昨年の暮れにかけて、西日本をウロウロしていたんですがブログでの更新がぜんぜん追いついてなかったので、そちらを。
(以前、山口県の寂地峡を書きましたが、その続き!)
結果的に日本の滝百選に選ばれている滝を中心にめぐってきましたので、日本の滝百選シリーズ〜ということで、順にアップしていきたいと思います★
〜日本の滝百選シリーズ〜
今回は広島県で唯一、百選に選ばれているこちらです!
●常清滝・じょうせいだき●
広島県三次市作木町下作木。落差126m。三段にわかれ、上が荒波(36m)、中を白糸(69m)、下を玉水(21m)と名付けられている。駐車場から徒歩5分程度。
来訪日:2015/11/23
やってきたのは三次市の作木町。広島市までは訪れていてもここまで来る機会がこれまではありませんでした〜
ちなみに最近無料の高速道路が開通して、広島から出雲、というラインでのドライブが快適になったのです。わたしも今回、このルートで島根まで抜けていきます。
中国やまなみ街道
http://ono-matsu.jp/outline/
滝は駐車場からはそんなに遠くないみたいです。
鳥居があることからもわかるように…
滝に行く途中には権現神社もあります!
整備された遊歩道をテクテク。紅葉タイミングは少しずれていたようで(もう終わってしまっていたので)、この日はどなたもいらっしゃいません〜 のんびりお散歩気分です。
「常清滝まで◯m」の看板に、苔が生えてるのがかわいい…
なーんて、ほっこりしているうちに、滝はすぐに見えてきました〜!
じゃーん!
落差126mということなんですが、予想よりもずっと優しいイメージの滝!
100m以上もの落差の段瀑というと、岡山県の神庭の滝がありますが、あちらのほうが迫力があって男性的。こちらはどちらかというと女性的な滝でした。
滝壺も浅い!(というか、ない) 水量もそんなに多い滝ではないのと、このあたりは流紋岩質らしいので、岩は浸食されにくいということかしら。
滝壺から見上げていると天女が空から舞い降りてくるようなかんじ。ゴツゴツとした岩肌ですが、そこに水が流れるだけで風景全体がこんな優美なイメージに変わるのだから、不思議なものですよね〜。
少し階段をのぼったところに展望台があるのですが…
その眺めがこちら!
おお〜!
滝壺から見上げたときより、こちらからだと落差がしっかりと把握できます。
「上が荒波(36m)、中を白糸(69m)、下を玉水(21m)」とのことだったのですが、はっきり三段というのでもないので、どこで区切るのかちょっとわかりにくいですね。
白糸のあたりかな?を、ズームしてスローシャッターにしてみました。
水しぶきもこまかく舞ってくる程度で、寒くもなく。居心地抜群なので滝壺で軽食です☆ 道の駅で買ってきた栗ごはんをいただいちゃいました☆
「常に清い」なんて、昔の人から素敵な名前をもらいましたよね!
増水したときはおそらく表情を変えそうな滝なのでそれもまた見てみたいと思いますが、いつものおしとやかな風情をひとまず味わうことができて良かったです! 雪も紅葉も似合いそうだしなあ…
百選の滝めぐり、続きます!
★おまけ★
三次イチの観光地といっていいほど賑わっているのが、広島三次ワイナリー!
三次は盆地特有の気候風土で、美味しい葡萄の産地なのだとか。自社農園で育てたピノ・ノワール、シラー、プチベルドなどを醸造しているそうです。
で、わたしのお目当てはこちら!
毎度ながら、ソフトクリーム!です。
ピオーネソフトと白ぶどうソフトでさんざん迷ったのですが、白ぶどうに。
さ、さすがワイナリー!ジューシーなぶどうがぎゅぎゅっとつまった、かなり完成度高いソフトクリームでしたよ〜☆