やあ、本当に時間が経つのが早くて泣けます…!
9月10月、仕事がかなりバタバタしていて、こちらが全然更新できませんでした。ぽちぽちと、追っかけ更新をしていこうと思います。
9月の3連休は、半年ぶりの熊野旅でした。
深夜バスで早朝に、新宮に到着。もう慣れたものです。
ご案内いただけるのは、くまの川遊び部部長で今は紀宝町の地域おこし協力隊としても活躍中の佐竹さんです!
本当にいつもありがとうございます!
スタート地点は飛雪の滝キャンプ場。連休なので賑わっていました!
地域おこし協力隊の皆さまの頑張りも注目されています☆
さて、この日はもともと小口川の静閑瀞でパックラフトでご案内をいただく予定だったのですが、昨晩の大雨で水量が多く濁ってしまっていて…急遽コース変更で、滝本北谷(きたんたに)でこれまで訪れていなかった3つの滝を訪ねることにしました。
滝本はその名の通り、滝が多いエリア。「滝本四十七滝」とも呼ばれています。私もこれが何度目かの訪問になりますが、その都度、新しい滝との出会いがあります。
今回はこちらの滝から。
●筆藪の滝・ふでやぶのたき●
和歌山県新宮市熊野川町滝本。落差10m。滝本北谷の下流の滝。広い滝つぼに注ぐのが特徴です。
来訪日:2018/9/22
林道終点から沢に降りていくと、すぐに見えてきます。
どーん!
わああ! す、すごい!
プールのような広い滝つぼが特徴だということは写真で見て知っていましたが、想像を超える大迫力でした。ちょうど前夜にゲリラ豪雨があって、水位が一気に上がっていたのだとか。貴重なタイミングです!
感動を動画でどうぞ!
落差は10mほどと大きくはないのですが、すごい勢いで注いでいるので、滝つぼは海のように激しく波打っています。
とはいえ、そこは熊野の滝。水は濁ることなく、透明で美しいままです。
手前に広がる砂浜に、エメラルドグリーンのグラデーション、辺りには細かい水しぶきが舞い…日本だと思えない、まるでどこか無人島にでも来てしまったような、幻想的な光景でした。
本当にね、足元からすでに美しくて……
ウェットスーツを貸していただいていたのでここをザブザブと泳いでいきます、水面のキラキラにわたしも一緒に溶けていく気分でした。
この幸せは最高のお天気と、前日の雨のおかげもあるわけで。本当にラッキーですね。ありがとう滝の神様!
北谷の滝めぐりはこの滝がスタートだったので、帰りにもここを通りました。
帰りは少し時間をとって、ザブザブ泳ぎます!!
でもね、水流が強すぎて、これ以上近づけないんですよ!
こんなに美しく壮大な滝を前に、必死にバタ足をしている自分。だんだん滑稽に思えてきて、笑いが止まらなくなってしまいました。
帰りは帰りで、お日様の角度が変わりますので…
どーん!
虹の滝がお見送りしてくれました!
うーん、ここを離れるのは、名残惜しすぎましたね。
筆薮さん、初対面でしたがかなりワイルドで斬新な印象を残してくれました。通常はもっとしっとりしているようなので、そのバージョンでも見てみたいものです。同じ滝でも印象の変化の幅が大きいほど、滝ガールは喜びますのでね。「ギャップ萌え」ということで、次の機会が楽しみです。
この滝の上流には、また雰囲気の違う素晴らしい滝に出会うことができましたよ。
追っかけレポート、続きます!