今年も、あと少しですね!
大掃除をしながら、自分の部屋に滝の写真がどんどん増えていることに気付きました。

2013年を、振り返ってみますと…

・自分史上最高の数、全国の滝をたくさんめぐりました!
・ガールという歳でもないのに、滝ガールなんていうサイトを作ってしまいました!
・滝を愛するお仲間とも、出会うことができました!
・あと、編集者の仕事としても、滝を取り上げることができました!

…な、なんとも滝にまみれた、1年でした(笑)

そのなかでも、わたしが今年、はじめて取り組んだことがあります。
「なぜ、わたしは滝が気になっているのか?」を掘り下げるということです。

先日久々に会った10年来の友人からは、「むかしも滝とか川によく連れて行かれたけど、そこまで好きだったとは」と言われました。そう、当時もずっと、好きだったんです!でも、なんとなくで、深く考えたことがなかったんです。

昨年くらいから、自分のFacebookに滝ばっかりアップしているために、友人から「なんで『滝』?」と聞かれるようになりました。その都度、思うところを説明していたのだけれど、どうやらもっとちゃんと理由がありそうだから。少し考えてみました。

このサイトを始めたのも、それがしたかった、というのもありました。
記事のいくつかに、その考察の足跡があります。

そもそも、なんでわたしが滝に行っているのか、の理由から。
わたしが滝に通う理由 https://takigirl.net/archives/161 th_DSC_0499

そして、どうも惹かれるのは、やはり「日本の滝」なのだということ。
日本の滝、海外の滝 https://takigirl.net/archives/429th_usa-0015

憧れの滝人(たきびと)、永瀬嘉平さんの講演会に行ったときには、「滝道」というものの存在について思いを馳せ。
永瀬嘉平さん講演会【“滝道”を極めた人】 https://takigirl.net/archives/844th_DSC_0931

最新のテクノロジーと、滝をツールにした表現の可能性についても考えました。日本を代表するスーパークリエーターが滝に注目しています。
滝に打たれるスーパーカーの意味 https://takigirl.net/archives/931DSC_2053

 

結局、いまわたしの心を強くとらえているのは、「日本人と滝」のこと。

「滝」という切り口から、日本の歴史をさかのぼって、先人たちの思いを知りたい。現代の芸術家や思想家たちが「滝」をどう見るかを知って、いま、日本人が思い出すべき感覚を捉えたい。

来年も、引き続きいろんな滝を訪ねる旅もしたいのですが、そんな「滝」を通じた思想の旅にも出たいのです。
串田孫一さんの名著『山のパンセ』にならって、『滝のパンセ』。

それは、たぶんこれからの仕事や、生き方にも大切な何かを、教えてくれる気がしています。

では、みなさま、よいお年を!