那智の滝・和歌山県【滝の神様の里帰り】

那智の滝・和歌山県【滝の神様の里帰り】

カテゴリ、「名瀑セレクション」を作成。

最近行った滝については「滝めぐり活動日誌」としてアップしようと思いますが、過去訪れた印象に残っている滝と、その訪れたときのエピソードを振り返ったものについては、こちらにもアップしていこうと思います。

 

まず最初はやっぱり…神様の滝。日本三名瀑のひとつ。
滝めぐりを趣味にして数年経ったころの、念願の訪問でした。

【名瀑セレクション1】
●那智の滝・なちのたき●

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町。落差133m(一の滝)で、一段の滝としては落差日本1位。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑のひとつ。飛瀧神社のご神体とされている。1972年に国の名勝に指定。2004年に世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部に。
来訪日:2006年7月

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滝のはじまりがちょうど空と一体となっていて、そこから轟音を立てて、見えない滝壺へと激しく落ちていく。
天と地を、まっすぐにつないでいる。

激しい飛沫を浴びながらその様子を眺めていると、キレイとか癒されるとかというのとは違って、もうなんというか、「すみませんでした」と懺悔したくなるというか。畏怖の念が、自然とわき上がってくるようでした。

……あ、なるほど。

古くからこの滝が神様だ、とされてきた理由。あれこれ考えたり、説明を読んだりしなくとも、ただ、滝の前に来るだけで、体感できたような気がしました。

ちなみにこの初訪問、実はなかなか記念すべき日でした。7月14日。ちょうど年に1回、熊野那智大社の例大祭「那智の火祭」が行われる日だったのです。熊野那智大社に祀られてる滝の神が、扇みこしに乗って、年に1度、御滝前の飛滝神社への「里帰り」する、という神事です。

滝の神様の大事な里帰りに居合わせられるなんて、滝ガール、感無量です!

並んで赤いのが、扇みこし。神様、集合中。
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舞が納められていました。

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古から綿々と続く神秘的な祭儀も目の当たりにしたことで、わたしはますます、滝に宿る「神性」に惹かれていきました。

頭に直撃しているような写真…。笑

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パワーをたっぷり感じた、初訪問の思い出でした。
場所としてはやはり遠いので、なかなか行き難いところではあるのですが、ぜひまた拝みにいきたいです。

それにしても、日本人って、石や、木や、海、いろんなものに神様を見てしまう民族ですが。滝って、その中でも特別にライブ感のある神様ですよね! 音も出るし、しぶき飛ばすし!