滝ガール旅、その2!です。
(その1は、鮎壷の滝/鮎返しの滝・静岡県【滝チカ物件のポテンシャル】

三島で2本鑑賞した後、少し北へ移動して、裾野にやってきたわたしたち。三島では、住宅地のなかに突如現れる滝に驚かされたわけですが、裾野の滝もやはり住宅地のなかにあるんです。

なぜかというと、このあたりの街は、富士山から流れ出た溶岩の南端部の上に位置しているため。街の平野部を流れる川は、その溶岩のはしっこにできた断崖にさしかかるときに滝になる。だから、街のなかを落ちる、不思議な光景になっちゃうわけですね。滝は溶岩の厚さ分だけ落ちることになるので、落差はだいたい10m程度です。

と、いうわけで、裾野の滝、ひとつめは、裾野駅の東側にあるこちらです!

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●不動の滝・ふどうのたき●
静岡県裾野市茶畑。箱根の外輪山から流れ出る泉川の渓流が、偕楽園の庭園敷地内を落ちる。落差10m程度。木々が生い茂る中を水量豊富に落ちる。
来訪日:2014/3/21

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鬱蒼とした木々の中を、ごうごうと落ちる滝。本当に街なか? まるで山奥に来たような景色です。
庭園のなかにある滝って、東京にもいくつかありますけど、こちらは本格派。驚きの水量です!

迷わず滝壺に向かうリエさん。「あぶないから、ここで待っててね」って(笑) DSC_0092

ですよね。ぎりぎりまで近寄らないとね。滝好きの人って、行動がやっぱり一緒なんだなあ〜 と。しみじみ。

滝壺は、虹が綺麗に彩ってくれています。DSC_0098

そして滝を彩るのは、虹だけじゃなくて。この庭園では、梅や桜も咲いていました。春はお花見も楽しめちゃう素敵スポットなのです。DSC_0088
滝ガール的には、花も滝も、というのは、ポイント高いですね!

さて、快調に、いよいよ4本目!裾野駅の西側へまわりました。

●五竜の滝・ごりゅうのたき●
静岡県裾野市千福。裾野市中央公園内にある高さ約13mの滝。5本の滝が落ちることから五竜と呼ばれる。黄瀬川本流の3本が雄滝で、東側の支流2本は雌滝。
来訪日:2014/3/21

わたしは今年の滝初めで訪れておりました!記事はこちら

パノラミックな景色が本当に気持ちいい!(やっぱり後ろには住宅地なんです!)
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5本の滝が、それぞれドラゴンに見立てられています。
こっちの3本が、雄滝、男子ドラゴンです。左から「雪解」「富士見」「月見」と名付けられています。DSC_0110

吊り橋を渡った咲きにある2本が、雌滝。女子ドラゴン。左が「銚子(ちょうし)」「狭衣(さごろも)」と名付けられているそうです。

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男子ドラゴンの3匹のなかでは誰がいいか?など、滝ガールズトーク(笑)。ちなみに、わたしは、「月見クン」が好みです。何か一筋縄じゃいかないかんじがする(謎)。

こちらは、女子ドラゴンの「狭衣さん」。しっとりして女子力高いわ〜。木漏れ日を浴びて、苔とのコントラストがいいかんじでした。

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滝の流れの個性を見比べる楽しさも共有できて、嬉しかったです^^

さて、4本の滝をめぐったあと、富士山の見えるおそば屋さんでランチをいただいて…

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裾野駅で解散!おつかれさまでした^^ (引き続き午後も、お互いにそれぞれ滝活動を続けました!熱心なわたしたち…笑)

滝ラバーの女性と滝めぐりをご一緒するのは初めてでしたが、本当に楽しかった〜!
ありがとうございました!

水しぶきを感じたいために滝壺に駆け寄ったり、しばらくぼーっと見入ったり、というリエさんの姿は、まんま、いつものわたしでした。ストイックに冒険というよりは、おしゃべりしながらゆるっと愛でるスタイルも、やっぱり女子だもの、とても落ち着く〜^^ 

今回は、まさに偶然!という感じで実現した旅だったのですが、さっそく次の滝ガール活動にもお仲間に入れてもらうことに。今からとっても楽しみです!