2017年!
あけましたね!
おめでとうございます☆

今年も元旦に行ってきましたよ、「滝初め(たきぞめ)」と呼んでいる恒例行事。

お気に入りの秘密の滝で過ごしました。
この日は快晴だったから虹とのセットがどうしても見たくて!

虹が彩ってくれると、祝福されてるみたいで嬉しくなります!

さて。
新年一発目はいつも滝活動の抱負を書いているのですが・・・

今年のキーワードは、「滝文化」かな、と思っています☆

これまでの滝活動を通じて、ますます気になってきているのが、滝そのものだけでなく、滝と人との関係性のことなんです。

全国各地で、滝は観光地として整備されています。

それなのに、人は滝になぜ魅せられるのか、これまで人と滝はどう暮らしてきたのか、その歴史と、これから滝と人はどんな関係を築いていったらいいのか…? そういうことは、あまり深く語られてきていないように思います。

確かにあるのに、なぜか見過ごされてきている「滝文化」。だから、なんで見過ごされているのかも含めて、気になっています。

滝を愛するからこそ、滝の魅力をちゃんと伝えたい、けれど、それは単なる観光スポットとしての紹介だけじゃ結局片手落ちになってしまいそうです。
「滝のガイドブックが書きたい」というのは、ずっと滝ガール活動の目標としてあるんですけど、それより前にたぶんわたしは、滝と人との関わり合いについてのことを、もっともっと知りたいし、何か本質を掴みたい。そこから何かこれからの新しい滝文化の形を提案してみたい、という気持ちがむくむくと湧いてきているのです。

そんなわけで、お正月は、この本をまたじっくり読んでいました。

『滝と人間の歴史 Waterfall Nature and Culture』

著者のブライアン・J・ハドソンさんはオーストラリアの土木工学研究者さん。

3年前に買ってたので再読なんですが、3年前と今とでは、わたし自身の受け止め方がだいぶ違ったように思います。当時はどちらかというと、いろんな滝をいっぱい見たい!という意識が強かったので、興味があったのは、日本にどんな滝があるのか、という方だったんでしょう。

けれど、「滝文化」を深掘りしたいという気持ちの今のわたしにとっては気づきがありまくり! 別途こちらでもレビュー書きたいと思うのですが、改めて読むと、まさに、滝と人間の関係性、「滝文化」のことばっかりを調べ上げている、なんだかすんごい本です。

この本では、世界中で滝が人々にとってどのような存在だったかを紐解いているのですが、日本の紹介はほんの一部分でした。

だから、わたしはせっかくなら、これからやっぱり「日本」と「滝」にフィーチャーしたいなあ、と思っています。

日本にある、オリジナルの滝文化を深掘りする!

それが、2017年、一つのテーマになりそうです。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!