紀宝町の滝めぐり、続きです。
前回はこちら
布引の滝・三重県【紀宝町にもうひとつの美しい布引さん】
たたみかける感じで、次もかなり…よかったです!
紀宝町の大里、という集落へ。
現在、紀宝町の地域おこし協力隊として活動されている佐竹さん(くまの川遊び部部長さんです)。佐竹さんが紀宝町の地元の中学生とお話ししていたときに、「滝で遊んだりする?」と聞いたところ、数人から「子供の頃によく遊んだ滝がある!」と名前が上がったのだそうで。
観光地としてあまり知られている場所ではなくて、いわゆる、地元の子供たちにとっては秘密の遊び場といったかんじかもしれません。
どんなところなんだろう? ワクワクしながら向かいました。
●那智郷の滝・なちごうのたき●
三重県南牟婁郡紀宝町大里。那智河谷にかかる落差10mほどの段瀑。林道の終点地点から谷に降りるとすぐ。
来訪日:2018/3/17
那智川…って、紀宝町にもあるんですね! 那智河谷、と呼ばれているようです。那智の滝のとは別です。ちょっと紛らわしいけど、どういう由来なんだろう?
この川沿いの林道を、遡っていきます。
林道を終点まで行ったところが、滝の入り口。これなら子供たちも自転車とかで来れますね。
もうこの時点で、とんでもない色の滝つぼが見えているんです!
はやる気持ちを抑えつつ、急斜面をくだっていきます。
こちらです!!
眩しく輝くエメラルドグリーン!
2段になったナメ滝ですね!
上の段はこんなかんじ。さっそく武和さんが滝の上に登って写真を撮影中!
沢靴を履いているので、わたしもナメ滝をチャプチャプ。
下の段に向かうところがちょうどウォータースライダーのようになっているんですね。これは、子供たちに大人気、っていうのも納得です。
スライダーでドボーンする先も、この美しさですからね。飛び込んだ時に水をガブッと飲んでしまっても大丈夫そうなキレイさです。
こんな遊び場、最高じゃないのさ! 紀宝町の子供たちが羨ましすぎる!! ふるさとにこの滝があったら、わたし毎日通ってたんじゃないだろうか。
…と、わたしがうっとり滝を愛でている間に、佐竹さんがこんなものを用意してくれてました!
ハンモック…!
やあ、このロケーションのハンモック、反則でしょっ!
気持ちいいに決まってるじゃないですか。
そりゃもう、最高です。
このハンモックがあれば、大人にとってもくつろぎの場所になりますよね。滝音を感じながら昼寝するのもいいし、読書もいいし。
大人たちの滲み出ちゃう笑顔がその心地よさを物語っております。にまにま。笑
布引の滝に続いて、こんな素敵スポットがサラッとある。おそるべし、紀宝町… きっと地元の方は当たり前になっているのだろうけども、この憩いの場は地域の宝物ですよね。ここで遊んだ子供たちは、大人になってからもふるさとの記憶として残っていくと思います。
夏休みに子供たちで賑わう様子も見にきてみたいですね☆
(この季節、椿の花が綺麗でした)
まだまだ続きます!