静岡の滝旅、続いてます!そして今回は長いです。

2019GW・静岡の滝旅 これまで
旭滝・静岡県【光に包まれる柱状節理のジオ滝】
大滝(仁科川)・静岡県【西伊豆に残された秘境滝】

この日から友人と合流して、温泉1泊旅行に出かけました。彼女は小学校からの親友で今もかなり仲良し。でもよく考えたら一緒に旅行って大人になってからしたことなかったんです。珍しく休みが合って、滝に連れていってほしい、とご要望いただいたので、よっしゃあ任せとけ!と、滝と温泉満喫プランを立てました。

滝ガールデビューの彼女のためにも、しっかり間違いなく感動していただける滝を選ばなくてはいけません。とはいえGWだから混雑はやっぱり避けたい。素晴らしいのに、なぜか穴場な滝。そんな理由で選ばれたのが、こちら。静岡の日本の滝百選です。

●安倍の大滝・あべのおおたき●
静岡県静岡市葵区梅ヶ島。落差85m。安倍川の源流域、支流のサカサ川に懸かる。日本の滝百選。梅ヶ島温泉街から徒歩45分ほど。
来訪日:2019/5/3

ここがなぜ穴場だということを知っていたかというと、実はわたし、ブログには書きそびれていましたが2年前のGWにも一人で訪れていたんです(ちょうど遊歩道が何年かぶりに開通したタイミングでした)。GWでもそこまで混んでないということは、すでに下見済みというわけ。ここは間違いない!

ということで静岡駅でお友達をピックアップしたら、まずは滝の前に腹ごしらえ。静岡名物といえば「とろろ」でっす!

とろろ、観光ガイドとかでは丁子屋さんがまず紹介されるんですけど(丁子屋さんは開店前から行列でした)、今回はそのお隣の一松園さんにしました! 

一松園さん、雰囲気も素敵だし、美味しかったですよ。

自然薯の素朴なお味で、何杯でもするする食べられちゃう。とろろ大好き!

旅の出だしから、お友達もとっても喜んでくれています。滝ガールの旅は、その土地ならではの美味しいものとセットにするのがポイントなので!こういうのも外せないわけです。

静岡の名物、続けてこちらも立ち寄り。

梅ケ島街道をひたすら北に1時間弱、わさび栽培発祥の地、有東木にあるお食事どころ&お土産やさん「うつろぎ」です。

ここも前に「下見」してて、気に入っていたところなんです。清流とわさび、新緑もソヨソヨ、気持ちいいですよ。

ここでは、わさびアイスをいただきました!

わさびのほかに、静岡といえば茶畑。この辺りも茶畑がたくさんあって、手摘みしたばかりという新茶も買いました。令和元年!ですね。

とろろ、わさび、お茶……とプロローグで静岡をしっかり満喫したところで、いよいよ滝ですよ。やってきました、日本の滝百選、安倍の大滝!

まずはこの大きなつり橋を渡りまーす。

とにかく爽やかで素晴らしい季節。ここの時点でもテンション高め。

この次に、ちょっと心もとない感じの吊り橋があります。

めっちゃ揺れます。

とりあえずスマホだけは落とさないでね!ちょっとハラハラしました(笑)。

ここから沢沿いの道をルンルン山歩き。ちょっとアップダウンもありますけど、ゆっくり歩けば大丈夫です。水源林ということできちんと整備されていますよ。

ヤマザクラも咲いてますねぇ。

道中、たくさん写真撮ってくれてました。わたし、なんか浮かれてますねぇ。もう30年の付き合いだし、かなりリラックスしてます。

歩き始めて30分ほどで。残り200m、ラストスパートです!

さあ、きたきた!

滝、写真だとわからないけど…見えてきています!

来ましたよっ!

おー!やったね、バッチリ!

水量、迫力、申し分なし!さすが百選の滝という感じの貫禄でした。

西向きの滝ということで午後遅めの訪問にしたので、ちょうど虹も出ていました。

ねえねえ、滝ガールオススメの滝なんだけど、どう??どう???

すごくない?

「滝、やばいね!」

はい、いい顔いただきましたー!滝からの風がすごい!(笑)

滝の下段にある展望台は、そこにいるだけで水しぶきがすごいんですよ。

(保護色になってますが、右下にわたしが居ます)

水しぶきもたっぷり浴びて、ひとしきり滝とご挨拶したところで、上段の展望台でのんびり。ここで滝ガール流に、鑑賞法をじっくり伝授していきます。

まずはよく滝音を聞いて…☆

そして細かく「部分」を見る。それぞれにグッと来るポイントを探して発表します。わたしは、やっぱり最初の落ち口かなあ。ブシャシャシャ、と飛び出てくるところ。

お友達は、脇の細く流れるところが気になると話していました。

とにかく「長居」するのが滝ガール流の鑑賞のコツなのです!

滝瞑想を伝授中。↓

それにしても彼女は滝鑑賞のスキル習得がかなり早かった!二人で小さい頃、いろいろ妄想して遊んでいたことを思い出しました。だから、例えば滝を人に例えたり、なんていうのは得意分野だったんですよね。

そうこうして、1時間くらい、滝前に居たでしょうか。他にも何組か訪れては去り……。

すっかり滝と親しんだわたしたち。

友人歴はかれこれもう30年になります。そんな大切な友人の記念すべき滝ガールデビューをご一緒できて、嬉しかった。本当に楽しんでくれました。幼なじみに好きなことをシェアするのって、すごく新鮮ですね。わたしが滝のことになると見境無くなる感じには、ちょっと驚いたらしいです。えへへ…(照)

最後のおまけに、セルフタイマーでタイミング合わなかった時のショット!

無邪気で自然な感じがなんだかわたしたちの関係性を表しているようで、いい一枚になりました。小学校の時と、やっぱりなんだかんだで変わらないんだよな。

思いっきり滝を楽しんでくれてありがとう!また行こうね。

旅は、続きます。

2019GW・静岡の滝旅 これまで
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