熊野エリア(和歌山県・三重県の南部地域)を基盤とする地域新聞、熊野新聞さん。
なんとなんと。2月11日付の紙面にて。
滝ガールの活動を紙面に取り上げていただきましたーーー!
名前を見出しにまでつけていただいて、嬉しはずかし。本当にありがとうございます!
なぜに熊野で!というところなんですが、実はわたし、ちょうど2月の最初の週に熊野に滞在していたんです。
毎度お世話になっている「くまの・川遊び部」の皆さんに今回もいろいろと連れて行っていただいて、超もりだくさんの旅だったのですが、それは追ってこちらでも紹介するとしまして…
今回の新聞社さんとのご縁は、川遊び部部長さんの企画してくださったクローズドイベントがきっかけ。
これがまた恐縮しまくりの「坂崎絢子さんと滝を語る会」というタイトルで(!笑)、那智勝浦の民宿の1階に誕生したおしゃれなイベントスペースのプレイベントでした。
部長さんが「滝に関心がありそうな方」ということでお声がけして集まってくださったみなさま。ここに、熊野新聞の記者さんも来てくださっていたんです。なので、新聞記事もこのイベントレポートが入り口になっています。
ちなみにこの「滝を語る会」、滝のことを話していいイベントなんてそうそうやれるもんでもないので、本当にありがたいです。
滝のポテンシャルについて、1時間近く、しゃべり倒しました。でも、好きなことを話すって難しい! トークの内容については反省も多々ありつつなのですが、聞いていただいた皆様、ありがとうございます!
このイベントとは別に2日後、またさらに滝の話を取材してくださるとのことで!
図々しくも、新宮の熊野新聞社さんの本社に行ってきたのです。
熊野新聞社さんは、もともと南紀州新聞社さん。2010年から名前とロゴを一新したそうです。
このロゴ、とっても素敵だなあ、と思っていたら、有名なグラフィックデザイナーの仲條正義さんが手がけたものなんですって。社内もとても自由でおしゃれな雰囲気。社長さんがアート好きなのだそうです。
(社長の息子さんの絵をポストカードに)会社のモットー、いいですよね!
わたし滝の話はあちこちテーマが飛びまくっていたかと思うのですが、記者の泉さんが丁寧に聞いてくださり…ついつい嬉しくってはしゃいでしまいました!
「滝を語る会」でも話したことなのですが、いまわたしが気になっていることは、「滝の文化」のこと。滝が人間にとってどのような存在であったのかということにフォーカスして、あれこれ妄想して楽しんでいます。
滝文化という切り口では、やはり何をおいても「熊野」という地が重要な場所なんです!ということを強くお伝えして帰ってきました。
今回の旅は那智の滝のさらに上流を訪ねたわけですが(この話はまたブログにアップします!)、もういろいろ面白すぎて、ますます熊野にハマっていく予感がしております。
そうそう、帰り際、新聞社さんの受付でこんな本を見つけてしまいました。
『熊野からケルトの島へ』 … 気になる!!!
熊野新聞さんで連載されていたコラムをまとめた本だそうで。即買いです。
ーーーケルト人が信じた不老不死の楽園、常若。古代熊野人にとっての永遠の異郷、常世。ユーラシア大陸の両端をつなぐ理想郷への憧れと、死と再生の精神世界を訪ねて。
元朝日新聞の記者さんが書かれているんですが、これがまた面白くて…
熊野人の精神性の中に、必ず滝があったと思うんですよ。
そして、熊野といえば、さいきんハマってるのが、このお方。
南方熊楠!!!
「知の巨人」として知られるお方ですが、わたしはこれまでちゃんと知りませんでした。それが今年、生誕150年を迎えるということで、東京でもセミナーがありました。今私もそれに参加しているんですが、そこから俄然、気になっている存在なんです。
熊野に生まれ、熊野の人間と自然とを、観察し続けた男… 奥の深さにキュンキュンきてます。
というわけで、なんだかとりとめない感じになってきてしまいましたが…とりあえずご報告でした!
今回の熊野旅の様子はまた追ってこちらでレポートします☆