ちょっとブログアップがあいてしまいました。
気付けば立春も過ぎてて、暦の上ではもう春到来!なわけですが、まだまだ寒さは厳しいですね〜

「冬は滝はお休み?」とも言われますが、そんなことはないですよ! 冬にしか出会えない滝もあるということで、先日も滝ガール旅に出かけてました。何度かわたしの滝めぐりにご一緒してくださってるお友達、あやのちゃんを誘って……☆

題して、
裏磐梯ブルーフォール&イエローフォールツアー!

今回のお目当ては、凍った滝、すなわち氷瀑です! 福島県・裏磐梯には魅力的な2つの氷瀑があります。その名の通り、ブルーフォールは青色、イエローフォールは黄色に輝く氷瀑なのだとか。

ここの存在は以前から知っていて、冬になるといつも気になってはいたものの……。福島県となるとやっぱり遠いし、いろいろ雪用の装備なんかも揃えなくちゃいけないし、ということで、なかなか実現せず。

それが今回、至れり尽くせりなプランを提供してくださっているホテルを発見したのでした!

裏磐梯レイクリゾートさん。
http://www.lakeresort.jp/

ホテル内にあるアクティビティステーションでは各種ツアーが充実してて、ガイドさんによるブルーフォール&イエローフォールのスノーシューツアーも用意されているのです。

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滝レポートに入る前に、まずは今回のツアープランのラクチン&大充実なポイントを挙げさせてください〜☆

●その1● 東京から送迎あり
なんと東京駅からホテルまでの送迎バスが毎日あるんです。楽チンなだけでなく、1泊料金にプラス4000円という破格のお値段で往復の交通費をまかなえちゃいます。

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●その2● 手ぶらでいい
ツアーはスノーシュー、ポール、スキーウェア上下、スノーブーツ、グローブ、帽子など必要な装備は全て無料で最新のモデルを無料でレンタルさせてくれます。無料で、ってあんまりないです。

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●その3● 雪見温泉
ツアーで運動したあとの温泉は欠かせない! チェックアウト後もOK〜!

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(写真は、温泉後の足つぼマッサージ☆笑)

おかげで1泊だけでもこんなに手軽に満喫できるんだ!という大満足の滝ガールツアーとなりました。

さて、そんなわけで、前編は1日目のブルーフォール編です!

東京駅を出発したバスは午後1時にホテルに到着。そこからホテルでランチをいただいたあと、ウェアなどをレンタル。

裏磐梯の地形の地図を見ながら、これから目指す滝の位置を教えていただきました。

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そして、いよいよツアースタート地点へ!

この日は平日だったこともあって参加者はわたしたち2名だけのプライベートツアーでした☆

ガイドはナチュラル・ビズの土屋さん!

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スノーシューの履き方からレクチャーしていただき、いざ! 
雪の森へ進んでいきます☆

ちょうど前日にドカッと雪が降ったそうで、まだ枝には雪が積もっていましたよ。キレイ!

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ありがたいことに例年よりもだいぶ気温も高めで快適なお天気でした。風もなく、雪の消音効果で静かな森です。

先頭のガイドさんが踏みしめて道をつくりながら進んでいきます。アップダウンの少ない道なので、あやのちゃんは初めてのスノーシューでもすぐに慣れたみたい!

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わたしも、スノーシューは昨年デビューしたばかり。大学生の頃は雪山といえばスノーボードでしたが、ここにきてスノーシューの魅力にハマってきています。圧雪されたゲレンデではなく、フカフカの雪原を進んでいく喜び。一歩ずつ踏みしめていくほどに、どんどん童心に還っていくような感覚があるんですよね。

童心に還る……ので、こんなこともしたくなりますよ。

大の字ダイブ!

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いいかんじで跡がつきました☆

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わたしもっ!

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土屋さんが雪の生き物も見つけて教えてくれます。

こちらはセッケイカワゲラという小さな虫。

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気温が低くないと死んでしまうらしい… よく見るとたくさん!

木の陰には、鳥も隠れていました!

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静かな森で生き物に出会えると喜びもひとしおです〜!

しばらく進むと、滝までの看板があります。ここがちょうど中間地点!

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雪が深すぎてよくわからなかったのですが、もともとの遊歩道に沿って歩いてきていたようですね。

慣れてきたスノーシューでサクサク進んでいくうち…
せせらぎの音が近づいてきて……

ついに!
見えてきましたよ〜!

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こちらです!

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●小野川不動滝・おのがわふどうたき●
福島県耶麻郡北塩原村小野川。裏磐梯の小野川湖奥に落ちる滝。落差約25m。環境庁が選定した名水百選にも選ばれている。冬はブルーフォールと呼ばれる。
来訪日:2016/1/28

じゃーん!

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スノーシュー、ここまで頑張りました!

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この滝がブルーフォールと呼ばれている理由は、というと…

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滝の周囲にできた氷が青く輝いているからなんですね!

滝の細かい水しぶきで少しずつできた氷で空気が入らず、不純物もなく、青い光を反射するようになる…ということなのかな。滝自体は水量が豊富で氷結することはないそうです。

土屋さんが用意してくださったあったかい紅茶をいただきながら…

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瀧ガールズはじっくり滝見タイム〜☆
夏の滝も想像しながら、冬ならではのこの光景をしっかりと味わいました。

モノトーンの景色のなかに、淡いブルーが彩りを加えてくれています。

で、このブルーの氷が存在感を放ってくれているおかげで、氷の「静」と、豪快に落ち続ける滝の「動」のコントラストが強く感じられるんですよね。

音も、夏とは違うはずです。雪の森はとても静かなので、木々の葉擦れや鳥の声などがなく、滝の落ちる音だけがただ響き渡っているのでした。

そして、「もうちょっと…近づいてもいいですか?」とお願いして…
土屋さんに見守っていただきながら、行けるところまで近づきました!

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わーい!
(嬉しそう!)

冬の滝も変わることなく、滝ガールにとっては最高のパワースポットだということを実感します。至近距離で滝を感じられたので、たっぷり元気をチャージできました!

帰り道は踏み跡もあるので、けっこうラクラク。
最後は、林の中の新雪を、駆け下りました! 
はしゃいだ! 楽しかった〜!

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プライベート感たっぷりのブルーフォール編でした!

2日目のイエローフォール編に続きます!