なんとなんと、2022年最初の投稿になってしまいました…!

その間、自身の生活にも大きな変化がありまして。

この冬、故郷である東京を離れ、山梨県の北杜市に移住しました。

八ヶ岳南麓!

大好きな吐竜の滝や千ヶ滝、尾白川渓谷などがご近所になりました!

(↑ 吐竜の滝)

(↑ 千ヶ滝)

(↑ 尾白川渓谷・千ヶ淵)

長らく夢に見ていた、滝に近い生活です…☆

引っ越してきて約一ヶ月、まだフワフワした感じですが、こちらでも簡単に現状のご報告をさせていただこうと思います。

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「滝を日常にできたらいいのに」

これまで滝ガール活動では、「平日は都会で働き」「休日は日本全国の滝をめぐる」を交互にやってきていました。どちらも自分の経験として大事でしたし、それなりに上手にバランスをとることもできていたと思います。

でもだんだん、その「行ったり来たり」にも、ちょっと疲れてしまうように。ふと思い立って滝に会いたいと思っても、最寄りの滝までなんだかんだで2時間近くかかっていましたから。

滝の近くに暮らしてみたい、滝を日常にできたらいいのに。そんな思いで二拠点居住なども検討していたとき、思いがけず外出自粛の流れが…。これまでのように自由に旅ができなくなり「滝の近くで暮らしたい」という気持ちもより切実度を増した一方、テレワークが社会的に浸透して働き方という面では自由度が高くなっていました。

そしてちょうどその頃、それまで続けていた仕事にも一区切りをつけたところ。土地をつないでくださる人との出会いもあり、いろいろなタイミングが「そろそろいいんじゃない」と教えてくれていた気がします。

(↑ 新居からの眺め)

北杜市とのご縁

山梨県北杜市は、不思議と昔から「ここは縁があるな」と感じていたところです。

南アルプスと八ヶ岳の麓、滝がたくさんあることは知っていましたが、実際に訪れてみるとなんだかどこか「安心する感じ」がありました。これは言葉でうまく説明できないのですが…

最初に記憶しているのは、大学4年生の時、友人たちとキャンプで訪ねた尾白川渓谷です。まだこの頃は白州町、市町村合併で「北杜市」になるのはその直後でした。大学時代は毎年どこかにキャンプに出かけていたんですが、特に強く印象に残っています。水の美しさに圧倒されて、とにかくはしゃいだという思い出!

(…若い!)

そのあとも26歳、はじめて訪れた北精進ヶ滝に感動して涙したり。

記念すべき30歳の誕生日も、小淵沢と清里で過ごしていました。

この時は、たしか初めてのおひとりさま旅だったんじゃないかな…。滝を通じて内面と向き合う、大切な時間を過ごしたことを覚えています。

実は勤め先の会社でも「滝」の部活動を立ち上げていたんですが(笑)、吐竜の滝、千ヶ滝には社長含め同僚たちを連れてきたこともありました。

振り返ってみるとやっぱり縁を感じるエリアだったと思うのですが、まさかここに実際に住むことになるとは!このサイトを立ち上げた頃のわたしも、きっと驚くだろうなあ。

もちろん移住を決めるにあたっては滝だけではなく、諸々の条件も検討しましたが、東京からのアクセスがいい、お水がおいしい、富士山がドーンと見える、温泉がある、おいしいお店もいっぱいある… わたしにとっては嬉しいポイントばかりでした。

北杜市の滝活動 過去の記事はこちら

これからの滝活動

北杜市からだったら山梨県内だけでなく、長野、群馬、岐阜あたりまで、いろんな滝にも出かけやすくなります!

とはいえ、これまでほどにたくさん旅はしなくなるような気もしますし…。自分の滝活動、これからどんな感じになっていくのかというのは、まだ未知数なんです。

いまのわたしは、例えるなら、遠距離恋愛だった人と、念願かなって結婚できた!みたいな状態。

滝が大好きで恋焦がれていて、でもいつもは離れて過ごしているから会えなくて、週末になればクルマぶっ飛ばして会いに行って。帰ってきてからは楽しかった時間を思い出して切なくなる…って。これまではそんな感じでした。

いまは、滝がすぐそばにある生活。近所の買い物ついでにご挨拶に行けちゃう!嬉しいし幸せだけど、滝との付き合い方もちょっと変わってきそうな気がしています。

恋愛対象だった滝から、パートナーとしての滝になるのかもしれません。

…ちょっと何を言ってるか自分でもわからなくなってきた感じがありますが(笑)、滝がいつでもそばにいてくれるからこそ、これまでとは違うアプローチでやってみたいことも出てきそうだなと思うのです。

北杜市近郊の滝の魅力もこちらであらためて発信していきたいですし、いろんなイベントもやりたい!新しい活動についてはまた追々、お知らせしてまいりますね。

どうぞ引き続きお付き合いくださいませ☆