茨城・滝ガール会レポートの続きです！
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茨城・滝ガール会レポート【前編・雨でこそ素晴らしい袋田の滝】

袋田の滝から、クルマで20分ほど。こちらへ、やってまいりました。

●月待の滝・つきまちのたき●
茨城県久慈郡大子町大字川山。久慈川の支流大生瀬川に落ちる、落差15mの滝。滝の裏側がえぐれているため後ろに入れて「裏見の滝」。普段は二筋の夫婦滝で、水量が増えると子滝が現れて親子滝になる。すぐ脇には蕎麦店「もみじ苑」が。
来訪日：2014/3/30

この滝は、普段は二筋の夫婦滝で、水量が増えると子滝が現れて親子滝になるのです。このことから、古くから安産、子育て、開運を祈る二十三夜講（二十三夜の月の出を待って婦女子が集う）の場となっていたそうで、「月待の滝」と呼ばれています。

で、この日は雨のおかげで、ずいぶん激しいことになっていました〜！

開運効果、抜群なかんじ…！？

袋田の滝でもお団子を食べたけど、もう既にまたお腹が減っていますので。さっそく滝の前の茶屋、「もみじ苑」にお邪魔します。

滝ガールの会のランチは、もちろん滝を見ながら、です！

●月待の滝　もみじ苑●
茨城県久慈郡大子町川山　TEL:0295-72-3993　10時30分～19時（そばは無くなり次第終了）休：毎週水曜日（夏期無休）　奥久慈産の玄そばを、水車を利用した石臼挽きで自家製粉し、深井戸からくみ上げた天然の地下水を使って手打ちしているお店。

ここでは、滝を見ながら、美味しいお蕎麦をいただけちゃうんですよ！
滝見には一番ぴったりの席、お座敷で。窓の外からでも、滝の落ちる音がしっかり聞こえてきます。

お蕎麦を待っている間、店内を見てみると…お店の方による「日本一“やさしい”裏見の滝」とのポスターがありました。

アクセスの良さや、安全度をふまえて、誰でも裏からの滝見を楽しめるか…？という視点で、全国の裏見の滝を実際に現地調査！してきたとのこと。やさしい、ということで、みんなの「裏見の滝デビュー」には、最適な滝、といえますね＾＾

しばらくして、きました、お蕎麦。

太めの麺が、美味しいです。滝の横には、水車小屋がありまして、この水車を利用して蕎麦粉を挽いているとか。まさに滝のパワーによってできたお蕎麦、なんですね！

続けて甘いものもないと、気が収まらないのが女子……。お団子に自家焙煎コーヒーもいっちゃいます。

女子会ですから、おしゃべりがとまらない…！

その間も、雨はしっかり降り続けていて…滝はどんどん勢いを増しているようす。

ずいぶんゆったり過ごした後、出発。

どう見ても、ランチ前の姿より激しくなってます！もともとこの日は２本の滝に加えて、３本目の小滝が出現して「親子滝」になっていたのですが、さらにもう１本表れているような。ということは、子供は二人。雨のおかげで、ご利益度アップ！？

さて、わたしたちもいよいよ裏から見ます！

さすがにこの勢いと音！ちょっと怖い…！！　けど、裏から見ることで、パワーをダイレクトに受け取ってもらえたはず。「日本一やさしい裏見の滝」で、無事、裏見の滝デビュー、してもらえました！

このあとは、あともう一つ、滝に立ち寄りました。
滝ガール会では、３つくらいは雰囲気の違う滝を見てもらいたいなぁと思っていまして＾＾

こちら、横川の下滝です。

●横川の下滝・よこかわのしもたき●
茨城県常陸太田市横川。落差18m。横川温泉の近くを流れる天竜川に2段に落ちる滝。駐車場からすぐ。
来訪日：2014/3/30

ここはわりとマイナーな滝なので、雨がやんでいたら、ここで滝ヨガをしようと思っていたのだけど…

とんでもないことになってた！！　ちょっと…これは癒されるというより、スリルがありすぎる水量。
暴れ回る滝のようすに、圧倒されちゃうわたしたち。

「雨で、こんなに変わるんだ…！」って。

そうなんです。だから、滝って、面白い。雨が降ったら、こんなに表情が変わる。雨が降るから、川になる…って、当たり前の自然の摂理が、滝という「激しい部分」を見ることで、より力強くわたしたちに迫ってくるんですよね。

都会にいると、「雨」って、ただ移動が面倒になったり、服が濡れたり、と憂鬱なモノでしかなかったりするけど、こういう自然の表情を目にするだけで、少し視点が変わります。

この滝は、滞在時間は短かったものの、しっかりとインパクトを伴いながら、眺めていただくことができました。

最後、この滝の近くにあります、横川温泉に入って…帰路につきました＾＾

雨でも、楽しい、むしろ雨だからこその、滝の楽しみ方を知ってもらえたような気がしています。素敵な滝ガール旅になりました！参加してくれたみなさん、ありがとうございました〜！