徳島弾丸滝めぐりレポートの続き!
灌頂ケ滝を訪ねたあと、次の滝に行く前に、ちょうど季節がばっちりなのでは…?ということで、上勝町から北上し、大川原高原へ。
どーん!
ここ、アジサイが3万本という名所なんです!すごい眺め!
アジサイドライブ最高です。
アジサイの向こうには、まっすぐに平野を横切る吉野川が見えました。
大川原高原から、さらに北上します。
途中、けっこうな山道で、鹿さんにも会いながら…
集落の見事な棚田なんかも横目に見ながら…
神山町にやってきました!
まずは、道の駅のジェラートをまずいただきます☆ 選んだのはトマト。神山町で採れた野菜や果物でつくられてます。これはおすすめ。
さて、ここ神山町もIT企業のサテライトオフィスを誘致するなど、地域再生に特に力を入れていることで有名です。過疎で悩んでいた村ですが、近年は若い人がたくさん集まっているそうです。上勝町もそうですが、徳島はビジネス的にも面白いところなんですよね。
町めぐりもゆっくりしたかったところなんですが、今回は弾丸なので、とりあえず滝へとまっしぐら。
神山の名瀑といえば!
こちらも長年、憧れでした。
●雨乞の滝・あまごいのたき●
島県名西郡神山町神領高根。吉野川支流、鮎喰川の上流域にかかる滝。雄・雌ふたつの流れを持ち、雌滝は3段で落差は45m。日本の滝百選。駐車場から遊歩道で800m、徒歩で約20分ほど。遊歩道ではうぐいす滝、不動滝、観音滝、もみじ滝などが見られる。
来訪日:2015/7/1
日本の滝百選にも選ばれていますし、アートのモチーフとして滝を追いかけた心の大先輩、デザイナーの横尾忠則さんが訪れて感動していたという滝。いつかは行かねば、と思っていた場所でした。
駐車場から渓流沿いに遊歩道が続いています。
雨上がり、ほかの人にはあわなかったけれど、そのかわりおっきなカエルちゃんが滝さんぽしてました。可愛いー
滝までは800m。でも、けっこうな急坂で、息があがります…
途中にほどよく滝が出てくるのが嬉しいです。
そして、いよいよ……
先客の方が三脚で写真を撮っていた!ということは!
この向こうに……
来ました!!
滝前の空間は、こんなかんじ!
雨乞の滝は雄滝と雌滝のセット。この左右にある滝が、雄滝と雌滝です。
夫婦滝の場合、普通は目立つほうが雄滝だったりするのですが、ここの場合は右の雌滝がメインなのですね。
3段に落ちるのが、雌滝のほう☆
素晴らしいバランスです。
雄滝は控えめな水量の直瀑です。
ちょっと申し訳ないけど、雄滝はあまり存在感がなく。
場を支配してるのは、完全に女……ですね、面白いパワーバランスです。
滝ガールも、雌滝に夢中☆
ツーショット!
3段の滝ですが、2段目の滝壺まで登っていくことができます。階段とかはないので、かかっている鎖を手がかりに。
そして、こちらが2段目の滝壺!
見上げているだけでその場を支配するパワーがあります。
総じて迫力がある滝なんですが、その迫力の出方が特徴的。これは確かに「女」の滝かも… という気がしてきます。
1段目の、ほとばしる情熱…
2段目は、優雅に広がって包み込むような美しさを見せながら。
3段目、雄滝との合流に向けてまっすぐに落ちていきます。肉食系女子なかんじ…?(笑)
変化がすごく潔い印象で、ステージごとに変化するっていうのが、どうも女っぽいです。なんというかクセになっちゃうというか、引き込まれるんです。
横尾忠則さんはどんなふうにこの滝を見ていたのかしら…
一筋縄じゃいかないかんじが好きなのかな、とか勝手に思いましたが(笑)
横尾さんと滝の話は、また別の機会にも書きたいと思います!
徳島からは今回、日帰りでさよなら。
空港は、劇的な夕暮れでした。
まだまだ行きたい滝はあるのですが、また次回のお楽しみにします☆