化を証明できる「観光資源」である、ということ。

都市で暮らす人と山村で暮らす人、この両者の交流を滝を通じて促進することは、わたしの滝ガール活動のやりたいことの一つでもあるんです。最近は実際にちょっとずつ仲間を交流させる試みをやってみたりしていて、けっこう手応えを感じています。都会暮らしの友人からはとにかく喜ばれますし、経済的な意味でも地方創生に多少は役立てられることもあるのではないかとも考えています。

まだまだこうして講演という形でお話することは得意ではありませんが、短い時間でみなさんに滝の可能性に興味を持っていただけるようにお伝えしてきたつもりです!

後半のパネルディスカッションでもお話しさせていただきました。

他のパネラーに、野反湖うらやまガイドの木村正臣さん、伊豆でトレイルランニングの大会を企画されているソトエの千葉達雄さん、体験予約サイト「アソビュー」の内田有映さん、そして、群馬県川場村村長の外山京太郎さん。

このメンバーのなかで一人肩書きが怪しいわけですが… 来てしまったものはもう気にしてもしょうがないので! 

パネルでは少し踏み込んで、滝を活用して交流を生み出すときのポイントとしてカギとなるのは、ガイドさんをはじめとした「人」だというお話をさせていただきました。ちょうど前の週末に東京の檜原村でイベントを開催してきていたので、まさにその檜原村の事例なんかもご紹介して。

旅する人が旅行先に求めるのって、美しい景色やおいしいもの、あるいは面白いイベントなどでしょうか。でもきっとそれだけじゃなくて、やっぱり人同士の深い交流をどのくらい生み出せるかがとても大事だと思っています。

パネラーのみなさまのご意見からも、安全のことや、お金を継続的に生み出せるような仕組みのこと、一つの新しい産業として考えていくことなど、すごく参考になりました。滝のことに興味を持ってくださったのも嬉しかったなあ。

終了後、来場者の方からも「滝をそういう観点で見たことがなかったので新鮮だった」「これからは滝に注目してみます」というお声がけをいただきました。ありがたいです。森林に詳しい方が集まっている会でしたので、滝情報もいただきました。

また機会があればこうした講演もやっていきたい! もっとわかりやすく興味を持っていただけるように話の構成とか考えておこうっと。

全国森林レクリエーション協会のみなさん、貴重な機会をどうもありがとうございました!