背戸峨廊・福島県【前編:光と水が織りなす夢空間】

背戸峨廊・福島県【前編:光と水が織りなす夢空間】

滝仲間たちと、福島県いわき市にある美しい渓谷を訪ねてきました!

茨城在住のSさんのご案内で、滝ガール仲間のプラリネちゃん、りえさんと4人でお出かけしてきました。

ちょっと変わった名前の場所です。
まずね、最初わたし、読めませんでした。

ハイキングコース入り口の石碑。
四文字熟語みたいな格好いい名前です!

●背戸峨廊・せどがろ●
福島県いわき市小川町上小川江田。夏井川支流の江田川下流にある渓谷。背戸峨廊と名付けたのは、この地域出身の詩人、草野心平。渓谷は5kmにわたり、10以上の滝や淵が連続している。
来訪日:2017/9/24

地元の人がもともと読んでいた名前に、昭和の詩人、草野心平が漢字を当てたのだそうです。「背戸」は隠れたところ、「峨廊」は岸壁がそそり立っている様子を表現しているんだとか。なんだかロマンチックですね。実際に行ってみてわかったけど、名前負けしていない、本当に素晴らしいところでした…☆

滝ガール3人とも、ここは初めて。

なんでかというと、わりとしょっちゅう、登山道が通行止になってしまうから。今年7月から開通したんですが、このタイミングを逃すとまたいつ入れなくなっちゃうかわからない!ということで、茨城の滝ボーイSさんにご案内いただいてきたのです!

出発するなり、出迎えてくれたのは、大木。そしてサラサラ渓流〜!

いきなりテンションアップです。

この日、ラッキーだったのが、お天気がとてもよかったこと。いちいち、光の演出が素晴らしいんです。9月の下旬で、ちょうど涼しくなってきていたし歩きやすい。沢靴を履いてきているので、じゃぶじゃぶ川に入りますが、寒いってほどではないです。

ちなみに、純粋に滝を見にきたのはおそらく私たちだけで、あとは釣り人の方がチラホラ、といったところでした。

プライベート気分で、るんるん進んでいきますよ。

10分くらいで最初に看板が出てきた「廻り淵」

こちらです!

この「箱」っぽい形になる岩がこの渓谷の特徴です。急なところと緩やかなところが交互に訪れるから飽きない。最初の淵から興奮気味なんですが、まだまだ序盤です。

スタートから30分ほどで、次の滝も見えてきました!

「トッカケ滝」です。

先に3人が到着!

わたしもすぐにまいりまーす!

じゃーん。

トッカケ=はじめて、という意味だそうです。この渓谷、最初の滝で、一番落差のある滝です!20m弱といったところでしょうか。滝つぼは砂地になっていて明るい。激しく落ちたあとに、ゆるりと漂う。このコントラストがいいですねぇ。

近寄ってみると、また雰囲気が変わってきます。

イキイキ!!

最初の滝ですっかり元気をもらった私たち☆

でも、まだまだこの先がありますから、あんまりのんびりもしていられず。

滝の左側に、ハシゴが見えました。

なんだか、ちょっとハードな予感ですよね…☆ 実際、ここまでが入門編という感じで、この先は結構本格的なハイキングコースになっていきます。

どんな滝に出会えるか、ワクワク気分のままヨジヨジ登っていく滝ガールズ。

ワクワクしているとはいえ、気を引き締めていかないと結構怖いかも!

そして、登りきったところに、また次の滝が見えてきました!

こちらもすごーく素敵な滝です!

でも滝の名前は付いていないらしくて、この上にある淵「釜ん淵」下流にある滝だから、通称「釜ん淵下流の滝」とのことです。

滝に近づくためには、沢を渡っていくんですけど…

実はこの右手が、さっきのトッカケの滝のすぐ上流!

ちょっとこわごわ、滝を見下ろす感じで渡っていきます。

いい滝だー!

滝つぼの下はここも砂地なので、黄色に輝いてみえます。そこに滝が落ちて泡立っている部分に、光がさしたりして。美しいっ!

この滝ではもう一つ美しいポイントを見つけましたよ。

滝のそばにある、この木。

程よい水しぶきと光の具合で、苔のきらめきが美しすぎて…!!

こういうささやかだけど圧倒的に美しい風景ばかりが次々と現れるので、本当に飽きません。

きのこファミリー。

足元の揺らめきを見ているだけで、ニマニマしちゃいます。

水面に宝石がキラキラ輝く! お日様からの粋な演出です。

ん!
この影は、アメンボちゃんですね。

動画でも何気なく撮ってみたら、とっても素敵だった〜!

この間の背戸峨廊。何気なく足元を撮るだけで絵になる。 #背戸峨廊

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ただ、静かな渓谷にも、時折激しい風景が残っていて。
これは以前の台風の時の被害のようです。山の斜面からどさどさと倒木が落ちてきていて、未だにここに残っているのだそう。

さて、滝の続きです。

「不動滝」。草野心平は「三段すだれ」とも名付けたそうです。

渓谷の支流に落ちています。

こちら!

確かに!すだれのように女性的な滝です。
この日はそこそこの水量だったようですが、普段は枯れていることも多いみたい。

ここは滝の左側の赤い岩が特徴的でした。

さて、引き続きチャプチャプ沢を歩いていきます。

と、次の滝が見えてきます!

わーーーい!

こちら、中盤の見所!
「片鞍の滝」です。

末広がりのフォルムが美しい。
浅い滝つぼがゆらゆらと波打つのも、また素敵で…

いつまでも眺めていたい風景です。

Sさんは三脚を立ててバッチリ撮影!

滝ガールズも思い思いにふれあいます☆

もう…嬉しすぎて幸せすぎて。
しばらくまたぼーっとしてたんですが、まだまだ次があるぞということで。

さっきのトッカケ滝は左からでしたが、今度は滝の右側のハシゴを登っていきます。

…続く!

長くなってきてしまったので、また後編でご紹介しますね。