雨が降った翌日が、もし晴天だったら……!?

それは滝好きにとって「GO!」の合図☆

しかも、日本列島は紅葉シーズンに突入しています。

そんなわけで、先週は突然思い立って、紅葉の滝ハイキングに出かけてきました。
行き先は、なかなか訪れるタイミングのなかった、南信州。今回、メインの目的地はこちらです!

●田立の滝・ただちのたき●
長野県木曽郡南木曽町田立。木曽川の支流である大滝川の渓谷にかかる無数の瀑布を総称して田立の滝と呼ぶ。主瀑である天河滝は落差40m、花崗岩の岸壁を落ちる。駐車場から天河滝まで70分。ほかに滝はうるう滝、螺旋滝、洗心滝、霧ヶ滝、天河滝、不動滝、そうめん滝など。長野県の名勝。日本の滝百選。
来訪日:2015/11/3

駐車場に到着!

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いくつかの滝を総称して「田立の滝」として、日本の滝百選に選ばれています。
一番有名な天河滝までは70分とのこと。わたしにとっては、しっかりめのハイキングの部類です。

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この案内板によると、もとは雨乞いの時にしか入山を許されなかった場所だそうですが、明治時代に散策道ができて、「公園の父」と称された林学博士の本多静六さんも広く伝えたということです。古くから長く愛されている景勝なんですね!

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そんな歴史をかみしめつつ、ハイキングスタート☆
美しすぎる紅葉に励まされながら登ります!

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この日は祝日でしたが、人が多すぎるということもなく快適!
ただ、雨の日の翌日ということで木道はちょっと滑りやすくなっていて、足元に注意を払いながら進みます。

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この森は、植生が豊かなのが特徴。特に紅葉のバリエーションが美しいような気がしました。

鮮やかな色合いは、柿やリンゴやブドウなどの色を思わせますよね。光を浴びるとよりジューシーに見えてきて、なんだかおなかもすいてきます(笑)

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ところどころ、可愛く名付けられた木々の看板が現れるので、ホッコリしつつ☆

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出発から1時間ほどで、最初に出会った滝はこちら。
螺旋滝です!

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光と影のコントラストが激しいですね。滝壺が見えそうで見えないのがドキドキします。

沢の向こうに見えるのは、不動岩。(後であそこまで行きます!)

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こちらは霧ヶ滝。

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天河滝まであと少し!という看板に励まされまして。もう一踏ん張り!

そして、ついに、見えてきましたよー!

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じゃーん☆
こちらが天河滝です!

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天からの河、という表現がピッタリ。

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青空から生まれて、絶壁を落ちる滝。躍動感に満ちています!
このアイボリー色の岩盤も面白いですね。滝の鮮やかな白とのコントラストが素敵。
時折、優しい風が吹いてきて、滝のそばの紅葉が舞い散るのですが、そのヒラヒラ揺れるリズムと滝の落ちるリズムとがまた絶妙にマッチしています。

滝壷の近くは、日差しもいい感じに降り注いでました。
虹も見えるんですよ〜

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気に入っちゃった!

ここでお昼にします☆
お湯を沸かして、カップうどん&おにぎり。

これだけでも滝の前だとゴチソウに感じるんですよね〜

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そのあとコーヒー淹れておやつも食べたりして、結局ここにはかなりの長時間滞在。

だって、ずっと居ても飽きないんです。
眺める角度を変えると、また印象も変わりましたしね。

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後ろ髪をひかれながらも天河滝をあとにして、さらに上にも行きました。

次に現れたのが、不動滝です!

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こちらはナメ滝で「龍ヶ瀬」と呼ばれていました。

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たしかにこの水面の感じは、龍のウロコみたいで神秘的です〜☆

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こちらは、そうめん滝。

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そうめん、ってあんまりイメージと違う気もするけど、渓流の雰囲気は素敵です。

吊り橋の影にも、輝きが反射してるんですよ!
水って本当に面白いですよね。

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そして、先ほど対岸下方から眺めた不動岩まで、行ってみることに。

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20分も登るのか〜、と覚悟していたけど、意外と大変でもなく。

到着!絶景です!

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満足〜!

やっぱり展望台的なところに来ると達成感がありますよね。
突然思い立ってやってきてみた甲斐があったなぁと、しみじみ。

滝のことにかけては、瞬発力と行動力を発揮しちゃうわたし。でもそれは最近、「やればできる」という自信にもつながっているような気がします。滝以外のお仕事や日々の生活にも、滝に対峙するときのエネルギーを反映させていきたいな、なんて思ったり。

帰りに、もうひとつの滝(少し駐車場から下ったところにあります)、うるう滝を鑑賞。
落差も40mくらいあって、立派。紅葉の景色とも相まって、とても素敵でした〜

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というわけで、秋の田立の滝、大満喫!
紅葉の鮮やかさ、ほどよい水量、そして青空。良いタイミングを逃さず、出会うことができました。

こちら方面にはなかなか来る機会がないので、せっかくなら。伊那地方の滝めぐり、翌日も続きます!