高森不動の滝・長野県【伊那谷の秋、絶景と果実の恵み】

高森不動の滝・長野県【伊那谷の秋、絶景と果実の恵み】

南信州の弾丸滝めぐり旅。

前回までは ↓ 

田立の滝・長野県【紅葉ハイキングを満喫!絶壁の天河滝へ】
平谷の大滝・長野県【素朴な村の滝&ほっこり農園ランチ】

南アルプスと中央アルプスに挟まれた伊那谷。天竜川沿いに北上していきます!

「伊那谷」、名前は聞いていたけど、こういうところなんだ、と来てみて実感。広々した谷の風景は、とても心が安らぎます。

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そしてこのあたりから、道路脇にやたら目につくようになってきたのが、柿、柿、柿〜!

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それもそのはず、ここ高森町(たかもりまち)は、干し柿の高級ブランドとして有名な市田柿の産地なんでした。栽培は500年以上の歴史を持つ名産品らしいです。

秋の時期になると毎朝のように天竜川から川霧が発生する地域で、その霧が市田柿の美味しさの秘密なんだとか。そのため、別名「霧柿」とも呼ばれているんですって。昔は軒先とか屋外で干していたんだと思うんですが、いまは衛生上、商品としての干し柿は屋内でつくることになっているそうです。実際、倉庫みたいな建物の窓が開いていて、中に干し柿がずらっと吊るされているのが見えたりしましたよ。

柿のふるさと高森町。ここにも町の人々に愛される滝がありました。

●高森不動滝・たかもりふどうたき●
長野県下伊那郡高森町牛牧。落差約50m。本高森山を水源とする干水ノ沢(ひすいのさわ)にかかる。大島山瑠璃寺の開祖である観誉僧都が不動明王を祀ったとの言い伝えがある。長野県自然百選。駐車場より徒歩5分で到着。
来訪日:2015/11/4

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こちらです!

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立派〜!
ゴツゴツと迫力ある岩盤に、水量豊富な滝が駆け落ちてきます。
落差50mということですが、下から見えない部分もありそうです。

滝の流れは優しいほうと元気なほうと、2本に分かれているので、夫婦滝、とも言えるかもしれませんね。
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右側にハシゴがかかっていて、その上にお不動さまがいらっしゃるのがわかりますでしょうか。岩に同化しちゃってますが。

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900年以上の歴史を持つ古刹、瑠璃寺の開祖が祀ったらしいですよ。実はかなり由緒ある滝なんですね。

今では滝の前は広場になっていて、誰でも気軽にお散歩感覚で滝を楽しむことができます。まさに町の人々の憩いの場という感じ。紅葉は終盤のようでしたが、また新緑の季節なんかも気持ちよさそうです。

親しみやすいけど、しっかりと由緒も感じる。素敵な滝でしたよ!

さて。
高森町をさらに北上していきますと、今度は柿ではなくて、リンゴ、リンゴ、リンゴ〜!という風景になってきます。

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お隣、松川町(まつかわまち)はリンゴの名産地なのです。リンゴが美味しい理由も柿と一緒で、濃い霧のおかげらしいです。

町の中央を走る道路沿いにはリンゴ農園が両脇にずらーっと並んでいるのですが、なかでも南アルプスの眺めがよさそうなところ、という読みで、こちらの農園にお邪魔しました。

マルダイ大場農園
http://www.janis.or.jp/users/marudai/

予想通り、絶景ですよ〜!

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リンゴ狩りも楽しめる場所です。

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そしてこんな可愛いお出迎えも。

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柴ちゃん!キュートすぎますね〜☆

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いろいろ試食もさせてもらいつつ、お土産リンゴを購入!

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クルマのナンバーで東京から来たことがわかったみたいで、せっかくなので、と帰り際、ご主人が素敵なカレンダーをプレゼントしてくださいました。ご主人とお仲間たちで撮影した伊那谷の風景を毎年カレンダーにしているとのこと。

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カレンダーをめくっていると、四季折々の景色の素晴らしさが伝わってきます。いわゆるドラマチックな絶景!というかんじではないのですが、しみじみと心が温かくなるような、懐かしい景色ばかり……。

初めて訪れた伊那谷ですが、おかげでなんだか身近に感じられる場所になりました。今回、秋はまさに果実も紅葉もまっさかりのベストシーズンだったわけですが、2016年はまた別の季節でも来れたらいいな、と思います!