3/17、三重県紀宝町役場さんのイベント「布引の滝トレッキング&滝ガールが語る熊野の滝の魅力」で滝ガイドを担当してきました。

前回はこちら→ 【イベントレポート】布引の滝ツアー&講演@紀宝町(前編)

布引の滝から戻ってきたら、飛雪の滝キャンプ場でお弁当。滝が見えるロケーションです。

飛雪の滝はこの日は前日までの雨で少し水量が回復していました。冬の間は本当に雨が降らなかったらしいので。

休憩をした後は、少し腹ごなし!こちらの飛雪の滝上流にある二の滝の散策 に歩いて向かいます。

飛雪の滝まではいらっしゃったことがあっても、二の滝の方は参加者みなさん初めての訪問とのこと。こちらもやっぱり穴場なんですね。

途中、浅里の集落を見下ろすことができます。米どころの浅里。水田に水が張られていたらますますきれいだろうなあ!

遊歩道入り口から、二の滝はすぐ、です。

橋の上からは、美しいナメラを望むことができます。ここでの水遊びも気持ち良さそう!

そしてこちらが二の滝です!

なんと美しい滝つぼ…ぜひ近寄って見ていただきます。

飛雪の滝の上がこんな感じに続いていたとは、ちょっと意外な感じもしますよね。滝を鑑賞するときには「見えないところをイメージする」というのもポイントになります!

みなさん、透明度の高い滝つぼにうっとり…。

「倒木などが溜まったりしないの?」という質問もありましたが、大雨が続くとこの飛雪の滝はものすごい水量になるため、その時に綺麗さっぱり、下に流れていってしまうのでしょうね。いまはこんなに穏やかですが。

飛雪の滝キャンプ場(くまの・川遊び部)さんでは、ここでのガイドツアー「二の滝&渓流トレッキング」も開催しています。ウェットスーツと沢タビを装着して、思う存分、滝と戯れることができそうです。いいなあ!

詳しくはこちら https://hisetsu.jp/main/activity/ninotaki/

さて、二の滝から戻ってきましたら、滝ガールによるミニ講演会です。

ミニ…という言葉にちょっと油断していたんですが、1時間以上持ち時間がございまして。まずは「滝」というそのものの可能性から、紀宝町はじめ近隣にあるオススメの滝をご紹介させていただきました。滝の鑑賞法というあたりは、すでに午前で体験してきたばかりなので、ご理解いただけたのではないかな、と思います!

盛りだくさんの一日、ご参加いただいたみなさまありがとうございました!

あと、実は参加者の方から、こんな本もお借りしました。

なんと…「熊野の滝」!平成9年に発行された冊子です。どうも売られてはいなかったようで、めちゃくちゃ貴重。「熊野滝サミット」の記録はかなり面白いです。この内容の感想はまた、追ってこちらでもご紹介したいと思います。

今回のツアーで生まれたご縁に感謝!

「長年近くに住んでいたのに知らなかった。他の滝にも行ってみたい」、そんな言葉をいただき、とても嬉しくなりました。滝の楽しみ方を知ると、地元の滝にもグッと愛着が湧いてくるのではないかな、と思います。

日本全国、滝は何千と存在しています。東京だけではなくて、それぞれの土地で暮らす方に、その土地の滝の魅力と楽しみ方を伝えていきたい!滝ガールとしての活動の中に、これから「出張滝ガイド」というジャンルも加えていけたら嬉しいですね。

今回はお声がけいただき、ありがとうございました!