ゴールデンウィーク滝遠征日記。 木曽路を北上中! 長野県上松町の北、木曽町にやってきました☆
前回まで。
竜神の滝/銅穴の滝・岐阜県【中津川夕森公園の新緑ハイク】
不動滝/高樽の滝・岐阜県【中津川の秘境、付知峡の滝へ】
付知峡渡合三滝ほか・岐阜県【ランプの宿と朝の滝さんぽ】
阿寺渓谷・長野県【木曽路大桑村のエメラルドグリーン天国】
小野の滝/寝覚の床・長野県【浮世絵に残る中山道の人気滝】
木曽町は「日本で最も美しい村」連合にも加盟している地域なだけあって、ドライブしてても町並みがキレイ。あちこちにお花がいっぱいで、景観に配慮しているなぁ、という印象です☆
次の滝に行く前に、日本四大関所の一つとして知られる中山道、木曽福島にも立ち寄りました。
宿場町の風情を感じさせる町並みが保存されています。ここまでの旅でも木曽の歴史に興味がわいてきたところだったので資料館などを見て回りたいところではありましたが、それは今度ぜひまたゆっくり…
今回は「竈炙ビストロ 松島亭」さんへ、ランチをいただきに☆ 築150年の古民家をリノベーションしたという趣ある人気店で、地産地消のイタリアンが楽しみました。
わたしはハンバーグランチを…☆
サラダも開田高原のとうもろこしのポタージュも、おいしかった!
満たされたところで、いよいよ木曽町の滝に向かいます。
木曽福島から飛騨高山へ抜ける飛騨街道を通っていくのですが、まずは開田高原に向かう地蔵峠の近くにある滝です。
●唐沢の滝・からさわのたき●
長野県木曽郡木曽町新開西洞。木曽三勝にも数えられる。4段になった滝で、落差は合計約100m。 駐車場からすぐ。
来訪日:2016/5/1
この看板の説明書きによりますと、飛騨街道の途中にある名所として江戸時代から有名だったとのこと。
現在は駐車場からもすぐ見えている滝です。
じゃーん!!
わたしが写っているので、規模がわかりますでしょうか☆ 100m…というほどはあるかはわかりませんが、落差がしっかりある滝なので、ダイナミックなスケールを体感できます。
ちょうど滝の真下にくることもできて、見上げるとこんなかんじ!
大きく段がついていますが、途中も細かくザラついた岩盤を滑りおりてくるタイプの滝なので、水しぶきもけっこう飛んでくるんです。江戸時代に飛騨街道が通っていたころは、もっと落差のある滝だったとのことですが、どんなかんじだったんでしょうね^^
さて、もう一つの滝にも向かいます。引き続き飛騨街道を進んでいくと、さらに標高が上がっていき……開田高原にやってきました。
この辺りはまだ5月でも営業しているスキー場があるくらい、標高の高いエリア。まだ冬の名残があるというかんじでした。
ちょっと前まで新緑に囲まれていたので、また不思議な気分。
見上げると、枯れ木にヤドリギのモシャモシャ。こういう光景って、やっぱり冬、ってかんじですよね。
●尾ノ島の滝・おのしまのたき●
長野県木曽郡木曽町開田高原西野。御嶽山の雪解け水が流れ落ちる。落差30m。御嶽山・開山中興の祖と崇められる覚明行者が修行したとされる。駐車場から徒歩5分ほど。
駐車場からすぐなんです。
見えてきました…!
滝はこちらです!
かなり豪快なタイプですね! 滝の前にいると風に乗ってハンパじゃない量の水しぶきが飛んできます! 寒いくらい! わたしもあわててレインウェアを出して羽織りました。写真の左下、黄緑色のジャケットを着ているのが写っているの見えますでしょうか☆
この看板によると、この滝で行者さんが修行した…とのことなんですが、この勢いの滝に打たれたら、確かに何か開いちゃいそうですね…。
ここは水しぶきがとにかくすごいわけですが、だからなのか、滝の周辺には、「苔」がいっぱい!!
苔の種類もいろいろあって、滝からの水しぶきをたっぷり浴びて、どれもウルウルなんです。周囲の木々はまだ枯れ木状態のものが多いので、なおさら苔の緑の存在感が勝っていたような気がしますね。
そうそう、こんなに水がドドドドと落ちているのに、鳥のさえずりはけっこうはっきりと聞こえてくるのが不思議なんですよ。
キセキレイちゃんも、水浴びをしにきてました☆ 見にくいかもしれませんが、黄色いお腹の子、写真の左のほうにチョコンと居るのわかりますでしょうか。
落差タイプの唐沢の滝、水しぶきタイプの尾ノ島の滝。
飛騨街道の滝、どちらも違う形で自然のダイナミックスケールを感じられるナイスコンビでしたよ! セットで訪ねるとタイプが違うので面白いのではないでしょうか。
ーーー
ちなみに、滝めぐりの途中で、開田高原では、「木曽馬の里」にも立ち寄りました。自然たっぷりの牧場で、数少なくなった木曽馬に触れあえるファミリーにも人気のホノボノ施設です。
ここの木曽馬ちゃんが、本当に可愛いんですよ! 足が太いのが、たまりません〜。わたしは彼らが草をハムハムしているところを眺めているだけでしたが、それでも相当癒されました。
そしてさらに寄り道。「開田高原アイスクリーム工房」さんです。
地元素材を使ったアイスクリームが食べられるということで、超人気店。事前情報によると(前日のお宿の方に聞いた)、開店時間と同時に並び始める…とのことだったので、10時開店の5分前にやってきました(おかげで先頭から2番目)。
わたしが買い終わったあとはこんな感じ…あっという間に行列です。
選んだのはこのお店のベーシックとしてお薦めいただいた「トウモロコシ&バニラ」のミックスソフトクリーム。
ほんのり、とうもろこしの自然な甘さがまったりしたバニラと絶妙のマッチング! さすが、これだけ並ぶだけあるかも。また食べたくなります!
というわけで二つの滝に加えて、動物(お馬さん)にソフトクリーム……まさに私にとって大好きなものオンパレード。幸せいっぱいチャージしすぎて、溢れちゃうくらいになりましたよ☆
この次は、御嶽山編に続きます!
ゴールデンウィーク滝遠征日記
前回まで
竜神の滝/銅穴の滝・岐阜県【中津川夕森公園の新緑ハイク】
不動滝/高樽の滝・岐阜県【中津川の秘境、付知峡の滝へ】
付知峡渡合三滝ほか・岐阜県【ランプの宿と朝の滝さんぽ】
阿寺渓谷・長野県【木曽路大桑村のエメラルドグリーン天国】
小野の滝/寝覚の床・長野県【浮世絵に残る中山道の人気滝】
唐沢の滝は見えている部分の上に同じくらいの長さの斜滝が見えている落下口から左方向に伸びています。県道を登っていく途中で春先の道路がかいつうした直後の緑が繁っていないときにちらっと見ることができますよ。
コメント、ありがとうございます! 唐沢の滝、上の滝がチラッと覗けるんですね!今度春先に行くことがあったら確認してみます!