わたしにとって47都道府県で唯一未訪の地だった、山口県!

行ってみたいと思いつつもなかなかチャンスがなく、ようやく今回かないました。
当然、滝もはじめて!です。

島根県、広島県との県境のあたりに日本の滝百選にも選ばれている有名な滝があるので、行ってきましたよ。

●寂地峡五竜の滝・じゃくちきょうごりゅうのたき●
山口県岩国市錦町大字宇佐。西中国山地国定内にある犬戻峡と竜ヶ岳峡を総称して寂地峡と呼ばれ、寂地山(1337m)に源を発する寂地川には落差200mに渡り滝が続く。入り口から竜尾の滝、登竜の滝、白竜の滝、竜門の滝、竜頭の滝と続く。日本の滝百選。キャンプ場駐車場から竜頭の滝まで徒歩30分ほど。
来訪日:2015/11/22

キャンプ場の駐車場にある案内所。

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この先にたくさんの滝が待っていてくれているようです…!わくわく。

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駐車場から徒歩5分くらいで、すぐひとつめの滝に出会うことができました☆

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竜尾の滝です〜!

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ここの滝は5つあって、下流から上流に向かって、竜がのぼっていくかのような名がつけられています。複数の滝をまとめて竜に例える、というのは珍しいかもしれませんね。

そんなわけで最初の滝は、竜の「しっぽ」!

上段15m、下段5mの段瀑。森のなかで、滝の白さが際立っている印象でした。広い滝壺に滝の影がうつりこむのも余韻があって素敵です。竜のミステリアスな雰囲気に合わせて、なんとなくここはシャッター速度を遅くして流すような写真で撮影してみます。

さらに白い竜の全貌を確かめるべく、階段をどんどん登っていきます。

2番目の滝、登竜の滝が見えてきました〜!

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角度を変えるとこんなかんじ!
ひねりがきいていて、登っていく竜の躍動感が伝わってくるようですね。

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登竜のすぐ上に、3番目の白竜の滝が姿を見せてくれました。
斜面を滑り降りてくるような10mくらいの滝です。白い竜の背中、っていう感じかなあ。

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滝壺のグラデーションの緑色に見入ってしまいます。

さらに登っていくと、4番目の竜門の滝が見えてきます!

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滝の手前に岩壁がせり出しているために、奥に落ちている滝は見えません… 音だけは聞こえてくるんですよね。ミステリアス!「竜門」というのは、登竜門という言葉にも通じるように、険しいけどこの先は大切で価値のある場所ですよ、というような印象を受けますね。

さあ、あとひとつ!
頑張って階段をのぼります、ラストスパートです〜!

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そして、ついに!

こちらが竜頭の滝です〜!

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落差は14mとのこと。奥行きのある滝で、てっぺんは見えなくなっています。

滝壺は相変わらず美しい…☆

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でも、なんというか最後に現れるにしては、「ドヤ」感があんまりない。笑 
「ふぉっふぉっふぉ……待っていたぞ。ドーン」というようなかんじではなく、竜を追いかけてきたけど、竜はそのまま振り返らずに雲を抜けて天に登ってしまうという。そんな竜も格好いいですよね〜。

階段はさらに上に続いているのですが、ここから先は竜ヶ岳の登山ルート。ここで引き返すことにしました。

ゆっくりできるのはやっぱり最初の竜尾の滝でした!

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ここは名水百選にも選ばれているくらい、本当に水がキレイ。
ゆらめく水面を眺めながら、おやつタイムでした☆

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初めて訪れた山口は、竜を追いかける滝めぐりからスタートでした!

山陰の滝旅、続きます☆