あちこち飛び回っているうちに、2月も最終週となっておりました…!
ブログのアップがなかなか追いついていませんが、冬のあいだも滝はいろいろめぐってますよ〜! 少しずつアップしていこうと思います。
こちらは、冬のはじめに訪れた、熊本県の滝です。初訪問!
●栴檀轟の滝・せんだんとどろのたき●
熊本県八代市泉町五家荘。落差70m。日本三急流の球磨川に合流する支流に落ちる滝。昔、滝のそばにせんだんの木があったことから、名付けられた。日本の滝百選。駐車場から遊歩道で歩いて10分ほど。
来訪日:2014/12/23
ザ・秘境。平家の落人伝説が残る五家荘にある滝! 山深い場所とは聞いていたのですが、峠の山道の運転はちょっとドキドキでした。
というのも……
がっつり雪景色だったんですー。熊本県って、雪のイメージがなくて完全にわたし、油断していました!
でも、だからこそ、到着してしまえば!
ひ・と・り・じ・め。
シーズンオフに、山深い場所に落ちる滝を訪れる方はあんまりいらっしゃいません。
それが証拠に、雪の上についている足跡は…
動物だけ! うふふ。 キジの足跡って、→(やじるし)みたいで可愛いんですよね。
この足跡さがしも、冬の滝めぐりの楽しみだったりもします。
とはいえ、浮かれすぎないように。足元など気をつけながら、遊歩道の階段を下っていきます。
駐車場から滝までは近くてラクラクです。
徐々に近づいてきます!
そして、こちらです!
じゃーん。
落差70m!
さすが、日本の滝百選の貫禄です!!
さらに滝壺へ近づいていけますよ〜。
わーい☆
滝壺の近くは水しぶきがすごいんです!
虹も少し見えました!(この写真は分かんないかも)
この滝は、秋は紅葉の名所だそうです!
でも、この時期だからこそ、名瀑のひとりじめができる!
これだけ立派な彼の勇姿を(この滝はやっぱり男のイメージです)、わたしだけが楽しめるなんて、贅沢この上なし。
どのくらい居たんだろう。しあわせでした…☆
ちなみに。
さすが「とどろ」と名前がつくだけあって、滝の音は大迫力!
でも、滝の音は、どどどー!ではなくて、ざざざー!です。滝壺直下の滝ではなく、途中、岩にも当たりながら落ちているので、なんとなくそんなかんじなのです。
案内板には「古生代に堆積したチャートの断層にできた滝」なのだと書いてありました。
なるほどー☆
これだけの水がドバドバ当たっているのに、滝壺が浸食されない理由はここですね!
「チャートは硬い!」という、いつかの理科だか地学だかの記憶がふと蘇りました。でも、なんで硬いかは、忘れた… 笑
地層のことも、もっとちゃんと勉強し直したいなあ! と、また改めて思っています。
さて、日本の滝百選、このときついでにもうひとつ行ってきました!
…って、また、そっちも誰も居なくてひとりじめだったわけですが。
冬の滝っていうとやっぱり「氷瀑」が人気なんです。冬しか見れない景色ですから感動もひとしおなのですが、「冬でも凍らない滝」もいいものです。だって、圧倒的に穴場になるんですから!
この冬、「氷瀑」な滝めぐりのほうも、もちろんいっていますよ^^ そのときのようすもまたご紹介したいと思います!