宇津江四十八滝・岐阜県【豊かな森と13の滝を大満喫!】

宇津江四十八滝・岐阜県【豊かな森と13の滝を大満喫!】

夏の滝めぐりの追っかけレポート。8月下旬に出かけてきた岐阜県です!

高山市のこちらへ!

岐阜にはこれまで何度も来ていたのに、なぜかここはまだ行ったことがなかったんですよ。

それが、想像以上によかったのです!

●宇津江四十八滝・うつえしじゅうはちたき●
岐阜県高山市国府町宇津江。岐阜県名水50選地に選定された約800ヘクタールの県立自然公園。宮川(神通川)の支流・宇津江川の渓谷沿いに落ちる滝の総称。メインとなるのは13の滝。遊歩道が整備されており、往復でゆっくり歩いて1時間30分ほど。
来訪日:2019/8/24

往復1時間半、13の滝に出会えるというコースです。

駐車場から出るところでこちらの杖が置いてあったので、一本お借りしていきました。こういうのが置いてある場合は素直に持っていきます!(だいたいとても役立ちます!今回もおかげで疲れませんでした)

入園料を支払うところに置いてあったパンフレットをいただきました。こちらによると、「四十八」という滝の名前は、宇津江の里に住んでいた「よそ八(はち)」という若者の民話と関係しているのだとか。

入り口に巨大なオブジェのような栗の木の切り株があったのですが、これがその「よそ八伝説」に出てくる大蛇が巻き付いたからねじれてしまった「ねじ栗」だそうです!

この土地の滝文化に触れたところで、ハイキングスタートです。

といっても、どなたでも歩きやすいコースです。緑が目に眩しく、沢沿いは風が通り抜けてとっても涼しい…!

歩きやすいようによく整備された石畳の遊歩道が続いていました。

案内に「公園内には様々な樹木がみられます」とあったのですが、その通り。

ところどころにある樹木の紹介文、実はとっても勉強になりました。

さて、ここからいよいよ滝づくし!

コースに沿ってそれぞれの滝をご紹介していきます。

「魚返滝」(うおがえりたき)…落差6m 

ここから先に魚が進めない、という意味の滝だそうです。

「朝霧滝」(あさぎりたき)…落差2.5m

さりげない滝なんですが、わたしはなんだかお気に入りでした。ナメ滝の表情がなんともいえず雰囲気がありまして。緑とのコントラストも美しい。朝霧がかかっていたらさらに幻想的だと思います!

「平滝」(ひらたき)…落差3m

一枚岩を滑り落ちるから平滝。平滝の上流には、さらに二つ、滝が見えていました。次の滝がチラっと見えることが、楽しみを掻き立てる感じがありました!

「上段滝」(じょうだんだき)…落差10.1m

先ほどの平滝から見えていた最上段の滝です。だから上段滝。

こちらは別名夫婦滝とも呼ばれているそうです。確かに、仲良く二筋並んで落ちています。また、滝のそばにはお不動様が祀られていました。

「梵音滝」(きよのきたき)…落差5.7m

水の落ちる音が梵声(仏様の声)に似ているというところから名付けられたそうです。

「王滝」(おうたき)…落差18.8m

こちらがこの渓谷で一番落差のある滝です!

王滝という名がつけられているだけあって、勢いのある雄々しい滝でした!

「銚子口滝」(ちょうしぐちたき)…落差10.8m

お銚子に酒を注ぐように見えることから…という直瀑です。

こちらは動画でも!滝つぼの周りの草木が風で揺れているのが可愛いので見てみてください☆

銚子口滝の脇を階段で登っていきますと…

「障泥滝」(あおりたき)…落差9.8m

乗馬の時に馬の腹に鎧で傷がつかないように巻く布のことを「障泥(あおり)」というらしいんですが、その布のように幅広く落ちることから名付けられたそうです。

よく見ると、左側にツーっと一筋、岩壁に滑りこんで落ちている流れがあって…なかなか味わいのある滝でしたよ。

ここまで来ると、展望台がありました!ので、ここで少し一休み。ずっと森の中を歩いていたので気づきませんでしたが、実はかなり標高が高いんですね。

滝めぐりもいよいよ後半。

「瑠璃滝」(るりたき)…落差6m

光がさすと滝つぼが瑠璃色に輝く…とのことだったのですが、この日は曇っていたのでよくわからなかったなあ。

「布晒滝」(ぬのさらしたき)…落差3m

こちらはシャッタースピードを遅くして撮影したくなる滝!森の中に白いドレスを着た森のお姫様がいらっしゃるようなイメージ。素敵でした。

そして一番上流にある滝。

「上平滝」(かみひらたき)…落差2m

最上流にあるこの滝が、一番ひっそりと控えめでしたね。

さて、ここから折り返すことになるんですが、同じ道を引き返すんじゃ芸がないですよね。この渓谷、行きと帰りのコースがうまいこと分かれているのが素晴らしいんです。

まず、行きでは見えなかった滝も帰りに見ることができます。

「盌水滝」(わんすいたき)…落差1.5m

行きは川の流れに遡って進んでいくことで「滝と出会っていく」という感じだったのですが、帰りの場合は流れに沿って下っていく形になるので、むしろ自分が「滝になった気分」を味わえちゃうんですよ。

行きに見た滝も、帰りに見ると、また印象が違ったりします。

こちらは銚子口滝の上からの構図。

いやあ、格好いいじゃないですか!

眺める角度が違うだけで、新鮮です。

そして、こちらは平滝のすぐ上に見えていた滝。帰りのコースのハイライトです!

「函滝」(はこたき)…落差11.5m

岩壁を勢いよくスパーンと滑り落ちてくる滝。この様子が「箱から取り出した剣が突き刺さっているように見える」ということから名付けられたそうです。

そして最後、戻ってきたときの朝霧滝がこちらです。先ほど「お気に入り」と書いたんですが、なんだか行きと帰りでは雰囲気が違うように感じたのです。

行きに出会った時は神秘的なムードを感じたんですけど、帰りは「落ち着く」という印象でした。それはもしかするとこの渓谷に自分の体が馴染んだからなのかもしれません。

ということで、13の滝に出会うコース、大満喫!でしたよ。

滝ガールの滝鑑賞会をやるんだったら理想的な遊歩道だなあ、と思いながら歩いていました。これだけ個性にバリエーションがあると滝の楽しみ方をお伝えしやすいし、行きと帰りとで印象が違うこととかもお伝えできるし。それに森の木々もバラエティ豊かだから、木を愛でながら歩いても楽しいと思いました。何より安全に綺麗に整備されているので、歩きやすいのが素晴らしかったです。

季節を変えても来てみたいなあ。紅葉ももちろんいいでしょうし、冬はスノーシューで凍った滝を見にくるっていうのも良さそうです。

これまで訪れていなかったのがもったいないくらい、お気に入りの滝めぐりコースとなりました!また次回を楽しみに。

***

恒例のおまけ。ソフトクリーム活動、略して「ソフ活」!

この滝の近く、飛騨古川の方で、気になってたジャージーソフトクリームがあるんです。工場直営店に閉店3分前滑り込み~!

こちらです。

艶が伝わりますでしょうか。ほんと、めっちゃ、おいしかった…

牧成舎さんは大正10年創業とのこと。

素敵なメッセージもありました!