木島平村でプチツアーを楽しんだあと… 
記事はこちら 樽滝・長野県【幻の滝がつないでくれた木島平村とのご縁】

長野駅までどうやって帰ろうかな、と思ったのですが、このルート、選んで正解〜! 
志賀高原から、高山村に抜けるコース。10月23日、この時期はちょうど紅葉がタイミングばっちり。紅葉に彩られた三つの滝をハシゴしながらのドライブを満喫することができました。

この日の相棒ちゃん(レンタカー)も紅葉にウキウキ…☆

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こんな景色だとツーリングも気持ちよさそうですよね!

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まずひとつめはこちら!

志賀高原で、遠望できる滝です。

●潤満滝・かんまんだき●
長野県下高井郡山ノ内町。落差107m、幅20m。志賀草津道路脇にある展望台から眺められる。展望台までは駐車場からすぐ。
来訪日:2016/10/23

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展望台からは遠望となるのですが、こんなかんじ!

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落差107mということですから、さすがの迫力〜!

望遠で見てみますと…

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美しい滝ですねぇ。

自然を愛した歌人、若山牧水の碑も残っています。

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ーー瀧と云えば大抵木鬱蒼たる中に懸っててゐるのを常とする。
鬱蒼とまではゆかずとも岩山の蔭とか峡間の奥とか必ずうす暗いような場所にのみ私共は見憤れてきた。
ところが潤満瀧は全くさうではないのである〜 
〜そしてよく解らないが瀧は多分南か西か,或はその中央かに面して落ちてゐのである。
水量とても貧しくないそれが今太陽に向かって赤裸々に三百九十尺を落下してゐる姿は歩き労れた私の心に少なからぬ昂奮を覚えしめたーー

そう! 牧水さんが感動しているように、まさに「赤裸々に落下している」という印象〜! 牧水さんがこの紀行文で書いているのは春先のことのようなんですが、紅葉の季節は本当に見事のひとことでした。さまざまな種類の木々があるようで、紅葉も単調ではなくてカラフルなモザイク柄になっています。

滝つぼまで行けないのは寂しくはありますが、この滝は展望台からの遠望でも輝く滝です。

ザザザ…と響いてくる遠い滝音に耳をすませながら、吹き抜ける風を感じる。ぜいたくなひと時を過ごすことができました。

志賀高原ではほかにも丸池あたりが紅葉スポットでした☆

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さて、志賀高原から高山村に向かう道は標高の高い峠を越えていくので、途中は霧がすごくなってきました。

霧のなかを進んでいくと、ひっそりと牧場が現れました。

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ウシさんたちがのんびりと草を食んでいました。人里離れたところで幻想的な牧場ですねー。

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峠をこえて標高が下がってくると再び紅葉がくっきりしてきます…☆

二つ目の滝は雷滝です!

●雷滝・かみなりだき●
長野県上高井郡高山村奥山田荻久保。落差30m。松川渓谷の本流が雷鳴のように轟音を立てて落下していることが名前の由来。岸壁がえぐれていて滝の裏側から見ることもできる。駐車場からすぐ。冬季は立ち入り禁止。

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3年前に訪れたときにもブログで書いたのですが(記事はこちら)、この滝はぐるっと裏からも表からも見られる珍しいタイプの滝です。

潤満滝は遠望でしたが、こちらは接近タイプ!

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滝越しに紅葉が見られるのもいいですね〜!

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霧のように細かい水しぶき越しの紅葉も☆

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轟音と水しぶきを感じたあと、最後の滝へと向かいました。

●八滝・やたき●
長野県上高井郡高山村奥山田。落差約180mの段瀑。展望台から望める。

ここも3年前に来た時は紅葉が終わりかけでちょっと寂しい風景だったんです。
が…!

今回はこんなかんじ!

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ふかふかのオレンジの絨毯です〜☆ 色づいている山ばかり眺めていたのでもうこの辺りだと慣れてきちゃってたんですが、よく考えたらすごい山の色ですよね!
落差がかなりある滝なので、ここも遠望のほうが滝をよく感じることができるなぁと思います。

妙高から続いた紅葉滝ドライブ。大満喫の旅となりました!

これまでの記事
惣滝・新潟県【妙高の名瀑!紅葉の滝壺へ再チャレンジ!】
幻の大滝・新潟県【映画「滝を見にいく」妙高の聖地巡礼】
樽滝・長野県【幻の滝がつないでくれた木島平村とのご縁】

☆おまけ☆

ドライブの最後のシメとして、小布施へ立ち寄りました!
竹風堂の栗あんしるこ。夕方になるとめっきり冷え込んでくるので、おしるこが嬉しかったです☆

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