静岡の滝旅リポート。終わりかと思いきや、まだまだ続いてました〜!

この静岡の旅で出会った滝ブロガーのよしさんから、「宇嶺の滝は通行止めがあるから気をつけてね」との情報をいただきました。藤枝からの道(楽な方)が工事中で通行止めらしく、今ここに行くには、北側の国道362号からの山道を通らなくてはならないとのこと。

知らなかった!というわけで、北からアタックします。

富士山のてっぺんだけ&桜並木を拝んでから…

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くねくね山道を進むこと1時間。
長い……さすがに…疲れてきます。

途中の道の分岐で、こんな立て看板発見しました。

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なるほど、通行止めといっても、「時間帯通行止め」なんですね!
工事をやっている間が通行NGで、早朝と夕方以降、そしてお昼休み、休憩中は通れるということのようです。

通って来たこの北側の山道を戻るのは、さすがにキッツイ…ので、帰路はこの通行止め解除になる時間を見計らって、藤枝へと抜けることにしましょう。

先に進んで、とりあえず、やってきました!ここから階段を降りて、すぐみたい。

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●宇嶺の滝・うとうげのたき●
静岡県藤枝市瀬戸ノ谷。藤枝市の北部、高根山のふもと、瀬戸川の上流で落ちる落差70mの滝。悲恋伝説から別名「お君の滝」とも呼ばれ、東海の名瀑の一つに数えられる。現在藤枝側からの通行は時間帯通行止め。
来訪日:2014/3/24

なんと…!

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名瀑と誉高い理由がわかります。かっこいい!

この時期はちょうど、ツバキも滝壺を彩っています。

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悲恋伝説があるというけれど、怖いかんじはなくって、品が漂っているという印象。

滝に到着したのが、12時20分。13時まで工事はお昼休みなので藤枝側の通行止めは解除されているけれど、ここまで来てそんなにすぐに帰るなんて、もちろん無理です!もったいない!

そんなわけで。
次の解除タイムは15時、それまで3時間弱。この滝で過ごすことにしました!

通行止めもありますし平日ですし、ここまでやってくる物好きの方はいません。
この名瀑がずっと、独り占めできちゃうわけです。きゃー!

滝壺の近くのベストポジションにシートを敷いて、リラックス。

滝の前でゆっくり過ごせるようなとき、本とかお菓子とか、メモ帳くらいは持って来ているのですが、今回は独り占めで、しかも3時間です!

最初は本を読んでいたのですが、ふと思い立って…

ノートPCを広げてしまいます。

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オフィスじゃなくてカフェとかで仕事をするノマドワーク、それってもう、けっこう浸透したけれど。

わたしは、滝ノマドです、滝で仕事が、いまアツい!

滝の前って、仕事のことでも、ふっといいアイデアが浮かんじゃったりするのです。メモに取るのも追いつかないので(それにあとでまたパソコンに転記するので)、それなら最初から、滝の前でも、パソコンを開いてしまえばいい^^

とはいえ、滝にあんまり近づきすぎると、水しぶきが飛んでくるので、ほどよい距離を保ちつつ… ぱちぱちと思いついたことを記録していきます。てんとう虫と戯れたりしながら。

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…いいかんじですよ、滝ノマド。
滝の轟音って、うるさくはなくって、むじろ「ホワイトノイズ」の効果で、リラックスできるのです。

そしてなんといっても、この景色!

見上げれば、青空と滝…!

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見下ろせば、虹と滝壺…!

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大好きな場所で、幸せを感じているからこそ。さまざまなことにポジティブに向き合えるような気がします。

通行止めだからこそ、強制的にゆっくりできて、滝ノマドにチャレンジできました。
虫が少ない、寒すぎない、人が来ない、など様々な条件が揃ったときに限りますが、また今度やってみようと思います!

滝ノマドワークをまとめてみました(笑) アイデア系の仕事には向いてるかも?↓

長所
・クリエイティブになりアイデアがわいてきやすい
・心地よい気分で、ポジティブにとらえられる
・自然に触れることで、本質的な目的や願いが思い出しやすい

短所
・電源がない。電波もないところがある。(山奥に強いドコモさんも、宇嶺の滝は×)
・電波があっても、電話には出られない。相手のことばが滝音で聞こえない。
・あんまり近寄りすぎると、PCは水しぶきが危険。