「滝のお話を、1時間してください」
…なんと! 先日、そんな嬉しい機会をいただきました。
お招きいただきましたのは、(一社) 全国森林レクリエーション協会さんが運営する「森林共生フォーラム」の研究会です。
森林共生フォーラムは「森林と人との共生に関する総合的な調査、研究、情報の収集・提供、セミナー、研修会等を通じて、森林機能の増進、地域の振興・発展などに貢献することを目的としています」とのこと。
会員の方は林野庁ご出身の方が多く、しっかりした会合のようだったので、謎の肩書き「滝ガール」の女がノコノコと出ていっていいものか…と思いましたが…
ノコノコ出てきちゃいました。ふふ。
テーマは
「人と地域を元気にする滝の魅力」!!
1時間もの長い時間、滝のことをプレゼンテーションできるなんて、夢のよう〜。もちろんこういう体験は初めてです。文章で伝える、ということをこれまで仕事でやってきましたが、「話して伝える」のはちょっと苦手…でもせっかくの機会、皆さまに滝の魅力をお伝えすべく! お話したのは、こんなかんじの内容です。
あらゆる角度から、ザ・滝づくし!
●自己紹介 滝に恋する滝ガール
●日本を「滝」で元気にしたい!
●「滝ガール」の生態 滝を深く味わうには
●日本は世界随一の「滝の国」
●滝でどうして元気になるの?
●お疲れ気味の現代人にとって、滝は「パワースポット」
●日本全国のローカルエリアにとって、滝は「観光資源」
●ひと工夫のアイデアで滝の魅力はアップする
●「滝×○○」 滝は組み合わせで輝く!
ともあれ、楽しくしゃべるのが一番ですよね。まずは「滝が大好きなヘンな女がいるぞ!」ということだけでも覚えてくださったらいいなぁ、と語り続けまして、あっという間に1時間。おかげさまで、皆さんの反応もすごーく温かくて😀 最後には質問もいくつかいただいて、楽しんでくださっていたようでした! よかったー☆
森林をフィールドに活動されている皆さんにとっては、滝もすごく身近な存在ですから、「滝の可能性」についても、すぐにピンときて、共感してくださる方ばかりだったのだと思います。
会場には林野庁からも森林活用ご担当の女子がいらしていて、滝ガールの活動にも興味を持っていただきました! 女子目線って大事ですよね〜! これからも何かアイデアを情報共有させていただけたらいいなぁ。
講演のあとは、懇親会にも参加しました☆
林野庁OBの方を中心に、全国の森に詳しい皆さま。「この地域にはこんな滝があるよ」といろいろと情報を教えてくださったり。今後の滝めぐりの参考になります!
ビールを飲みながら、とても楽しいひとときでした!
皆さま、ありがとうございました☆
今回のご縁、もともとは昨年のはじめに、森林レクリエーション協会さんの機関誌「森林レクリエーション」に滝ガールの記事を執筆させていただいたのがきっかけでした。
https://takigirl.net/archives/2963
これは本当にありがたい経験でした。というのも、3号とも「特集」のページを割いてくださっていたので、あわせるとかなりの文章量。それまでこのブログでは断片的に記事を綴っていたものの、体系だてて伝える、という場がありませんでした。この執筆で、あらためて滝について深く掘り下げ、そして伝えるために編集するという作業をすることになったのです。
以来、
「日本人にとって滝とは何か。どう付き合っていくべきか」
という…
ちょっと大きなテーマについて考えながら、滝をめぐるようになりました。ただの滝好きが高じて、その魅力をより広く伝えたい、というモチベーションが、今わたしの活動の原動力になっています。
誰かに「話す」というのはひとつのチャレンジでしたが、やってよかった!
また何か次の機会もいただけるよう、伝えるちからを磨いておきたいな、と思います☆