あ、暑い…!

ということは、滝シーズンですよ。このブログも例年通り、来訪者がぐんと増えております、ありがとうございます!写真からだけでも涼をお届けできたらとも思いますし、お出かけの方はどうぞ諸々お気をつけて、心身リフレッシュしてきていらしてくださいね。

***

さて、なかなか新規の記事をアップできないでおりました。少し前のお話になりますが、初訪問の滝をアップしますね。

●名瀑一之釜・めいばくいちのかま●
山梨県山梨市三富川浦。笛吹川上流。一之釜は、落差21mの男滝を指す。他に吊り橋から女滝と釜沢の滝を眺めることができる。「釜之郷」の地名の由来となったとも伝えられる。駐車場から男滝まで徒歩約15分程度。
来訪日:2021/6/13

「名瀑」ってつけるのが観光協会的にも正式名称みたいなので、一応倣ってみました!

数年前からインスタなどで話題になり人気上昇中の滝なんだそうですが、実はわたし行ったことがなかった!バスツアーもよく組まれたりしているみたいです。確かに塩山や勝沼などからも近いのでワイナリーめぐりと合わせたりしてもちょうど良さそうな場所ですよね。うん、チェックしておかなきゃな!…ということで梅雨時ではありましたが、近くに行く用事があったので立ち寄ってみました。

旧三富村のエリアです。山梨市から秩父方面へ抜ける国道140号「雁坂みち」の途中。近くには西沢渓谷があります(ちなみに2021年、西沢渓谷はほとんど通行止めらしいですね…)。

↑ 案内板によると、ここが材木運搬の難所だったっぽくて、つっかえないように龍神様をお祀りするようになった、とのこと。ところでこの龍はなぜ片眼だったのだろう…鉄砲流しの材木が目に当たったとか?だから怒ってるとか?ちょっと気になりました。滝にまつわる伝承はその地域の風土が見えてくるから面白いです。

吊り橋からは釜沢の滝、女滝(女釜)が望めるようです。キツネちゃんが飛びまわってて可愛い絵…☆

入り口から遊歩道を進んで行きます。整備してくださっていますので危ないことはありませんでした。

すぐに吊り橋に到着!

ここから右手に見えますのが、釜沢の滝!

落差は50mほどあるらしいです。なかなか立派な分岐瀑でした。先程の案内板のように水量があったらもっと迫力が出そうです。

吊り橋の左手には、女滝と女釜が見えます。女滝は落差はほとんどありませんが、エメラルドグリーンの淵が迎えてくれました。優美な雰囲気。

白い岩盤だからこの色が出るのかもしれませんね。

さあ、吊り橋を渡り切ると、あの奥に滝の予感です!

そわそわ。

こちらです!!

おお!両側の壁に少し隠れている感じがいいですね。滝の流れは「男滝」と呼ばれているだけあって、勢いのある直瀑です。

いくつか石積みがされているので、地元のかたの信仰の場として今も大切にされているのかもしれません。ちょっとお邪魔します!

滝つぼ手前は少し浅くなっているところもあります。こちらも水色の濃淡が美しいです!ちょうど周囲の岩盤からの反射なのか、滝音がサラウンドで聞こえてくる場所がありましたよ。

近くに行ってみたいけど、意外と滝つぼは深そうですよね…。

晴れていてタイミングを合わせれば(昼前くらい?)虹も見えるそうですが、曇りでもしっかりキレイでした。むしろ影にならないので写真としては撮りやすかったかも。でもやっぱり虹も見てみたいです!また近くに来たときには立ち寄ろうと思います。

(動画も撮影したのに音声がなぜか消えていた…!ので、こちらの動画もご参考まで!最初に一之釜が出てきます)