9月の熊野滝めぐり。続きです!

前回は
筆藪の滝・和歌山県【波打つ滝つぼ、天然プールに大興奮】

新宮市の滝本北谷。筆藪の滝の輝く滝つぼ横目に…

ここから上流を遡っていきます。

筆藪の滝の左側から山を登っていくんですが、特に道はありません。

というか、昔はあったみたいで木の立て札の名残があったりするんですが、もう今は沢登りの人以外は、あまり訪れる人もいないようです。

ところどころ、ピンクのテープもありますが、不明瞭なところも多いので、ここは案内していただかなければ、無理だったなあ。佐竹さん、いつもありがとうございます!

途中の沢を歩いていても、無名の滝がいっぱい落ちてきます! 前日けっこう雨が降っていたからだと思います。ラッキー!

滝に触れ合えて、とにかく嬉しそうですねぇ…

途中はこんな感じで沢もザブザブ渡っていきます。ウェットスーツを着ているので全然OK!

そして、見えてきました! 

こちらは北谷の本流ではなくて、合流する支流の滝です。

●猿手滝・さるてたき●
和歌山県新宮市熊野川町滝本。落差20m。北谷に合流する越前谷という支流を落ちる直瀑。
来訪日:2018/9/22

こちら!

今日は水量爆発バージョンでした!

おかげで水しぶきも辺り一面に舞っています。ここにちょうど太陽の光も差し込んで、くっきり虹に包まれることができました。

きゃあ…

滝の神様の粋な計らいです。筆藪からのルートはなかなかハードでしたが、頑張って歩いた甲斐がありましたよ。

夢中で写真を撮りまくるわたし。

動画だとこんな感じです☆

案内してくださった佐竹さんもこんなに豪快な猿手滝を見たのは初めてだったそうです!

(高性能防水ハウス入りのカメラでたくさん撮影してくださった佐竹さん!)

ちなみに「猿手」という名前の由来は見つけられませんでした。猿の手のような形にも見えなくもない……かしら?

猿手滝の右側にはロープがかかっていて、そこから先にも行けるようでした。上流には溜湾殿滝、ケヤキ原滝……さらに名瀑が続いています。でも、この日はここまで。滝本という名がつくだけあって本当に滝天国なんですね。体力をつけて、いつか北谷の滝をコンプリートしたいものです。

さて、ここまで来たらお腹ペコペコだったので、この滝の前でおひるごはん。

輝くおにぎり!

休憩中も撮影した写真を見返してニヤニヤ…。笑

青空の下、本当に幸せでした。

このあと、北谷本流に落ちるもう一つの滝へ。すぐそばに落ちています。

続きます!

これまでの熊野滝めぐり。
筆藪の滝・和歌山県【波打つ滝つぼ、天然プールに大興奮】