ゴールデンウィークに出かけた静岡の旅シリーズです!
今年はわたしも10連休でした。滝仲間は遠くへ遠征している人が多かったけど、遠出するにはどこも混んでいて大変だろうし、直近も忙しくお疲れモードだったこともあり… 連休前半は本を読んだり掃除をしたり友達と会ったり、自分のメンテナンスに充てていました。
でもやっぱり滝がない連休なんて寂しいですよね。連休後半に愛車と一緒に手軽にお出かけできる範囲、ということで静岡の滝旅に出かけてきましたよ。
最初に訪ねた滝はこちらです。
●旭滝・あさひたき●
静岡県伊豆市大平。柱状節理を流れ落ちる六段の滝。落差合計105m。朝日に当たって美しく輝くことから名付けられた。伊豆半島ジオパークのジオサイトでもある。駐車場より徒歩すぐ。
来訪日:2019/5/2
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修善寺温泉の近くで手軽に訪れやすくて、わたしも学生時代から何度も来ていた滝だったのですが、振り返ってみるとサイトで記事をアップするのは初めてです。太平神社の前に駐車場があります。駐車場からは歩いてすぐそこ。
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新緑の奥で、水しぶきが見えてきます!
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こちらです!
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水量は控えめな滝なんですが、落差105mということで、やっぱり迫力がありますよ。
そして何と言ってもこちらの滝、まず目につくのが、柱状節理の断面です!
人力で積んだ石垣のような形状ですが、これは自然の産物なんです。ジオパークの看板で、わかりやすく説明してくれています。かつて火山の地下にあったマグマの通り道が地上に姿を現した「火山の根」の一部、とのこと。横方向から冷やされるため、横倒しの柱状節理になっているんですね。もう、柱状節理好きとしてはたまらないフォルムですっ!
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この岩盤を滝が落ちてくると、溝のところでいちいち水が跳ねていく。そのおかげで、水量は多くない滝なのですが、水しぶきもバッチリ舞って、華やかな印象になるのですね。
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滝の下に立って見上げてみると、この日はひときわ輝いて見えました。
「旭滝」という名前は朝日を受けて輝く滝、ということで、真東を向いている滝です。この日はちょうどお昼過ぎに訪れたので、逆光気味だったんですね。この滝の場合は、水しぶきがキラキラと輝いて見えるわけなので、逆光でもむしろアリだな!と思わされます。
三脚を立ててセルフポートレートを撮影してみたら、やたら神々しい写真が撮れてしまいました!(笑)
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この写真に表れている通り、最高にパワーチャージできています!
向かって右脇にある展望台からの眺めはこんな感じ。ここでは滝に打たれることもできそうですね。
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ちなみに展望台へ向かう道の途中には、こんなものがあります。
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虚無僧の墓碑とのこと。虚無僧ってカゴみたいなものを被って尺八を吹いて回るひとたちですよね。
滝の入り口のところにも、こんな石碑がありました。
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旭滝は、尺八の曲で知られる「滝落の曲」ができた場所なんだそうです。尺八をやる方にはわりとメジャーな曲だそうです。
滝落の曲は、戦国武将の北条早雲の息子「幻庵」が流れる滝を見て作ったとも伝えられています。
旭滝の流れとこの音色。なんとなくマッチするように思えてきます。虚無僧がいた時代にも思いを馳せながら… 輝く旭滝が見送ってくれました。
2019GW・静岡の滝旅、続きます!