今年の氷瀑シリーズ!
続きましては、乗鞍の滝です。
飛騨小坂の氷瀑ツアーに出かける途中で、立ち寄りました。メンバーは小坂によくご一緒するえぬさん、そして2週連続でプラリネさんです。
わたしの大好きなあの滝が氷瀑になってるということで!
●善五郎の滝・ぜんごろうのたき●
長野県松本市安曇鈴蘭。乗鞍岳の麓、小大野川を落ちる。落差21.5m、幅約8m。三本滝、番所大滝とともに「乗鞍三滝」と称される。冬期は凍結する。
来訪日:2018/2/10
夏はこんな感じ! 天気がいい朝に訪れると虹がかかる滝で、最高に気持ちいいんです。
この滝、どんな風に凍っているのかしら? ワクワク。
駐車場からスノーシューを履いてスタートです!
林の間をフカフカと歩いていきます。
この日もとってもお天気が良かったんですよ〜。
この足跡は、うさちゃんかな?
道路から、10分も歩かないうちに、すぐ到着です!
この橋の先に…!
わあ!
見事に氷の壁!!
…を、登ってるー!
ここ、アイスクライマーさんの人気スポットらしいです。氷瀑になる滝にはよくアイスクライマーさんが訪れているとは聞いていましたが、わたし実際に遭遇するのは初めてでした。
へえ、こうやって登るのか! ピッケルみたいなのをガッ!って打って、つま先に爪が付いているアイゼンを引っ掛けて。安全用に一応ロープがかかってるけど、めちゃめちゃ怖いだろうなあ。この滝は幅広で垂直に近い滝だから、登りがいがあるでしょうね。
わたしはただ、見てるだけ。高いところが苦手なので、絶対無理!
アイスクライマーさんは、だいたい夏は沢登りをやるんですって。昔、沢登りをやっている人から聞いたのですが、彼にとって滝は「越えなくては」というハードルみたいなものらしいです。滝に対する思いというか「衝動」って、ほんと人それぞれなんだなあ。滝行をする人にとっては「打たれたい」だし、カヌーをする人は「落ちたい」だし…
滝ガールにとっては、滝は美しさを堪能するための芸術作品みたいなものなので… あんまりガシガシやって崩さないでね、できるだけそっと登ってね!って、ちょっとハラハラする気分にもなりました。
最初に珍しいアイスクライマーさんたちに注目していたけど、実際、氷瀑の様子も素晴らしいものでした。夏の様子を知っているだけに、その変化もダイナミックなのがいい! じっくり観察。
もりもりとクラゲちゃんのような氷が連なっているところがお気に入りでしたよ。
写真では全部凍っているように見えますが、実は左側部分には、氷の中を筒状に水が流れています。だから水音もちゃんとするんです。
ちなみにこちらが展望台の方からの眺め!
本当はこの奥に乗鞍岳が見えるはずなんですけども、曇ってしまっていました。
よく見ると…
あっ!
クライマーさんが、登りきっている!!
ロープを外しているところのようでした。
あれロープ外したあとって、どうやって降りるの…? ロープなしで降りるわけじゃないよね? っていうか最初は誰がロープかけるの?
…初歩的なことがわからない。次、クライマーさんに会った時にはロープどうしてるのか、聞いてみよう…
初めて遭遇したアイスクライミングの現場。滝にはいろんな向き合い方があるんだなあ〜と改めて感じました! みんな滝をエンジョイしてるね!
こちらは以前、夏の時期に訪れた時のブログです!
https://takigirl.net/archives/2125
ハッピーオーラがある滝、って表現していますね!
このあと、小坂に行く前にもう一つ氷瀑に立ち寄りました。
続きます!