智恵の滝・岩手県【山奥で待つ賢者の滝&秘湯の宿】

智恵の滝・岩手県【山奥で待つ賢者の滝&秘湯の宿】

岩手の滝旅!

前回はこちら
不動の滝・岩手県【熊も癒される!?パワースポットの滝】

八幡平では、もうひとつ!こちらもわたしの好きなタイプの滝でした!

●智恵の滝・ちえのたき●
岩手県八幡平市兄川。兄川渓流の支流に落ちる落差30mの直瀑。まぼろしの滝とも呼ばれる。林道を進み駐車スペースから歩いて30分ほど。
来訪日:2015/9/17

目印を参考に、ガタガタの林道をしばらく進みます。

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そして広場に到着。
ここから「30分」と、うっすら看板に書いてありました。

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ブナ林の遊歩道はちょっと傾斜つきのところもあるけど、おおむね快適です!

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でも、先ほどのこともあるので、クマには細心の注意を払わなくては。クマ鈴を鳴らしながら歩いていきます。

15分くらい歩いたところで
この看板が。

「第一展望台」

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……が、先に行っても何も見えず行き止まりなかんじでした…。

でも「第一」というわけだから、先には第二があるはず!

あった〜☆

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ところが第二の下も。

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滝らしきものはあるようですが、鬱蒼と茂った木々に邪魔されて全貌はちっとも見えない!

そして、まだ先に進むと。

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なーんだ。下に降りれるんですね!

階段が続いていました。

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ところがこのあとけっこう急斜面!

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足もとも滑りやすいし、張ってあるロープをしっかり握っていかないと降りれないところ。これはちょっとここで急に難易度が上がるかんじですね。

なんとか河原に降り立つと…

見えました!

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ごろんごろん大きな岩とダイナミックな倒木をよじのぼっていくと…

こちらが滝壺です〜!

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うわあ…!

水量豊富で飛沫も辺り一面に飛び散っていて、すごくパワフルなんですが、一方で整った品のある感じもする。「智恵の滝」という名がいったいどんな理由でつけられたのかは知られていないのですが、なるほどなんとなく、この滝は単なるパワフル系でも田舎系でもなく、賢者系、とでもいいましょうか。

そんな印象をもったのは、この滝の「色」が特徴的だからかもしれません。

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もうちょっと寒い季節ですが、滝壺にも足を浸してみたくなります。

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滝壺の青と、岩盤の茶色。そのどちらも絶妙なグラデーションを創り上げていて、その両者のコントラストに目が惹き付けられてしまいました。単純な「青」や「茶」と表現するのも、何か違う気がします。日本古来の和色で表現したくなるかんじです。

潔い直瀑ぶりに、この色の絶妙な複雑さがあいまって。そんな風情をひっくるめてスケールの大きな「智恵」という名を授かるに至ったのでしょうか…

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筋を通す生き方やら、物事を繊細なままに捉えることだとか。
うんうん。
なんだか賢者さまに教えられるような気分で、うっとりしてしまいました。

しばらく堪能してから、また元きた道を戻ります。

よっこいせ、とロープをつかんで登ろうとしたとき。

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!?
ロープが勝手に動いた!!

……と思ったら、ロープと同じ太さの蛇がひょいひょいとすり抜けていきました。

びっくりした… 間違えてつかまなくてよかったです。

あと、カエルもいっぱい出てきました。

なかなかワイルドなロケーション、人はめったに来ないのだろうけど、いろんな生き物が暮らしているんですね。

その山奥にこんな素敵な賢者さまが待っていてくれるわけで。だから滝めぐりはやめられないな〜と思います。

さて。
八幡平ではそのあと気になっていた温泉宿に宿泊。

ふけの湯さん。

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日本秘湯を守る会にも加盟している宿。

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地熱を利用した「蒸かしの湯」。野天風呂はけむりがもうもうと上がるなかで湯につかれます。贅沢ですね〜。

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夕食は地元の恵みたっぷり。なかでもイワナの塩焼きは美味しかったなあ… 

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そして秘湯ビールね。日本秘湯を守る会限定のビールなんですって。

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こういう滝を見たあとには、秘湯温泉。自然に包まれた静かな環境で、じっくりと余韻に浸りたいのです。抜群の相性ですね☆

岩手の旅はまだ続きます!