滝の聖地、飛騨小坂!

NPO飛騨小坂200滝という団体のガイドさんが充実のツアーをやってくださる貴重なエリア。わたしも何度か滝仲間と参加してきており、こちらのブログでもたびたびご紹介してきましたが・・・
回廊の滝コース https://takigirl.net/archives/2083
あまつばの滝コース https://takigirl.net/archives/3986
龍門の滝コース https://takigirl.net/archives/6908

先週末は念願の、「冬の小坂」に初参加してきたのです! 

そう、雪の中をハイキングして、凍った滝を見にいくツアーです。

(滝の様子を、ちょっとだけチラ見せ〜!)

もともと、滝ガールのお仲間で、この秋に小坂の「滝マスター」(ガイドコースを全て制覇した方のこと)になったプラリネさん、そしてリエさんと冬の小坂計画を立てていました。そこに同じく「滝マスター」のえぬさんがご一緒にしてくださることになり、さらに東京からスタッドレスの車に同乗させてくださる、というありがたい展開に。小坂って東京からのアクセスの難易度が高くて、冬となるとなおさら。わたしの愛車はスタッドレスを履いていないので、そこも冬の小坂になかなか来られてなかった理由なのですよねぇ。

今回はわたしたち4人とも初めての冬の滝ツアー! そんなわけで気合が入っており、ツアー前日から小坂入りすることにしました。

でもそれは単なる前泊ということではなくて…

こちら!
「マイかんじき」を作るワークショップをやってもらったのです!

まずは準備編ということで、その様子からブログアップしたいと思います!

☆☆☆

かんじきというのは、靴に装着すると雪の上を歩けるようになる道具ですが、わたしが持っているスノーシューよりも軽くて、径が小さいです。かんじきはアルミのものも売っていますが、今回作るマイかんじきはいわゆる雪国で伝統的に使われていた、木と縄で作る「つめかんじき」です。

と、言われても全くイメージできなかったので、全て一から教わっていきます。

教えてくださるのは、小坂の滝ガイドさん、年長者チームの皆さんです。

材料はヒノキの棒。ぐいーっとUの字に曲げられていました。一度煮沸してシナシナになったところを曲げてから固定して乾かすとこういう形になるのだそうです!

これを自分の足より少し大きめのサイズに組み合わせ、印をつけたら、組み合わせる部分を・・・小刀で削るっ!

わー! こういうの、中学生ぶりくらいです。

うまく削らないと、「爪」部分と組み合わせた時に圧力がかかってしまって、パキッと折れてしまうそうで。そうするとやり直しだというので、慎重に。
(実際に、えぬさんのは折れてしまった! ガーン)

削った後、紐でくくるのもなかなか集中力がいりましたよ。

その間、しょっちゅう、
「先生! ここがわかりません!」 「はいよー!」
とやりとりしながら。

削るのも縛るのも、やっぱりガイドさんたち、すごい上手なんです。みなさん、ちょうど父親に近い世代なので、なんだか子供のような気分で頼りっぱなしでした。おしゃべりが楽しくて、山の中でガイドをしていただくのとはまた違った、交流の形だなあ、と思います。

作業を始めてから、なんだかんだで、4時間くらい…
外も暗くなってきた頃に、全員完成です!

マイかんじき、履く前から、かなり愛着が湧いてまーす!

自然の木だから、曲がり方や太さも当然バラバラ。わたしのは、左の方がだいぶ径が大きい感じになりました。
でも、そんなところがいいんですよね!

翌日はこれを使って冬の滝へ行くわけですが、こんなシンプルな道具でちゃんと雪の上を歩けるんだろうか、折れないだろうか…と、ドキドキワクワクが入り混じる感じ。

期待を胸にこの日は宿泊だったわけですが…こちらもまたスペシャルナイトだったのです!

いつもお世話になっている飛騨小坂200滝の若手ガイドさんたちが、交流会を企画してくださいました!

場所は、この日宿泊した「ゲストハウスのっぽさんち」にて。
http://ameblo.jp/satoyama-fugutaro/entry-12163451520.html

ありがとうございます!

小坂の炭酸泉を使った湯豆腐は絶品でございました! トロトロになって程よい塩味がつくんですね。

小坂の滝がラベルになった地酒と一緒に☆

この交流会から、愛知の滝マスターのOさんも参加☆
いつものような滝談義に加えて、小坂のガイドさんたちからは、いろんな裏話も伺えて、ワイワイ楽しい夜でした!

→→翌日のツアーの様子は、また次回に続きます!