滝が好きなんです…
と話すと、「滝に行って、何するの?」と聞かれることが、よくあります。
…いろいろ、してます!(ひとことで、言えない)
全国各地に滝はありますし、それぞれ観光地として人気のところも多いですが、その「楽しみ方」というと、記念写真を撮る、以外の方法って、あまり知られていないのかもしれません。
でも、滝は、地球がつくる偉大な芸術作品!
せっかくなら、感性をフル動員して、味わい尽くしてほしい〜。
といっても、わたしもただ、ぼけーっとしていることも多いのですが(それはそれで、癒やされる)、「積極的に味わう」ようにしてみると、また滝の魅力がどんどん伝わってきます。
わたしが普段、滝の前でやっているようなことを、先日「滝ガール会」に参加してくれた皆さんに伝えてみたところ(記事はこちら)、「なるほど、こうやって楽しむんだ〜!」と喜んでもらえて、わたしも嬉しかったのです^^
滝ガール的な鑑賞法、とにかくいろいろあるのですが、ちょっとここにまとめておこうと思います。
まずは、その1。
「眺め方」のヒントです。
●虹を探してみます
晴れていたら、ぜひ^^ 訪れる時間帯や日当たりにもよりますが…
滝に虹がかかっていると本当に幸せな気分になります!
滝にかかる虹は、「太陽」を背にして、観察者の目線と太陽光の角度が40~42度になった先の水飛沫の部分に、見られます。自分がこの条件の場所に動けばいいので、登ったり回り込んだりして調整してみると、虹が見えるようになることも多いのです。
虹が添えられると、ますます美しい!「虹探し」、見つけたときの喜びもいいものです。
●全体の印象を「人」に例えてみます
わたしは「乙女のような滝」「懐の深いおじいさんのような滝」「包容力のあるお母さんのような滝」とか、擬人化して見ていたりします。
なんというか、「佇まい」が、あるんです。
滝によっては名前がそういうところからつけられている滝もあって、昔から、滝はそのようにして眺められてきたことが分かります。
こちらは「姥ヶ滝」。おばあさんの白髪。笑 なるほど〜 というかんじ。
擬人化して見ると、滝が、ぐぐぐーっと、身近なものに感じられてきます。
●流れの中で、気に入った「部分」を見つけます
山の景色の中に落ちる滝の全体像を眺めたあとは、今度は視点をミクロに。
滝は、いろいろな流れの集合体。上から下に、流れ方は一定ではなく、流れの中にも「個性」があることに気がつきます。ピョンピョン跳ねていたり、くねくね曲がって落ちていたり…
自分はどの部分がお気に入りか… それを探してみるのがお薦めです^^
これで、また一段と、滝が身近に感じます!
●見えない部分まで想像します
今度は、想像力。
滝壺から、滝の落ち口の先が見えない場合…その先はどうなっているんだろう?
時間が変わったら、季節が変わったら…どんな滝になっているんだろう?
などなど、目に見えない部分まで想像力を働かせてみると、滝の奥深さにさらに触れることができます…
と、鑑賞スタイルのいろいろ。
まだまだ一部なのですが、またアップしたいと思います^^