前日が遅くまで仕事で、朝寝坊した休日。わたしの部屋は日当たりが良すぎるので、暑くて起きました。
10時かぁ。
うーん。
天気いいなぁ。
うん、そうだ、滝行こう!
そうと決めたら、動きは素早いわたし。
そのまま、行き先を決めずに、とりあえずクルマに乗り込んじゃいました。
こういうとき、クルマがあってよかった、と思います。気ままなドライブの醍醐味ですね。
まずは、なんとなく…北へ。
高速入り口で、東北道と関越道と迷って、なんとなく関越を選択。
なんとなく、なんとなく……の連続で、結局、久しぶりの秩父へやってきました!
埼玉県、滝の数が少ないのですが、ゴールデンウィークも埼玉の滝に行った(こちら)ので、なんだか埼玉強化ウィークですね!
新緑のドライブを楽しみつつ、埼玉で一番好きな滝を目指します。
唯一、日本の滝100選に選定されている滝です。
●丸神の滝・まるがみのたき●
埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森。落差76m。1段目が12m、2段目が14m、3段目が50mの3段に別れて滑り落ちる。滝壺と、展望台から眺められる。日本の滝100選。
来訪日:2014/5/11
滝見のスペースがありますが、もっともっと近づきますよ!
落差がかなりあるけれど、岩をゆっくりと滑り落ちてくるタイプの滝。間近で、水しぶきを感じながら、その流れをひとつひとつ、追いかけます。
水の流れは激しくはないので、圧倒されることはありません。だけど、なぜなのでしょうか、ここにいると、涙がじわっと、溢れてくるんです。
水は、天から舞い降りるように。滑り落ちるスピードは一定ではないし、表情がぜんぶ違う。それが、調和して、全体の優しい流れを生み出している。
「丸神」の由来は、両神山の斜面を落ちていることからきているのでしょうか。特に残っていないようなのですが、わたしが感じるこの滝の印象、やっぱり「まぎれもなく神様」って感じなのです。
それはきっと「調和の美」を訴えかけているから。昔の人も、そんなことを感じたのかもしれませんね。
滝壺では、ヤマブキも幸せそうに揺れていました^^
そして、展望台も忘れずにね。お尻が筋肉痛になりそうな急な道を、エッホエッホ登りますこと20分。
こちらが展望台からの眺めです!
新緑の季節、そのグラデーションにも感動です。ここまでしっかり、滝の音も聞こえてくるんですよ。
うん、やっぱり、ここは好きな滝なのでした。
(あまり人が来ないので、独り占めできるところもポイントです)
パワーチャージも、ばっちり。神様に会えたんですものね。あのまま疲れているからって、二度寝しないで、本当に良かった〜!
謎なのが、この看板。
ランキングは、誰が、どの基準で選んだのか…まったく分かりませんが(笑)、規模は小さいけど、いい滝ですよ。秩父に訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。