遅ればせながら、3月に三重県の飛雪の滝キャンプ場で体験してきた「テントサウナ」のレポートです!
こちらのキャンプ場はくまの・川遊び部の佐竹さんが地域おこし協力隊として関わっているので、夏は滝つぼでダッキーをしたり、この滝の上流で川遊びをしたり、といろいろな楽しみ方を提案してくださっているわけですが…
記事はこちら 飛雪の滝/二の滝・三重県【紀宝町の名所がリニューアル!】
オフシーズンの冬にも楽しめるアクティビティとして、テントサウナを始めたそうです。滝とサウナ、夢のコラボが楽しめる、日本で唯一「サ滝(=滝でサウナ)」ができる場所というわけですね。
高さ30m、幅20mの立派な飛雪の滝。その滝の目の前にキャンプサイトが広がっていうるというだけでも滝好きとしては絶好なロケーションですが、ここでサウナも楽しめるようになるとはっ!
サウナの本場フィンランドで誕生したテントサウナ。アウトドアでもサウナが楽しめる上、湖畔や海岸に設置すれば、サウナから出てすぐに自然の水風呂に飛び込める……ということで、日本でもサウナ付きのキャンパーが目をつけてから急速に火が付き出しているのだそうです。
佐竹さん、「テントサウナ」と呟きだしてからの実行までのスピードがめっちゃ早かった!さすがっす。
中はこんな感じ。ストーブがあって、その中で薪がパチパチと燃えています。
いよいよサウナタイムスタート!さっそく、体験です!
着衣(下は水着で!)で入るスタイルなので、男女一緒に仲良くサウナタイムを楽しむことができますよ。広さとしては、一度に5、6人までは入れそうです。自分たちで熱さを調整できる参加型のサウナでおしゃべりも弾みますから、はじめましての方たちとも仲良くなれそうです。
ストーブの上にはサウナストーンが載っていて、ここに適宜水をかけて蒸気を出します。これはサウナ用語で「ロウリュ」って言うらしいです。
するとテント内に蒸気がバーっと広がって、温度も上昇。70〜80℃くらいで気持ちよく汗がかけるというわけですね。温度が下がる前に薪を足したり、ロウリュをしたり。ロウリュの水にアロマオイルを入れると香りがふわあっと広がってまたさらにリラックスできます。この日は熊野のクロモジでした!
特に「サ滝」のいいところは、小窓から滝を眺められて、滝音もしっかり聞こえるということ!
しかも薪が燃える音と相まって、自然に包まれるサウナタイム。テントの中だけど、程よい開放感があるんです。個人的には密閉空間がちょっと苦手なもので普通のサウナにはほとんど入らないのですが、「これは素晴らしい!楽しい!」って興奮してしまいました。
20〜30分くらいかな?
しっかり汗をかいたところで、第1クール、終了!
テントから出たらダッシュで滝つぼへ!
真冬ではないとはいえ、まだ3月、しかも夕方。滝つぼの温度はおそらく一桁だったかと思いますが…
ドボーン!
自然の滝という水風呂に入った時の爽快感たるや…!
「最高!!」と叫んでしまいます。
天然水風呂でスカッとしたところで、滝の前に設置されたリクライニングチェアへ。
このままひたすら、脱力していきます。滝音を体に染み込ませるようなイメージを持つと、なんだかふわふわしてきますよ。
この日はもう1クール、サウナ→滝つぼ→チェア、と繰り返しました結果……。
なんだか不思議ととても元気になりました!目がランランとしている…笑
サウナ用語で「ととのう」という言葉があるそうですが、まさに!身体が目覚めて、元気にめぐり出したような感覚がありました。しっかり、ととのいました。
テントサウナ、いや、「サ滝」のポテンシャル、おそるべし!
現段階ではモニター期間中ということです。やってみたい!という方は、ぜひキャンプ場までお問い合わせを!
公式フェイスブック https://www.facebook.com/hisetsucamp/
この日はキャンプ場のコテージに初宿泊でした。
夕食は、キャンプ場、紀宝町役場の皆様と、お鍋を囲みました!
こちらは赤倉水産さんで買ってきたイキイキアマゴ。フワプリー!感動。
そして、地酒、太平洋の「熊野桜」限定ボトル。
サウナの後に美味しいものをたっぷりいただいて、たくさん笑って。
ぐっすり&スッキリな夜でした。