佐賀の滝めぐりに続きまして……大分県の名瀑も訪ねました!

大分も滝天国で、ユニークな滝がいっぱいある県。
まだ訪れてないエリアがありましたので、せっかくなので行ってみました。

大分県北部、宇佐エリア。

ここには「宇佐の三滝」と呼ばれる名瀑トリオがいらっしゃいます。
西椎屋の滝、東椎屋の滝と、福貴野の滝。
とても近いエリアに集中しているので、今回も一気に見てきたのですが、いやあ、どのお方もスケールがすごかった…!さすが火山の大地!

まずは一人目、こちらから。

●西椎屋の滝・にししいやのたき●
大分県玖珠郡玖珠町日出生。落差86m。耶馬渓層の上層にある筑紫溶岩を落ちる滝。日出生(ひじゅう)ダムのすぐ下流。滝を境に上流側は玖珠郡玖珠町、下流側は宇佐市院内町に属している。日本の滝百選。駐車場から3分程度で上からの展望所、滝の全容を見る展望台は階段を下って10分ほど。
来訪日:2015/11/21

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駐車場から近い展望台までは、ほんとにすぐそこ、という距離。

でも、そこからだと…

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全貌は見えないのです!

雄大な山並み!そこにザザザザ……と響いている。その音のかんじからしても、スケールは期待大です。

もっとよく見える展望台は階段を下っていった先にあるということでしたので、行ってみますと……

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おりる。おりる。まだ、おりる!

階段自体には手すりがついているし、悪路ということはないんですけどね。
帰りのことを考えると憂鬱になるくらいの急な階段が、かなり続きます。

下りなのに息切れしながら、10分弱……。もうひとつの展望台に到着です!

こちらです!

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ずどーん!

やっぱり近寄ると存在感がはんぱなかった!

上の展望台からは景色の一部という感じで、音もザザザザザ…と一定な印象でしたが、こちらでは、だだっ、だだだだっ、だばっという感じで、どこか非連続な音を響かせていて。ずいぶん変わるものだな、と思いました。

よく眺めていると形もなかなか面白い。
直瀑スタイルではありますが、落ち口から滝壺への直下型、というのではなく変化があります。

滝の上部は、狭めの幅。途中流れが集中する場所があり、そこにパワーも凝縮されています。

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真ん中あたりから、少し末広がりになって岸壁も伝って落ちていきます。
左にスルっと落ちる白糸のような流れが、個人的にお気に入り。豪快ななかにセクシーさを感じるポイント。

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そして滝壺へ。

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この青緑に輝いた滝壺がまたいいですね。かなり広くて、深そうです。

滝の上部にダムができる前はさらに豪快な滝だったといいますから、その水量に見合った滝壺、ということなのかもしれません。滝壺はなんとなく神秘的な印象だったので、スローシャッターにしてみています。

岩もいいですね〜。ところどころ、赤茶色をしてるのが、また彩りになってて。

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本当は滝壺に下りてみたいけど、かなり危険そうなので断念……

展望台での写真だとスケール感伝わりにくいですが、記念に滝とツーショットです☆

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全体的に豪快だしゴツゴツしてるけど、繊細なところも、神秘的なところもあって。
思いがけず、けっこうイケメンな滝に会ってしまってちょっとテンションがあがってます。笑

宇佐トリオの実力を見せつけられたかんじ。いきなりワクワクしっぱなしでした。

ってことは、のこりの2人も期待大!

……勢い余ってさっきの階段を一気に上ったので、動機息切れが大変なことになりましたが。

つづきます!