9月になりましたね!
例年以上に暑さが厳しかった今年の夏。わたしは暑いのが本当に苦手なので、北杜に住んでいてもかなりヘバり気味だったんですが、終わるとなるとやっぱりなんか寂しくなっちゃう…。夏って不思議です。
昨年の夏を振り返ってみると、7月下旬に出産があり、8月は新生児のお世話で引きこもっていましたので、夏の滝にはほとんど行けなかったんですよ。新しくスタートしたガイドサービス「滝のリトリート」も、昨夏はお休みしていました。
そんなわけで、滝のリトリートも夏バージョンとしては、今年はじめてゲストをお迎えしたことになります。
夏の滝リトリート、やっぱり最高ですよ!どんな感じでやっていたか、こちらでも少しですがその様子をシェアできたらと思います。
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北杜の旅に滝をトッピング!
なんといってもこの酷暑の中でひときわ爽快だったのは、吐竜の滝でのリトリートです。
先日ご報告した滝ヨガイベント(記事はこちら)や、ラジオの取材(記事はこちら)でも皆さまに体感いただきましたが、あの場所の涼しさは本当に格別なんですよ。約12℃の冷たい伏流水が絶え間なく流れてくるわけなので、滝のそばは天然クーラーがガンガンにかかっている状態になります。
写真は7月下旬にご案内したご夫婦。今回は北杜のグルメ旅の一部として、滝のリトリートを採用いただきました。こういう時は1時間のお試しリトリートという形でガイドが可能です。
吐竜の滝は遊歩道が整備されており老若男女が簡単にアクセス可能な滝ですし、実際に夏場は観光客の方たちでかなり賑わっています。でもガイド付きなら同じ時間を過ごすのでも癒され度が変わってくるはず。鑑賞法のレクチャーもさせていただきますし、裸足になって川の水に足を浸しながらの「チェアリング」なども最高ですよ(ゆったりできる椅子もこちらでご用意しています)!
ちなみにこのあと、わたしも大好きなフレンチレストラン「Terroir愛と胃袋」の桃コースを堪能されたそうです…いいなあ☆ 滝で五感が癒された後の美食、まさに理想とする流れです。優雅な休日のワンシーンにわたしも関わることができて嬉しかったです。ありがとうございました。
こんな感じで、どなたさまもお気軽に滝のリトリートを体験していただきたいです!
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北杜の夏休み、2days!
お盆の時期には遠方から(なんと東北地方から)のゲストがおひとりでいらっしゃいました。1時間のお試しリトリートとはまた対照的でして、こちらはなんと2days! 夏休みの日程が決まった時にすぐご連絡をくださって、北杜のリトリート満喫プランをご一緒させていただきました。
お客さま(Sさん)の貴重な夏休みの旅先として滝のリトリートを選んでくださったことが、本当に嬉しかったです!できる限り心身のリラックスができるようなプランでご提案させていただきました。
(最適な移動方法やおすすめ宿泊先、レストラン… ご希望に合わせてわたしが知りうる情報を総動員してご紹介しました。コロナによる制限も明け、観光地としてまた賑わうようになっている北杜。特にお盆のようなハイシーズンはストレスなく楽しんでいただくために、こうした事前の情報提供も重要だと思っています!)
一日目は午後から大滝神社、駒ヶ岳神社とパワースポットをめぐった後、尾白川渓谷へ。
千ヶ淵も夏の休日には観光客で賑わっていることが多いのですが、この日はたまたま台風予報で警戒されていたということもあったのか、ほとんど貸切状態でした。これは嬉しい想定外!
まずは、グリーンのグラデーションが輝く滝つぼを眺めながらの瞑想。普段の緊張感やお疲れをほどいていただきます。
このあたりはその方のエネルギーの状態にも合わせてレクチャーしていますので、わたしもマンツーマンの方が確実にやりやすいんです。おひとりさまリトリート、おすすめしたいポイントです。
川に足を浸したりしながら、ゆっくりと癒し効果を体感していただけて何よりでした。
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渓谷ハイキングのガイド
翌日は清里エリアでのリトリートです。
ご趣味が登山のSさん、少しアクティブな行程も入れてみたいとのことでしたので、午前中の吐竜の滝は「渓谷ハイキングプラン」にアレンジしてご案内しました。清里駅からピクニックバスで清泉寮へ。そこから川俣川渓谷に降り、山野草や渓谷美を堪能しながら下っていくコースになります。
スタート地点の清泉寮。清里の父ポール・ラッシュ先生についてもご説明しなくてはね。
ハイキングの前なのに、いきなり甘いものを補給しちゃうわたしたち!
名物である清泉寮ソフトクリームはやっぱりご紹介しておかないと、というガイドとしての使命感(笑)。これも夏のリトリートの楽しみと言えるかもしれませんね。
清泉寮から吐竜の滝へのこのコースはそこまでメジャーではないようで、清泉寮の賑わいとは対照的に静かに自然と向き合えるのがポイントです。
渓谷は基本的に木陰ですし、湧水による冷却効果があるので本当に涼しくて、この時期のハイキングとして普通では考えられないほど快適でした!
時折、草花も愛でながら。レンゲショウマちゃんです。
滝に到着したら、滝前でのお弁当タイムです。北杜といえば大人気、中村農場さんのチキン&たまごのサンドイッチ。滝の前で食べるとより一層美味しいんだこれが…☆
食後はゆっくり滝と戯れていただきます。「鑑賞する場所によって印象が変わるのが面白い!」とおっしゃっていただきました。この日は滝の水しぶきを直接浴びるために川を渡りました。夏のリトリートはこれができるからいいんですよね。サンダルなどもこちらでお貸ししていますよ。
水の冷たさにびっくりされていました!
ちなみに8月の吐竜の滝はオタカラコウという黄色いお花が滝の周囲を彩っていまして、それも見どころの一つ。この季節ならではのカラフルな滝景色、お見せすることができてよかったです。
(細かいことですが、トップシーズンの吐竜の滝は駐車場がとても混雑します。訪問する時間帯をうまく調整するか、この日のようにハイキング+バスでの移動にするのがおすすめです!)
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虹の千ヶ滝、静謐の大滝
渓谷ハイキングのあとも、引き続き清里の滝たちをご案内しました。
まずは虹がかかる千ヶ滝!ちょうど午後の虹が美しく見えるタイミングでお連れしていますよ。
この躍動感!ひと粒ひと粒、元気いっぱいです!
ここでも滝の近くまでしっかり近づいて全身で滝を味わいました。ジャブジャブ水に入って、いろんな角度から滝が眺められるのも夏のリトリートのいいところですね。
水しぶきの量がすごくて思わず笑っちゃう。こんな感じで自撮りするとわたしを虹が取り囲んでいるんです!なんか絶対いいことありそう☆
吐竜の滝とはまた違う、パワフルな浄化力を体感いただけたと思います!
締めくくりは大滝。同じ川の上流と下流なのに、千ヶ滝とは全然違う雰囲気。ここで瞑想タイムにしました。
Sさんは「静かな中に強さがある、神聖な女神様のような滝ですね」とのことでした。
そうなんです! 滝自体もとても静謐なムードがありますし、夕方になって訪れる人も少ないので、こうしてゆっくり瞑想できて、最後のクーリングダウンにぴったりだったと思います。
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多様なリトリートスタイルで
二日間のリトリートガイドは今回がはじめてでしたが、おかげで北杜の滝の魅力をたっぷりお伝えできて良かったです!同じ滝好き同士ということもあり、道中たくさんおしゃべりして、わたしもすっかり一緒に楽しんでしまいました。 Sさんからは後日「言葉で表現できないくらい幸せでした」とメールをいただいて。もう、そのお言葉がわたしにとっては幸せそのものです。
ちなみにSさんは、過去にわたしのもう一つの活動の軸であるホロスコープ(西洋占星術)のオンラインセッションも受けてくださっていて(それが最初の出会いです)、今回も滝めぐりが終わった後に現地のカフェでホロスコープセッションを実施しました。なので、いまわたしが提供できるリトリートとしてはまさにフルコースで体験いただいたことになりますね。
ありがとうございました!
滝とホロスコープを組み合わせたオリジナルメニューなんかもいずれご用意したいなあと思っています。
(ホロスコープ ウェブサイトはこちら)
旅のリフレッシュアクティビティとしての気軽なリトリートも、じっくり自然と戯れていただく満喫リトリートも。わたしとしてはどちらのバージョンもやりたいことでしたので、この夏は実現できて嬉しかったです。やっぱり夏の滝リトリートは最高!
これからもニーズに合わせて多様なスタイルでリトリートを実施していければと思います。アイデアもどしどしお待ちしています。
ご興味ある方、ぜひご一緒しましょうね。
滝のリトリート ウェブサイトはこちら