前回の、米子大瀑布(記事はこちら)につづいて、大好きなあの滝にもう一度行ってみよう「再訪」シリーズ。
先日、北海道に行く用事があり、せっかくなら札幌からも近い(っていうかむしろ札幌市内なんですが)、真駒内の滝にでかけました。
札幌中心地から30分くらいでしょうか。
滝野すずらん丘陵公園内にある滝なのでアクセスは快適です!
●アシリベツの滝・あしりべつのたき●
北海道札幌市南区滝野。滝野すずらん丘陵公園内にあり、厚別川本流に落ちる滝。雄滝は落差26m。名称は、アイヌ語のアシリベツ(新しい川)に由来する。日本の滝100選。
来訪日:2016/7/5
ずいぶん前にこのブログでも、冬に訪れたい滝、ということでご紹介しました!
雪山の滝めぐりはやっぱり危ないので、ここのようにキチンと整備された公園というのは、ゆるい滝ガールでもちゃんと楽しめる冬の滝ということで貴重なんです。
これが冬の様子! すごいですよね〜 芸術的な氷柱にホレボレ☆
記事はこちら アシリベツの滝・北海道【雪の宮殿】
過去に夏も行ったことはあったのですが、当時の写真もメモもあんまり残っておらず、「素敵だった気がする…」という記憶のみ…
今回は夏のアシリベツの魅力をもう一度、確かめにいってきました〜!
北海道らしい爽やかな気候(7月初旬です!)で、ルンルンとお散歩スタート。
気温は17.1℃〜! 最高です。
爽やかさが伝わるでしょうか…! スキップしちゃうくらいの気持ち良さです。
道ばたには大きなフキが群生しています。
この大きさ、北海道サイズ! トトロみたいに傘にしたくなりますね。
駐車場から10分ほど歩いたところで…
アシリベツの滝、到着です!
どーん☆
わあ…!
ダイナミック!!
短い夏を謳歌するかのように、元気いっぱいの滝姿。
右と左、二つの滝からなっている夫婦滝です。
こちらが右側の雄滝! 豪快な流れが特徴です。
そして左側に落ちるのが雌滝です。しっとりと控えめに。でもこの雌滝があることでこの滝のスケールが大きくなっているし、雄滝とのコントラストを楽しむことができます。
ナイスです、嫁さん!
滝壷にも大きなフキがたくさんあって、滝の水しぶきを浴びながら、ウルウル揺れていました。
わたしも一緒にたっぷり水しぶきを浴びて、心を潤わせたところで…
さらにもう一つの滝へ!
滝野すずらん丘陵公園には、もう一つ大きな滝があるんです。
冬のときはいけなかったのですが、今回はこちらも!
●鱒見の滝・ますみのたき●
北海道札幌市南区滝野。滝野すずらん丘陵公園内。落差18m、幅20mほど。鱒見口駐車場から徒歩10分ほど。
アシリベツの駐車場とは別のもう一つの駐車場から行くとラクチンです。こちらも駐車場から歩いて10分ほど。渓流沿いの遊歩道で快適です☆
見えてきました…!
こちらです!
アシリベツも豪快で素敵だけど、こちらは岩を滑り落ちてくるタイプでとっても優雅な滝。右側にも落ちているので、これを含めるとけっこうな幅広の滝ですね。
この滝はすぐそばまで接近することができるんです!
川を遡上する鱒が滝を見上げたという伝説から「鱒見」という名前がついたそうですが、わたしも鱒さんの気分になって見上げるとこんなかんじ…☆
この滝は北向きの滝。ちょうどお日様が後ろにあるかんじなので、水しぶきが一つひとつ輝きながら落ちてきます!
全体としては落ち着いたイメージの滝なんですが、意外にも細部をみていくと生命力に満ちていて。
ね? どうでしょう。
写真を撮るにしても、なんとなくシャッタースピードを早くして、水の躍動感を伝えたくなるかんじでした。
こういうギャップのある滝、好きなんです。
2つのタイプの違う滝を楽しめて大満足〜 「素敵だった気がする」の記憶は間違っていなくて、いまの自分の感性で更新できたこともうれしい。
また札幌に来た時には立ち寄りたいと思います!
「再訪」シリーズ、また続きます☆