嘉入の滝・鹿児島県【加計呂麻島ドライブで出会える美滝】

嘉入の滝・鹿児島県【加計呂麻島ドライブで出会える美滝】

奄美大島の滝めぐり、続き。

前回まで
マテリヤの滝・鹿児島県【冬の奄美大島へ!輝く滝壺】
アランガチの滝・鹿児島県【奄美大島宇検村に憩いの滝】

奄美大島の南に位置する、加計呂麻(カケロマ)島にも行きました!
人口1400人の小さな島です。古仁屋港からフェリーで20分ほど。

わたし、フェリーに自分の運転で乗るのは、初めて!

もともと、今回の旅では、加計呂麻島には来る予定はありませんでした。この日は釣り船をチャーターして、釣り&海から眺める滝ツアーという予定だったのですが、風が強すぎて船が出せなくなってしまって… 😥

急遽、日帰りで加計呂麻島に行ってみることにしました。

下調べ、全然してなかったのだけど、フェリー乗り場のマップをみていたら滝もあるらしく。

瀬相港に到着したら、まずはいそいそと滝に向かいました☆
嘉入という集落に向かう手前にあります。

●嘉入の滝・かにゅうのたき●
鹿児島県大島郡瀬戸内町大字嘉入。落差15m。道路沿いから見られる。別名「ウティリミズヌ瀧」。
来訪日:2017/12/25

道路沿いにすぐ落ちています!
落差も水量もそこまで激しくはないけれど、まっすぐに水が落ちる風情と、周囲のシダ系植物とのマッチングがいい感じ。

別名「ウティリミズヌ瀧」だそうです。どういう意味なのかは書いてないけど、「ノロ」の親神が身を清めるところだったのだとか。ノロっていうのはこちらの信仰の女性の司祭らしいです。それは神聖な場所だ!

やっぱりわたしも近づきたい…

道路から滝壺の方に降りられないだろうか…とウロウロ。

なんとなく踏み跡みたいなものがあったので、降りてみました! 

ああ、行ける行ける!

橋の下をくぐると…

滝のそばまで行けましたよ!!

水しぶきが細かく顔に降ってきて… 滝の生命力がちゃんとよく伝わってきます。やっぱり滝は近づけるだけ近づきたいです。

この日は風が強かったから、滝も煽られて形が変わるところも見られました!

さらに岩をよじよじ… 左側からまいて登っていきます。

滝を見上げたところがこんなかんじです!

正面から見るのとはまた違う、躍動感。

しかも繊細。ここまでくると、岩をつたう雫までよく見えるんですね。

こじんまりとした中にも、ワイルドさと美しさが同居している加計呂麻の滝。島めぐりの最初に訪れたのがこの滝だったから、加計呂麻島の魅力がきっとこんなイメージなんだろうなあ、と思わされました。

ちなみに滝から戻ってきた時に、こんな立て看板を発見。

ワナ!!
わたしがワナにかかっちゃわないでよかったあ…
そういえば冬だからって油断してたけど、ハブとかもいるかもしれないから気をつけなきゃでしたよねぇ。大丈夫だったけども…

さて、加計呂麻は滝はこれだけでして、あとは島めぐりドライブです!

まず、滝のあった嘉入集落にはこんなスポット。

ん??

大きな岩!!

「畳百畳分」ともいわれる巨大な一枚岩、「亀石」です。地元の人の言葉では、「カムディ」だとか。

島には集落が点在してて、それぞれ小さな地図がありました。

こちらは阿多地集落。

だいたい集落の広場にはガジュマルと、アシャゲという神聖な建物があるんですね。

阿多地の砂浜。誰もいない。(やっぱり冬はオフシーズンで本当にどこも空いていました)

なかなか細い道のドライブですが、それもまた楽し…!

実久という集落では、源実久の「実久三次郎神社」というのがありました。

誰なのかな…?と思って看板を読んでみますと。

おお! 源為朝!
伊豆大島に追われた後に自害せず、さらに琉球に渡っていたという伝説もあるんだとか。

実久三次郎は、為朝が琉球に渡る前に立ち寄った実久集落の女性との間にもうけた子供といわれています。三次郎も親譲りの豪傑だったそうな。平氏の隠れ里っていう伝説も全国各地にいろいろあるけど、加計呂麻にまさか源氏の伝説があるとは思いがけず、面白かったです。

実久にある海岸は「実久ブルー」と名付けられているほど、独特の青色をしています。確かにとっても綺麗…!

風が強かったから結構荒れてるけど…笑

そしてこの実久の海を展望できるのが、夕日の丘です。

特別な青色、と名付けられるのにも納得ですね。

フェリー乗り場の近くの売店で買った奄美の素朴な伝統お菓子、「ふなやき」。おやつにいただきました。

今度は島の東側へ。生間港の近くにある、「スリ浜」は有名なビーチ。宿泊施設とかレストランも多いみたいだけど、冬場だからかなり静かでした。

ドボンして子供たちが遊んでいましたが、さすがに寒いのでは…!?

諸鈍という集落には有名なデイゴ並木があります。

5月のお花のシーズン、いつか来てみたいなあ…!

そして、諸鈍で有名なのは何と言っても「寅さん」

寅さん第48作め、最後の作品である「男はつらいよ 寅次郎紅の花」で、寅さんがリリーと暮らしていたのが加計呂麻島でした。

ロケ地となった、リリーの家は今は宿泊施設にもなっているみたい。

(寅さん予告編です)

実はわたし寅さんシリーズ、すごく好きなんですけど、実はまだこの48話を、見られてなかったんです。(終わっちゃうのが寂しくて)

第48作を無事見終わったら、また来よう。寅さんワールドに浸りたい!
今回は日帰り加計呂麻旅でしたが、次回は泊まって、ゆっくり島時間をすごしたいと思います。

続きます!!

前回まで
マテリヤの滝・鹿児島県【冬の奄美大島へ!輝く滝壺】
アランガチの滝・鹿児島県【奄美大島宇検村に憩いの滝】