佐賀県のプチ滝めぐり。年末たたみかけレポートです!

前回は小城市の清水の滝でしたが、もうひとつ。今度は鳥栖市にある滝です。こちらも行ったことなかったので!


●御手洗の滝・おちょうずのたき●
佐賀県鳥栖市立石町。落差22m、幅6mの第一の滝、第二の滝がある。滝の下流には御手洗の滝キャンプ場がある。駐車場から一の滝までは徒歩15分ほど。
来訪日:2017/12/10

滝の読み方は、おてあらい、じゃないですよ。修験者たちがこの滝で手を洗い、身を清めた事から御手洗(おちょうず)の滝と呼ばれるようになったとのこと。ここは背振山地の一部、石谷山の登山口にもなっていますが、脊振山系一帯は古くから修験道が盛んだったそうなので、この滝もやっぱり修行の場だったんですね。

入り口にあった解説板を読んでみますと、室町時代の末期にはある僧によって、この滝の元に草庵ができていたそうです。

キャンプ場もあるので夏は賑わうのだろうけど、さすがオフシーズン、わたしだけですねぇ。

キャンプ場の脇の遊歩道をグイグイ登っていきます!

やっぱり信仰の滝ということもあって、石像が多いです。

特にこの「おじさん」みたいな像が気に入りました…☆ 味があるなあ。似てる人を知っています。

まず、二の滝の分岐。

二の滝はこんな感じです! 落差は10mもないでしょうか。谷の奥まったところに落ちています。

戻ってから一の滝分岐の方を進んでいくと、二の滝を上から眺めることもできました。

石段をひたすら登っていくと…
見えてきました!

橋の上からの眺めが、こんなかんじです!

落差は20m以上で雄々しいイメージの滝。今もここで滝行をやっている方もいるようですが、けっこう水勢は激しかったので大変そうです。あんまり写真にうまく撮れなかったけれど、滝の落ち口の脇にも石像が。滝を見守っているみたい。

滝の脇には「黒岩翁顕彰碑」がありました。黒岩さんは、どうやらこの滝で熱心に滝行をされていた方のことのようです。

滝の脇にある岩窟に大日如来さまの像が安置されていたようなのですが、実はそこはちょっと怖くて覗けなかった…んです…。せっかく霊場に訪れておきながら、お参りできなかったのが残念なのですが。

というのも、この日はわたし一人だったし、夕方に訪れていたので周囲がどんどん暗くなってきてて。12月って本当に暗くなるのが早いですよね! 油断していました。遠くからお祈りする形で、失礼しました。

とはいえ、記念の自撮りは抜かりなくセット! わたしとしては珍しくスローシャッターで撮影してみました。

季節と時間によって雰囲気かなり変わりそうなので、またこの滝も夏の暑い時に水しぶきを浴びに来たいと思います!
あと、九州の修験道も奥が深そうなので、もう少し調べてみよう…☆

☆おまけ☆
佐賀は実は米どころ。ということで、おやつの立ち寄りはこちらへ。川上峡の銘菓「白玉饅頭」をいただきました。初めていただいたけど、食感はおもちとお饅頭の間? つるっとしてふわっとして、美味しかったです!