屋久島ツアー、後編です!
山小屋泊って、はじめての体験。わくわくしました。
小屋は最近新しく建てられたばかりでとても綺麗。しかも空いている時期だったので、ゆったり寝る場所も確保できました。夕食はガイドさんが鮮やかな手際でさくさく作ってくださいます。
茶美豚(ちゃーみーとん)のしゃぶしゃぶ、劇的に美味しい^^ ワインも持って来ていただいたので、ちょっと酔いも手伝って。お隣のチームの方とのお話もはずみます。
おなかいっぱいで、寝袋で就寝…。
小屋に到着してからそれを見計らうかのように降り出した雨は、そのあと降り止むことなく、夜じゅう、降り続いていたようです。
そして、2日目は、雨の屋久島をこれでもかというほど味わうことになるのですが…
帰路スタート!まずは、朝の縄文杉にご挨拶。
前日とはまた雰囲気の違う森です。木漏れ日ではなく激しい雨を全身に浴びている木々たちは、ゆらゆら、つやつや、うるうる。なんだか嬉しそうで、やっぱり雨があってこその木々たちなんだな、と思わされます。森の息づかいをより濃く感じることができて、わたしも嬉しいのです。
でも、いっこうに止むことのない雨。
しばらく歩いたところで、のんびりしたムードは、この光景を見て一変します。
ざぼどぼざぼどぼーーー!
前日のせせらぎとはうってかわって、濁流へと一変していました。
あばれて、うねって、はじけて。
水の激しさ、爆発力を、肌で感じさせられます。
こうして定期的にすごい勢いの雨が降って、濁りを綺麗に洗い流す。だからこそ、パワーのあふれる森が維持されているんですって。
そして、普段は滝など流れていない斜面にも、豪雨のときだけの「幻の滝」が出現!
しかも、いたるところに…!
滝が見たい、というわたしの心の声が聞こえてしまったのでしょうか…!
嵐を呼ぶ女… いや、滝を呼ぶ女。
滝の音に囲まれてのハイキングとなり、かなり興奮気味!
「雨で大変ですが頑張りましょう!」と励ましの言葉をかけられたけれど、いやいや、もう、これだけ滝に出会えたら、うれしすぎて、大変なのです。
本来の予定では帰りも白谷雲水峡まで戻る予定だったのですが、さすがに増水してしまって川を渡れないだろうとの判断で、急遽進路を変更。トロッコ道をひたすら歩くコースで荒川登山口へと向かいます。
そのトロッコ道が…またすごい!道は基本的に浸水していて、なんとか枕木の上をつたいながら歩く、という感じなのですが…
山肌から、滑り落ちてくる滝、滝、滝!
滝の落ちるトロッコ道を進む…なんだかまさにスプラッシュマウンテンです。
いちいち興奮しながら、アトラクション状態です。
そんなこんなで、とうちゃく!
水のパワーを浴びながら歩いたので、変なテンションですね…
いやぁ… 屋久島ってば、さすがのエンターテイナーぶり!
1日目と2日目とでは、まったく違う表情を見せていただいて。大満足のツアーなのでした。
安全で楽しいツアーにしていただいて、ガイドの佐藤さんに感謝!です。
まだ屋久島には滝ガールにお薦めの秘密の滝があるとか… そのツアーも、ぜひ次回!楽しみにしています〜
今回お世話になりました
屋久島エコツアー オーセン
http://o-sen.net/