週1のペースでしか更新できていなくてたまっていくばかりなんですが、まあ、ぼちぼちと。
こちらもGWに出かけていた長野旅で訪ねた滝です!
現在の大町市の南東部、旧八坂村のエリアになります。八坂村は2006年に合併されたんですね。
こちらは滝の裏に回ることができる「裏見の滝」として有名な滝です!
●八坂大滝・やさかおおたき●
長野県大町市八坂石原。落差50m。断崖から落ちる滝を裏から見られる裏見の滝。冬季は氷瀑になる。駐車場より徒歩5分ほど。
来訪日:2018/5/4
県道沿いに駐車場がありました。
遊歩道の入り口には、杖が置いてありましたので、1本拝借していきます。こういうのは持っていった方がいいという経験則です(笑)
杖をトントンつきながら、少し勾配のある道を進んでいきます。
…杖があるから身構えていたけれど、大した距離ではありませんでした!緑のトンネルを深呼吸しながら歩いていると、5分くらいで滝の姿が見えてきます。
わわー!
水量はそこまで多くなかったです。渇水時はほとんど流れていないのでは?というくらい。この時は2日前にしっかり雨が降っていたので、ちょうどよかったかな。それでも落差50mの断崖から飛び出てくる様子は、清涼感たっぷりです。
滝つぼはないタイプ。しゃしゃしゃしゃ…と優しい音を立てながら、苔むす岩盤に当たっています。
動画はこちら!
ちなみに、この断崖は砂岩でできているようです。
岩を掘り出してつくったのかしら?という灯篭。
こんな感じの風化も見られました。
滝の裏側まで木道がちゃんと整備してありますので、反対側まで行ってみます。
裏側から見ると、こんな感じ!
この「緑の中に落ちる滝」っていう構図、ちょっと不思議な感じですよね?
これは裏見の滝ならではの光景ですね。あああ、癒される…!
滝、向かって右側には、弘法さまがお祀りされているお堂がありますので、そちらまで行ってみましょう。
地元では大滝の弘法さまと呼ばれているそうです。
お堂がある方からの眺めはこんな感じ。小さくわたしが写っているのがわかりますでしょうか? これでスケール感、伝わるかな。
この写真もちょっと不思議。空中の一箇所を水滴が落ちているように見えますよね。
裏見の滝って、こんなふうにいろんな表情を見せてくれるから面白いんです。
帰る前に振り返ると、断崖の上に、チラリ… 滝の上部だけがのぞいていました。到着した時には気づかなかった!
ここは冬の氷瀑が有名なところでもあるんですよね。水量が少ないから、下からどんどん盛り上がる形で氷ができていくんだとか。それも面白そうだなあ…☆
ただでさえ裏から見られるという意味で変化を楽しめる滝だけど、季節によってもまたドラスティックに変化を見せてくれる滝ということなんですね。素敵!
というわけで冬にまた来ることは決定です!
★おまけ★
ちなみにこの日は東京に帰る日だったのですが、大町まで来たからどこかでランチしてから帰ろうということで探していたら… 菜の花畑のそばにカフェがあるんだということで。
中山高原にあるカフェレストラン、「農園カフェ ラビット」さんへ。
想像以上に絶景レストランで、大満足。
ジビエが食べたいな、ということで鹿キーマカレーをいただきましたよ。これまた本格的なスパイスが効いた、好きなお味でした。
ラッキーなことに、菜の花は最盛期でした。
北アルプスとのセットもいいね!
ヤギちゃんもいます。癒し系です。
ここ、菜の花が終わると、そば畑になるそうで。今度は白い花が一面に見られるんですね。それもまた涼しげで素敵だろうなあ。満開は8月下旬頃とのこと。その頃もまた行ってみたいです。